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居酒屋さすらい 1938 - 和食とお酒 - 「旬和膳きゅう」(品川区上大崎)

2022-08-22 22:02:10 | 居酒屋さすらい ◆東京都内

J社のM永さんから、食事の誘いをいただいた。自分より僅か2歳上だが、やり手の凄腕の人。雲の上とまではいかないが、業界に顔がきき、その影響力も大きい。光栄なことだが、複雑な気持ちだ。

指定された場所は目黒駅近くの「旬和膳きゅう」というお店。金曜日の18時半に出かけたのだった。

M永さんの側近であるSうさんとi川さんが同席され、会はスタートした。M永さんは下戸というのは、知っていて、彼は「梅ジュース」をオーダーした。しかし、「梅ジュース」ってなんだろう。I川さんは、「生ビール」、Sうさんは、炭酸入りの日本酒をオーダーされた。

「熊猫さんは?」

う〜ん、どうしようかなぁ。こういう席って、遠慮せずにガンガンいった方がいなかな。実は今、J社と進行中の仕事があって、なんだか怖いお願いをされるような気がする。ガンガン飲んで、気持ちよくなっちゃって、怖いお願いを受けちゃうことだけは避けたい。

「Sうさんと同じもの、いただきます」。

咄嗟に口に出たのがその言葉だった。日本酒の炭酸。スパークリング清酒。

昔、一度コンビニで買ったことがある、「大関」のスパークリングを。なんだか、あまりおいしくなかったような気がする。

そして今回。やめておけはいいのに、「同じもの」でオーダーしてしまったスパークリング清酒は、昔飲んだほどではないにしろ、やはりイマイチだった。

続いて、今度はI川さんにあやかって、「ハイボール」にした。これも自分は好んで飲まない酒である。

食事が和食なので、「ハイボール」は正直、合わないかと思っていたが、実はかなりおいしかった。へぇ、たまには「ハイボール」も飲んでみるべきだ。食事はコース料理で、次から次へと料理が運ばれてくる。その一つひとつを画像に撮ってないから、全て失念したけれど、かなり手間をかけた料理ばかりである。

M永さんが、すごいのは夜中だろうが、朝だろうが、何時でもメールが来るのである。

「一体いつ寝てるんですか」。

それには答えず、こんなことを言った。

「風呂から上がると、仕事したくなる」。

やっぱ、すごいよ。この人。

お酒を飲まないというのも、夜中に活動的になる理由だろう。自分なんか、お酒を飲んだ途端に眠くなる。これじゃ、この人には一生勝てない。

「ハイボール」を飲み干して、次は「生ビール」にした。すると、SうさんもI川さんも驚いた。

「戻るの?」と。

自分にとって、これは普通だった。へべれけになってはいけないと、日本酒を固持していたから、飲むものがなくなり、「生ビール」にしたのだった。ビールは、「スーパードライ」。まずまずかなと思う。あまりホップが強いとせっかくの「和食」をダメにするが、ドライなら及第点。旨い。

 

会が終了したのが、22:30。いやぁ、長丁場だった。

疲れたが、実のある話しを聞くことができた。恐ろしいお願いは杞憂だった。収穫は和食とお酒とのマリアージュ。お酒と料理を楽しんだ夜だった

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