連絡がぱったり途絶えて3ヶ月になる。この夏は毎週のように台風が上陸しては、毎週のように草野球が潰れた。12月の声を聞き、今季ももう終わったのだな、と手ごたえのない後悔が残る。なにしろ今季は1試合。僅か3打席しかバッターボックスに立っていない。3打数1安打。打点ゼロ。昨年の最終試合、最終打席で左翼の頭上を越える三塁適時打を放ったことでなんとなく打撃の何かが掴めた気がしたため、今季はかなり打てた、のではと思い少し残念だ。
左打席に立つ機会が多い私にとって、まず念頭におくことは遊撃手の頭上をイメージして打つことである。そのためには右半身に壁をつくり、体が開かないよう、しっかり踏み込んで、ボールを呼び込みつつ、バットのヘッドが下がらないよう、叩くようにして打つ。バットを立てるようにして打てれば多少体が開いていても、タイミングをずらされてもボールを捉えることは可能だと考えている。
今季、262安打の世界記録を更新したイチローはこんなことを言っていた。
「力がある人はバットを立てなくてはいけないとか。立てても大丈夫だとか、そういう発想になるんですよ。でも、バットを立てる、そういう固定観念を排除しないといけないんじゃないか」(Sports Graphic Number 613号「262安打を打つために必要だったもの」Text石田雄太氏)。自身の打撃フォームが子供の頃のそれに戻ってきたことを実感したことに関しての一言である。
そういえば、86年ぶりにワールドチャンピオンに輝いたボストン・レッドソックスの4番打者デイビッド・オルティスもこう話している。
「私はメジャーで最初のうちはホームランをそんなに打てませんでした。それはいろいろな人が私のスイングではダメだから変えるようにアドバイスしてきて試していたからなんです。しかし、だんだんと経験で元のスイングに戻すほうがいいと思うようになりました。そうして、元のスイング、フォームに戻したらホームランが量産できるようになったんです」(Sports Graphic Number616号「バンビーノの呪いなど存在しなかったのです」Text鷲田康氏)。
追求していくその先にあるものはやはり原点なのだろうか。それは辿り着けるものしか分からない。
左打席に立つ機会が多い私にとって、まず念頭におくことは遊撃手の頭上をイメージして打つことである。そのためには右半身に壁をつくり、体が開かないよう、しっかり踏み込んで、ボールを呼び込みつつ、バットのヘッドが下がらないよう、叩くようにして打つ。バットを立てるようにして打てれば多少体が開いていても、タイミングをずらされてもボールを捉えることは可能だと考えている。
今季、262安打の世界記録を更新したイチローはこんなことを言っていた。
「力がある人はバットを立てなくてはいけないとか。立てても大丈夫だとか、そういう発想になるんですよ。でも、バットを立てる、そういう固定観念を排除しないといけないんじゃないか」(Sports Graphic Number 613号「262安打を打つために必要だったもの」Text石田雄太氏)。自身の打撃フォームが子供の頃のそれに戻ってきたことを実感したことに関しての一言である。
そういえば、86年ぶりにワールドチャンピオンに輝いたボストン・レッドソックスの4番打者デイビッド・オルティスもこう話している。
「私はメジャーで最初のうちはホームランをそんなに打てませんでした。それはいろいろな人が私のスイングではダメだから変えるようにアドバイスしてきて試していたからなんです。しかし、だんだんと経験で元のスイングに戻すほうがいいと思うようになりました。そうして、元のスイング、フォームに戻したらホームランが量産できるようになったんです」(Sports Graphic Number616号「バンビーノの呪いなど存在しなかったのです」Text鷲田康氏)。
追求していくその先にあるものはやはり原点なのだろうか。それは辿り着けるものしか分からない。
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