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中華さすらい 219 - ベストお粥 - 「安記」(横浜市中区山下町)

2024-11-26 21:00:22 | 今朝の味噌汁

横浜の鴨居で10時スタートの仕事が10時半に終わった。

余裕を見て、12時までスケジュールを入れていたが、仕事は呆気なくも30分で終了した。

鴨居駅に戻る途中、「急いで帰れば、13時から家で仕事ができるぞ」と思った。立て込んでいる仕事を少しでも片付けてしまいたいという欲求。

元々の予定は昼頃に仕事を終え、その足で中華街に行こうかと。その日はもう休みにしようと企んでいた。

どうすっかな。

でも、待てよ。せっかく横浜に来たんじゃないか。今日はもうゆっくりしてけよともう一人の自分が囁く。

金曜日は20時まで仕事をし、土日も2日間働いたじゃないか。元々、休む予定にしていたのだったら、焦ることはない。休み時間が2時間も増えて良かったと思えよ。

結局、その声で安心し、この日はもう昼から酒を飲もうと決めた。

2年ぶりの中華街。結局2023年は一度も来られなかった。

その2年ぶりの中華街で目指すお店は「海員閣」。以前から気になっていたお店。ところが、調べてみると開店は正午からという。石川町の駅に着いたのが11:15。これはもう今日もパスだな。

ならば、どこへ行こうか。いろいろ思索したが、久しぶりにお粥が食べたくなった。これはもう「安記」しかないな。

「中華さすらい」では3回目の登場。訪問は3年ぶり。

お店到着11:30。

店内には2名の先客。いずれも女子一人客。

良かった。まだ空いてた。

入口手前のテーブルに腰掛け、さてと、まずは紹興酒でもいただくか。つまみは、もちろん「ハチノス」。このお店では、グラスの紹興酒は、「老酒」という。という訳で「ハチノス」と「老酒」をオーダー。ところが、厨房から、「ホルモン、やってないよ」との声をきき、オーダー係の女性から、「ハチノスはないです」と言われた。売り切れなのか、メニューそのものがなくなったなか、定かでない。

「安記」の「ハチノス」、楽しみだったのに。

それならもう、本ちゃんに行くか。

「猪肝粥」(880円)。

読んで字の如く。

レバーのお粥。

レバーはあるらしい。

店員さんにお母さんの姿はなかった。何年か前、お母さんの昔語りを聞かせてもらっけ。台湾から出てきた話しとか、お粥の仕込みは早朝から始まるとか。まさか、お母さんが亡くなられたってことはないよね。

やがて出てきた「猪肝粥」。

やっぱ、お粥の香りが違う。

一口すくっていただくと、口に広がる中華粥。

マジうまい。

深い深い味。自分は「謝甜記」より、こっちの方が断然好きだね。長い歴史を超えてきた味わいがある。親から子へ。子からまた、子へ。何代も受け継がれてきた味がここにある。

思わず一気に平らげてしまった。

12時を過ぎたら、お店は一気に混んできた。

油条を追加しようと思っていたけど、やめてよかった。

次に行ける。

「海員閣」じゃないよ。

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