上野であんみつをいただき、そのまま赤羽へ。
そしてP社との打ち合わせを終え、夜の街に出た。
どこへ行こうかな。
全くアイデアなしだが、まずはいつもフラれる立ち飲みへ。
「順貴」。
ある時は休業、ある時は貸し切り、いつも何かしらの理由で、未だに未訪問。さて、今宵はと思って行ってみたら、またもや休業だった。赤羽、永遠の宿題。
仕方ない。もう一つの宿題に行くか。
かつて十条にあった「三忠食堂」である。料理も酒も抜群においしかった「三忠食堂」は十条駅周辺の区画整理で閉店した。けれど、失望してはいけない。「三忠食堂」はまだ赤羽にもあるのだ。駅西口、お店に行ってみたら、満席だった。赤羽のお店は狭すぎるのだ。
なら、あの店に行ってみるか。
赤羽の「ほていちゃん」、「文月商店」。
看板は赤星の「ほていちゃん」仕様。ベースが「ほていちゃん」だから、大きな失敗はないだろう。
19時ちょうどの店内はそこそこ混んでいたが、カウンターにはまだ空席があった。そのカウンターに腰掛け、まずは「ホッピー」白をオーダー。
セット、420円はまずまずだが、「中」280円はちと高い。ただ、「中」2杯おかわりして計980円(税込)ホッピー指数的(千円以内)には及第点である。
ただ、店内は「ほていちゃん」ぽくなかった。立ち飲みコーナーもないので、割引もなければ、サッポロ赤星大瓶が440円で飲めるサービスもない。メニュー表も「ほていちゃん」仕様ではなく、独自のものを採用しているようだ。
さて、まずは「ポテトサラダ」(380円)からいくか。そして焼き物も今のうちに頼んでおこう。「ハラミ」(110円)とレバー(110円)を2本ずつ、タレで。
やがて出てきたポテサラは「ほていちゃん」のそれに似ていたが、微妙に色が違う気がする。「ほていちゃん」は黄色っぽく、トップに乾燥パセリがまぶされている。一方、「文月商店」のは色がやや黒い。クルマでいえばルノーホワイトな白さ。ということはこのポテサラはセントラルキッチンで提供された訳ではないのか。道理で値段も高い。手作り感があって、どっしりと重みのあるポテサラだが、380円はちと高い。
そして出てきた焼き物もあまり見栄えがよくない。身は小さいのだが、1本110円を考えればこんなものかなとも思う。「ハラミ」だけ頼んで様子をみれば良かった。結局、焼き物を核にして料理を組み立てていこうと思ったが、ちょっと期待はずれ感あり。ただ、これだけではお腹はいっぱいにはならず、最後の頼みの綱に「チューリップ」(380円)をオーダーした。
結果的に、これが一番おいしかった。
水準的に、値段設定が高めだ。
お会計してレシートをみたら、席料として100円徴収されていた。結構がめつい店だと思う。
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