ライダーたちが次々にやってきては、バイクの話題をする。
スタンディングだけの小さな空間。
「モーターサイクルショー」のステージ横に設けられた特設のコーヒーショップは、BS11とタリーズコーヒーのコラボレーションである。
「笑うんだったら爆笑。泣くんだったら号泣」とBS11のウサギがモニターの中から歌う。
中野真矢さんのアパレルショップ「56デザイン」が手掛けた店のデザインは、どうってことないが、店のロゴマークはかなりいい。
バイクとコーヒー。
それぞれ違うものだが、似ている。
自分の好みを探し、自分で工夫し、自分で楽しむ。
そうすることで、両者ともこだわりのものになっていく。
バイクのエキゾーストノートとコーヒーの薫り。
バイクとコーヒーのテイスト。
一杯のコーヒーに、その深さを感じてしまう。
チェーン系では、タリーズコーヒーのブレンドがいちばんいい。すっきりしていて、酸味もほどよい。ドトールコーヒーは、やや濃すぎるが、タリーズはちょうどいい。
そして、特設のコーヒーショップという儚さが、ボクに非日常を感じさせてくれる。
そう、バイクは非日常への扉なのだ。
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