4ヶ月ぶりの熊本。つい、こないだ来たばかりのような気もするが、何回来ても熊本はいい。大好きな街である。
会が終わり、メンバーで、いつもの店舗、「夜明けの里」へ。こちらは会のメンバーのお店である。店に着くと、店名が変わっていた。
「花みづき」。
思い起こせば、「夜明けの里」に初めて来たのが約12年前。あれから、長い年月が過ぎた。きっと、お店もリニューアルのタイミングだったのかも。
かつてのお店では、熊本の地鶏、「天草大王」を使った料理を出してくれる店だった。経営者が手塩にかけて、地鶏を育てていたのだ。
「花みづき」は、一般的な居酒屋になっていた。
お座敷に上がり、テーブルにつくやいなや、料理が運ばれた。「お刺身 3点盛り」。ウェルカムドリンクは、酒でなく「マンゴージュース」。経営者は、マンゴーも育てているのだ。
「マンゴージュース」はかなり濃厚だった。しかし、これから酒を飲む直前に飲むものではない。口の中が甘ったるくてなってしまった。
まずは、「生ビール」で、口の中をリセットしなければならない。
次に運ばれてきたのが、「馬刺し」。海の幸、山の幸に恵まれた熊本ならではの料理である。かつては、「天草大王」の鶏刺しもあったが、今はないようだ。
しかし、「馬刺し」の盛りがすごい。見よ!このてんこ盛りを。
けれど、恐らくこの大盛は、メニューにはないと思う。知り合いだからということで。
そして、「一文字ぐるぐる」。
この酢味噌がたまらないんだよなぁ。
飲みものは、米焼酎。もちろん「白岳」を、お湯割りで。郷に入れば郷に従え。地物には、地元の酒で。これ常識。焼酎は、麦、芋、米と揃えている。さすが九州。なんでもござれだ。
「白岳」をゆるゆるとやりながらの「馬刺し」は、最高だった。思わず、4人でペロリと平らげてしまうと、また同じ量の「馬刺し」が運ばれてきた。いや、誰も追加していないのだが。
しかし、それでも我々は、箸を運び、また同じように「馬刺し」をつまむのである。
「馬刺し」は、やっぱウマいな。