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居酒屋から帰って、すっかり体が冷えた。これは一風呂浴びなければちょっと寝付けないかも。
「CANDEO HOTELS 茅野」の最上階には温泉があるという。「スカイスパ」と呼ばれる天然温泉。しかも男風呂にはサウナも付いているようだ。一度部屋に戻り、寝巻きに着替えて最上階へ。
風呂は意外にも立派だった。
近年はスーパーホテルやドーミーインなど、ホテルに温泉を設ける宿が少なくないが、いずれも風呂はおまけみたいなものだ。けれど、「CANDEO HOTELS 茅野」は決してそんなことはなく、浴場は広い。しかも、サウナまで付いている。風呂は決して添えものではなかった。ちなみに、同ホテルでは日帰り温泉のコースも設けられている。
しかし、その浴場。極めて寒かった。隙間風が入ってくるのか。寒い寒い。浴槽に入る前に体をしっかり洗うのは当然のことだが、その間、ぶるぶる震えながら、体を洗った。ようやく洗い終わり、浴槽へ。
ざぶんと乱暴に飛び込み、感じる至福の温もり。
あったかやぁ。
失禁しそうなくらいに気持ちいい。もちろん、粗相はしていないが、とにかく気持ちいい。泉質とか、そういうのは分からないが、とにかくもう最高だ。客は自分の他、一人しかおらず、ゆったりとした気持ちで風呂を満喫した。
一度、サウナに行ったが、軽く酩酊していることを思い出して3分で出た。
もう一人のニュウヨーカーは出入り口とは反対のドアを開けて、外に出て行った。
「おや、露天もあるのか」。
しかし、外は相当寒いはず。明朝にでも行ってみるか。
そう思い、風呂から上がった。
そして翌朝。
6時に起きて、すぐに風呂に行けばよかったが、ちょっとタイミングを外したことが命取り。朝飯をいただき、その後仕事にかかりっきりになってしまい、ついぞ露天には行けなかった。
後で、従兄弟から聞いた話しによると、露天からは朝焼けの八ヶ岳連峰が見え、それはそれは神々しかったという。
すごく損した気分になったのは言うまでもない。
新年おめでとうございます。
本年もどうぞ、この馬鹿なブログをよろしくお願いします。
この記事は昨年末のものです。今年はいきなり緊急事態が首都圏に出ました。風呂初めはいつになるやら。紀南巡りの記事、楽しみにしてますよ〜。