以前から作りたかった、「台風焼きそば」、もといタイ風焼きそばの「パッタイ」。
アジアン食材屋さんから、平打の米麺を買って備えていた。
バンコクで、よく食べたな。「パッタイ」。暑くて食欲がなくなってくると、「パッタイ」が重宝した。店によって、辛い店とマイルドな店があって、そういう味の違いを発見したりするのも楽しかった。
今回はワタナベマキさんのレシピから。
でも、作り始める前からいきなり失敗した。せっかく買い物に行ったのに、干しエビを買うのを忘れてしまったのだ。
タイやマレーシア料理では、よくエビのエキスが使われる。この干しエビは極めて重要な食材なのだ。とりあえず、エビのエキスは、カピで代用した。しかし、なんてさいさきが悪いと思っていたら、その後更に大失敗。
平打の麺のことをセンレックというのだが、このセンレックの量を間違えて、ほぼ倍のセンレックをゆがいてしまった。
ものすごい量のセンレックに呆然となる熊猫。
はじめてする料理はだいたい失敗をする熊猫。そうそう、「冷汁」のときもそうだった。
次回こそおいしい「パッタイ」を作るぞ!
そして、その晩につくったのが、ふらいんぐふりーまん師のブログに掲載されていた「とうもろこしの揚げ浸し」。
どうやら、師の友人の料理人がブログで紹介したレシピをふらいんぐふりーまん師がこしらえたというもの。
まず、簡単にできるというのが素晴らしい。
とうもろこしを縦横4等分に切り、片栗粉をまぶして揚げるだけ。タレは醤油にみりん、砂糖を適当に混ぜて、揚げたとうもろこしに浸す。
これで、出来上がり。
家族みんなが「おいしい」を連発。
「パッタイ」の失敗を帳消しにしてくれた。
とうもろこしって、どうも食べるのが難儀だから、あまり好んで食べないのだけれど、これは食べやすいし、夏っぽいし、素晴らしい。
ボクの乏しい料理メニューに新たな一品が加わった。
実家の方々にも大好評だった。簡単なのにホント美味いんだよなあ。やっぱ料理人は、素敵なレシピを知ってるなあと感心したよ。
揚げてるからか実が綺麗に取れるのも素敵だよなあ。師のご家族にも好評だったようで良かったよ。
間違えた。
簡単だし、うまい。
さすが、京都の料理人だよ。
定番レシピにしたいけど、とうもろこしが簡単に手に入らないんだよ。