もうくたくたっすよ。
慣れない喋りで喉はカラカラ。冷や汗もタラタラ。
早く麦酒で潤さないと、干からびてしまいそう。
そんな気分だった。
この日、錦糸町で慣れない講演の仕事を終えたわたしとH谷川氏。
なんとかアップアップしながら1時間半の喋りを終えたわたしはとにかくもうその開放感からか、麦酒を体内に流しこみたかったのだ。
しかし、錦糸町の北口もだいぶ変わったもんだ。
あのいかがわしい雰囲気は跡形もなく、ホテルとデパートですっかり小奇麗になってしまった。アジア各国の会話がここあそこで聞こえてくるのは相変わらずだが、一応、町並みは秩序を保っている。
北口の駅近辺に「ビヤーレストラン こもと」と書かれたお店を発見した。
ビールが飲める店とは都合がいい。
しかし、ビアーではなく、ビヤーである。
お店に入ると右側のカウンター席にはニッカボッカーのおじ様たちが、ジョッキを手に持ち、談笑している。左側のテーブル席の一角にも職人風のおじさんが、やはり中ジョッキをかざしていた。
我々はお店奥のテーブル席に陣取り、生ビールを注文した。
店は夫婦できりもりしているようだった。
店内では14インチのテレビがゴールデンの乾いたお笑い番組を流している。
つまみは何があるか、カウンター上に手書きで書かれているメニューを見ていると、やけに「定食」という文字が目につく。
店の雰囲気はどう頑張っても「レストラン」じゃない。普通にある町の定食屋さんという趣。
少しすると、おばちゃんがお盆に生ビールを載せ、持ってきた。その際、H谷川氏は腹が減ったと「唐揚げ定食」を頼み、わたしも何かを頼もうとしたが、決めあぐねて、おばちゃんに「何がお奨めですか?」と尋ねたら、「全部おすすめよ」と切り替えされた。
しまった!「人気メニューは何か」と聞くべきだったか。
結局、決めかねていたわたしはカレーライスの大盛りを注文したのだった。(いやぁ、坪内祐三のようにカレーをつまみに飲んでみたかったのだ)
さてさて、ようやく待望の生ビールに手届く瞬間がきた。
H谷川氏と乾杯し、んぐんぐとビールを飲む。
ん?
何か、軽い、薄っぺらい味だぞ?ビール特有の甘みがないというか。
もう少し飲んでみるが、やっぱり様子が変だ。まるで発泡酒のようだ。いや、もしかして発泡酒を通り越し、もしや第三のビールかも。
おいおい、中ジョッキ1杯500円もするんだぞ。しかし、ホントにビール風飲料なのか、確信が持てない。
そういや、昔大門の居酒屋でモルツと謳った生ビールがどうも味が変だったから、「これビール?」と店主に何度も問い詰めたことがあった。その店主、顔を引きつらせ、「モルツですよ」と言い張っていたっけ。どうせ、聞いたところで、「そうです発泡酒です」などというわけがない。いや、しかしここで引き下がっても、これから入ってくるお客さんのためにもここは牽制しておいたほうがいいか、などと思案もしたが、ジョッキを飲み干すと、だんだんどうでもよくなってしまった。
ビール風飲料の税率引き上げの是非はともかくとして、政府諮問の税制調査会会長、石光弘氏の発言を思い出す。
「健全なビール文化をつくる」。
今、なんとなく分かったような気がします。
さて、カレーライスの大盛りである。
四角い皿に盛られたてんこ盛りのカレー。これは正真正銘のカレーだった。決してレトルトなんかじゃない。
うんうん。これは素朴でうまい。
最近、カレーブームなのか、やけに凝ったカレーが巷を賑わせている。
カレーは素朴な普通のカレーがやっぱ、一番だ。何故にカレーに2000円も払わなきゃいけない?それはそれでまぁよいのだが、カレーはやっぱ庶民のものでしょ。
どうなんです?CREA(文藝春秋)さん、ぴあさん!
結局、なんだかんだ言って、もう一杯生ビールをお代わりしてしまったっス。やっぱ、舌を通り超えれば、結局なんでもいいってことなのかな。
これもビヤーだから許される。
慣れない喋りで喉はカラカラ。冷や汗もタラタラ。
早く麦酒で潤さないと、干からびてしまいそう。
そんな気分だった。
この日、錦糸町で慣れない講演の仕事を終えたわたしとH谷川氏。
なんとかアップアップしながら1時間半の喋りを終えたわたしはとにかくもうその開放感からか、麦酒を体内に流しこみたかったのだ。
しかし、錦糸町の北口もだいぶ変わったもんだ。
あのいかがわしい雰囲気は跡形もなく、ホテルとデパートですっかり小奇麗になってしまった。アジア各国の会話がここあそこで聞こえてくるのは相変わらずだが、一応、町並みは秩序を保っている。
北口の駅近辺に「ビヤーレストラン こもと」と書かれたお店を発見した。
ビールが飲める店とは都合がいい。
しかし、ビアーではなく、ビヤーである。
お店に入ると右側のカウンター席にはニッカボッカーのおじ様たちが、ジョッキを手に持ち、談笑している。左側のテーブル席の一角にも職人風のおじさんが、やはり中ジョッキをかざしていた。
我々はお店奥のテーブル席に陣取り、生ビールを注文した。
店は夫婦できりもりしているようだった。
店内では14インチのテレビがゴールデンの乾いたお笑い番組を流している。
つまみは何があるか、カウンター上に手書きで書かれているメニューを見ていると、やけに「定食」という文字が目につく。
店の雰囲気はどう頑張っても「レストラン」じゃない。普通にある町の定食屋さんという趣。
少しすると、おばちゃんがお盆に生ビールを載せ、持ってきた。その際、H谷川氏は腹が減ったと「唐揚げ定食」を頼み、わたしも何かを頼もうとしたが、決めあぐねて、おばちゃんに「何がお奨めですか?」と尋ねたら、「全部おすすめよ」と切り替えされた。
しまった!「人気メニューは何か」と聞くべきだったか。
結局、決めかねていたわたしはカレーライスの大盛りを注文したのだった。(いやぁ、坪内祐三のようにカレーをつまみに飲んでみたかったのだ)
さてさて、ようやく待望の生ビールに手届く瞬間がきた。
H谷川氏と乾杯し、んぐんぐとビールを飲む。
ん?
何か、軽い、薄っぺらい味だぞ?ビール特有の甘みがないというか。
もう少し飲んでみるが、やっぱり様子が変だ。まるで発泡酒のようだ。いや、もしかして発泡酒を通り越し、もしや第三のビールかも。
おいおい、中ジョッキ1杯500円もするんだぞ。しかし、ホントにビール風飲料なのか、確信が持てない。
そういや、昔大門の居酒屋でモルツと謳った生ビールがどうも味が変だったから、「これビール?」と店主に何度も問い詰めたことがあった。その店主、顔を引きつらせ、「モルツですよ」と言い張っていたっけ。どうせ、聞いたところで、「そうです発泡酒です」などというわけがない。いや、しかしここで引き下がっても、これから入ってくるお客さんのためにもここは牽制しておいたほうがいいか、などと思案もしたが、ジョッキを飲み干すと、だんだんどうでもよくなってしまった。
ビール風飲料の税率引き上げの是非はともかくとして、政府諮問の税制調査会会長、石光弘氏の発言を思い出す。
「健全なビール文化をつくる」。
今、なんとなく分かったような気がします。
さて、カレーライスの大盛りである。
四角い皿に盛られたてんこ盛りのカレー。これは正真正銘のカレーだった。決してレトルトなんかじゃない。
うんうん。これは素朴でうまい。
最近、カレーブームなのか、やけに凝ったカレーが巷を賑わせている。
カレーは素朴な普通のカレーがやっぱ、一番だ。何故にカレーに2000円も払わなきゃいけない?それはそれでまぁよいのだが、カレーはやっぱ庶民のものでしょ。
どうなんです?CREA(文藝春秋)さん、ぴあさん!
結局、なんだかんだ言って、もう一杯生ビールをお代わりしてしまったっス。やっぱ、舌を通り超えれば、結局なんでもいいってことなのかな。
これもビヤーだから許される。
わたしは早々と家に帰り、ジンロで一杯やっています。
さて、今月の会合の場所はわたしが決めるので決定したらお知らせします。是非、ご参加下さい。
また、今回から当コメント欄に度々コメントを寄せて頂く今p氏も初参加する予定です。
Fさんのようにいろいろお店を知っている方がいれば心強いですねぇ。
ちなみにケチケチ団はボクが勝手に言っているだけで、会の名称は「ホッピー研究会」、略してホピ研です。どうぞ、よろしく!
フォーガーデン、店名の通りフォーの店ですが(笑)あのお店のカレーはわたしにとって新鮮な味でした。(自宅で真似して作ってます。)小洒落たお店なので奥様とデートにいいかもですよー。
是非わたしもケチケチ団に入れてください。
中途半端な創作ダイニングより大衆酒場!
てっきり神田に生活圏があると思っていました。
積木だったか、思い出せませんねぇ。なにしろ6年前ですから。そのお店は地下にありましたよ。
守備範囲が広いのではありません。高いお店(ケチケチ団だから)には行けず、下町や郊外に出なければいけないからです。
妻にフォーガーデンの話しをしたら瞳をキラキラさせていました。
もしや積木っていうお店ですかね(今朝確認しました)残念ながら入る機会は無さそうですが(笑)
熊猫刑事さんこそ京成船橋まで!
守備範囲が広いですね~~
Fさんの情報。なかなかコアですね。
わたしの持っている「カレーブック」(ぴあ)には掲載されていませんでした。これはいい情報です。妻はヴェトナム好きですから、行ってみます。(Fさんの情報を未だ活用しておりませんが・・・)
わたしの好きなアジアカレー屋は京成船橋駅近くのタイ料理「アユタヤ」ですねぇ。そうそうアジアカレーではありませんが、経済産業省内で食べたカレーも安くてボリューム満点でイケてました。
ちなみに浜松町の麻雀屋は金杉橋口出て徒歩30秒です。
わたしの超絶お薦めカレーは、また赤坂になりますが、南インドカレーの「MOTI」のマトンカレーとベトナム「フォーガーデン」のベトナムカレーです。両方とも赤坂から山王下に向かう通り沿い(右手)にありますので機会があったら是非食べて下さい!!
浜松町の麻雀屋って、思い当たる場所が一軒ありました…w
その彼、先日、友人と赤坂に出かけた折、「ここは安いよ」と韓国料理屋に入ったそうです。すると、一番安い肉類でも1800円。サンチュが一皿600円とのこと。
神田で培った精神では、ちと厳しいです。
しかし、ランチは別ですね。
一度、ランチの食べ歩きしてみたいなぁ。
しかも、高級クラブで雰囲気でも・・・・・。
そうそう、浜松町の行き付けに麻雀店のカレーランチがありました。雀卓で食べるカレーもなかなかいいもんです。
店の名前失念してしまいましたが、割と歩けば当たる感じでタイ料理と韓国料理にはありつけます。
赤坂で思い出しましたが、夜は高級クラブだという店までもがランチをやっていて、何故かラウンジでうどんを食べたことがあります(お冷にアイスペールが付いてきます 笑)
Fさんは超辛党のようですね。
タイ人に「馬鹿になるぞ」と言われるのって、相当なもんですよ。
ボクはせめて歌舞伎町の「バンタイ」くらい辛くないと納得いきません。
赤坂界隈は上品じゃないんですか?
なんか、イメージはぶってるような気がするのですが。
すみません!
上品過ぎないタイ料理なら赤坂界隈がお薦めです。それにしてもシンハーの価格設定はほんとひどいですよねーー。
ところでおめでたおめでとうございます!
元気な赤ちゃんが生まれますようにお祈りしております。
しかし、最近のカレーは高くていけませんね。我が、心のカレー屋は品川駅が改装されるまえにあったカレー屋、そして田町駅東口出口側の焼鳥屋さんのカレー。ともに、400円台でバカうまです!
そうそう、昨日の長野出張ではうまい酒にありつけませんでした。
明日から山口遠征だっ!!