映画が終了したのが、21時40分。「さて、飲みに行くぞー」と池袋の盛り場へ。普段、酒を飲むのは夕方だから、こんな遅い時間の街歩きは新鮮だ。しかし、夜の池袋は危険な香りがする。
池袋には「かぶら屋」が7店舗もあって、そのうちのどこかに行こうと思っていたら、劇場を出たらすぐに「晩杯屋」があって、そこに入ることにした。入店は21時50分。下手すると、もう床に入っている時間だ。
お店に入って、興味深かったのが、若い客層が多かったこと。時間なのか、場所なのかは分からないが、自分の目の前にいた客は男一人に女子2人。20代前半の年頃。女子は声が大きく、卑猥な話しを積極的に展開していた。
自分は店員さんに、「ゴールデン」(290円)と告げた。すると、自分の右隣の客が、チラッと自分を見た。何か、感じるものがあったのだろうか。
店員さんは外国人だった。だが、客あしらいがうまい。自分が、「マカサラ」と「チーズカリカリ」を頼んだら、チーカリは品切れになっており、店員さんは、「塩チーズ」をお勧めしてきた。なかなか、営業トークがうまい。思わず、「じゃ、それで」と返してしまった。
自分を一瞥した右隣の客は、おっさんだった。どうにも常連さんらしく、店員さんとも仲がいい。その話しによると、どうもこの後仲間が数人ほど合流するらしい。もはや夜も22時をすぎたが、彼らの夜はまだこれかららしい。
「ゴールデンチュウハイ」を一杯だけ、おかわりして、店を出た。お会計は1,000円札でお釣りがきた。「晩杯屋」はもう、立ち飲みとしてほ魅力は乏しい。自分が変わったのか、チェーン化した「晩杯屋」が変わったのかは分からないが、どうにもワクワク感をもう感じない。
さて、西口の中華を食べて、帰るとするかと西口に移動。いろんな店を物色したが、店が混雑していたりして、なかなか入れる中華がない。また、中華が進化しすぎて、ほとんどネイティブな店と化しているケースも多く見られた。おおいに興味がそそられたが、頼み方が分からない。30分ほどさすらって、結局帰宅することにした。不完全燃焼だったが、まぁ仕方ないかな。
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