つい先日、田町の立ち飲み屋を見過ごしていたことが発覚したと思ったら、もうひとつ、そんな店を見つけてしまった。
慶応通り商店街にたたずむ「一心」という店である。しかも、この店、意外に古そうである。何故、今まで気づかなかったのか、自分の目の節穴ぶりに愕然としてしまう。もしかすると、今まで見過ごしてきた店も、たくさんあるのだろうと考えてしまうのだ。
ただ、ひとつ言い訳させてもらうと、ボクはほとんど立ち飲み屋をネット検索しない。全く今まで、しなかったわけではないが、ほとんどは自分の足で探してきた。漏れてしまう店があるのは、仕方ないと思っている。そうやって、探し当てた店は、やはり何かの縁だと思って入店させてもらう。今回も、店を発見し、さて入ろうかと思ったら、店の入口は空いているのだが、どうも様子が変だった。中を覗くと、店は暗く、まだ営業前のようだ。
時刻は17時ちょうど。そろそろ、開店するだろうと、店の外で待っていたが、店側に動きはない。30分ほど待ったが、店は開かず、短気なボクは、この日の入店は諦めた。
その翌日、リベンジに出かけた。
17時過ぎに店に着くと、また店は開いていない。もしかして、18時開店なのかと食べログにアクセスすると17時開店とある。
何故、店は開かないのか。
ボクは一回り、散歩することにした。
田町を歩き感じたのは、意外に立ち飲み屋が多いことである。新橋の立ち飲み屋の多さが特異的であって、目立たないが、田町も10店舗もある。もう、閉店してしまった店もあるが、現在、「一心」を含めると9店舗もある。しかも、全部が個性派揃いである。
しばらく、街をぶらつき、「一心」に戻ると、店は開いていた。時刻は1755分だった。店に入ると、すでに2人の客が酒をあおっていた。
カウンターに立ち、メニューを仰ぐ。白板にびっしりとメニューが、細かい字で書かれている。すごいスケールだ。
魚は刺身、焼き物、やきとり、そして一品ものまで、豊富にある。このスケール菅は、駅前の「やまとや」よりも素晴らしい。
「ホッピー」と「ポテトサラダ」(280円)を頼んだ。肴も安価だ。これは、ご機嫌である。
「ポテトサラダ」も手作り。そして、うまい。
隣に立つ、おっさんのオーダーの仕方が、いぶし銀だった。燗酒に「エイヒレ」(150円)と「たこぶつ」(250円)。
渋い。
ボクは「ナカ」に「赤ウィンナー」(350円)。「深夜食堂」のように、タコの形で出てこなかったものの、「赤ウィンナー」は懐かしい味である。
いぶし銀のおっさんは、燗酒を一杯追加して、店を後にした。手馴れたものである。多分、ただ者ではないだろう。
100種類程度のメニューを扱うわけだから、準備も大変なのだろう。開店時間が変動するのも無理はない。
こんにちは。
こちらにコメントを寄せてくださり、ありがとうございました。
みずっちさんのバイタリティ、アクティブさを少しでも見習いたいと思います。
みずっちさんの今後はインスタとfacebookにて拝見すればよろしいでしょうか。なんとか探してみます。
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とても嬉しかったです(*^^*)
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