![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/16/6630cf30a204f7e8ccf4675d9afa8692.jpg)
インドで3か月ほど過ごしたことがあるが、一度も「キーマカレー」なるものを見かけたことがなかった。
もっとも、サモサの中身にひき肉が使われているものがあったから、庶民的なものであろうことは想像できるが、それにつけても「キーマカレー」というものを見たことがない。そもそも、インドには「カレー」という概念はないから、「キーマカレー」なんてものは元々存在しないのかもしれない。
日本で「キーマカレー」はひとつのメニューとして確立された。だが、牛や豚のひき肉が使われている。これはもう独自の進化を遂げたといえるだろう。だって、インドでひき肉は鶏かマトンである。牛のひき肉はもっての他だ。
「キーマカレー」には水分は必要か。つまり、ぽろぽろのキーマか。ひたひたのキーマか。
ボクは「キーマカレー」なるものを今まで食べたことがなかった。つい最近まで「キーマカレー」とは玉ねぎのカレーかと思っていたほどである。
ひたひたの方がインドっぽいな。と思って、水気が多いものを作ろうと思ったら、ぽろぽろになってしまった。
参考にしたレシピは水野仁輔さんのもの。「カレ~番長」である。
ホールスパイスにはクミンシード、カルダモン、シナモンスティック、クローブ。
一応、レシピ通りに入れたけれど、著しく黒くなった。焦げてしまったのである。これも水気が少なかったから。
これが反省である。
まだまだ修行がたりないな。(笑)
なお、キーマカレーには俺もインドで出会ったことはないなあ・・・。サモサがキーマカレーだと考えると、むしろインドのキーマカレーは汁気が少ないんじゃないかな。ウィキペディアにもインドのキーマカレーは、いわばドライカレーとあったし。
日本のキーマ(ひき肉)カレーは、日本の「カレー」と同じく、日本独自にアレンジされてきたんだろうね。
ダメっぷりをカミングアウトするのが、このコーナーの狙いだよ。
だって、全然レシピについて書いてないし。
しかし、キーマカレーって不思議だね。名前はインドっぽいのに、ルックスはインドっぽくない。
あぁ、師のカレーが食べたいよ。
なお、通常のスパイスカレーはガンガン作ってるぞ。こっちは、少しは修行の成果が出ているかも。
やっぱり、料理は数をこなさないと上達しないね。
俺らは実際にインドで食ってるからキーマカレーでインドをイメージはしないけどね。
ちなみに、俺の方はそんなにカレー作ってないなあ・・・。
先日、久しぶりに作ったけど、イタリアン的な自作トマトソースを元にしたトマトベースカレー。クミンとコリアンダーシードを多めに入れて作ったら、結構なインドカレーっぷりに仕上がったよ。
最近、インド風にする決めては「大量の油脂(植物油やバターなど)」と、クミンの使用量なんじゃないかと凄い思うよ。
ちなみに、師が言うとおり料理は数だね。やってるうちにどんどん上手になるよ。
まあ、料理でもスポーツでも勉強でも何でもそうだけどね。
そうだ、うちにカレー食いに来いよ!師よ!!!
京都にカレーを食べに行く。
なんて素敵なキャッチコピーだろう。
そろそろ、出張入れるかな。