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居酒屋さすらい 0708 - センマイの煮込み150円 - 「立呑処 なごみ」(さいたま市大宮区大門町)

2013-12-30 12:18:12 | 居酒屋さすらい ◆立ち飲み屋

東武野田線を降りて、大宮駅に戻ってきた。
七里と岩槻の駅は閑散としており、とても立ち飲み屋があるとは思えなかった。
牧歌的な東武線の雰囲気とはうって変わり、大宮駅のエキュートは多くの人で賑わっている。
大宮駅で降りてみようと思った。
京浜東北線、北の終着駅。
立ち飲みラリー京浜東北線編は、この時点で西川口だが、16時を過ぎた遅い昼ごはんを食べようと思ったのである。

東口に出て、賑やかな通りを歩いてみた。
駅から伸びる商店街は少しうらぶれている。駅の巨大な商業施設が地元の商店街の経営を圧迫するというジレンマ。
この北の玄関はその典型例かもしれない。
この商店街にはなにもなさそう。
1本裏の路地に入り、駅の方に戻ってみると居酒屋が多くなってきた。
これはありそうだ。絶対あるだろと確信した瞬間、立ち飲み屋は見つかった。

「なごみ」。
伝統のありそうな店構え。かなり期待が持てる。
店頭の看板にはつまみと価格が大書されている。そのほとんどが200円らしい。
暖簾をくぐり、現れた空間は立つ人と座る人が入り混じる変わった空間だった。
まずは、店をぐるりと見回し、どこに立つか、どのようなシステムかを瞬時に判断する。

どうやら、システムはキャッシュオンセルフ。
つまり、カウンターに自ら酒とおつまみを取りにいく方式である。
座る人のエリアを避け、やや空いているエリアにポジションをとった。
見渡すと17時前に飲む御仁は平均年齢が高い。どの御仁もややゴロツキのような風体だ。

ビールは瓶と生の両方を用意している。銘柄はサッポロ。
瓶が400円、生は350円。
ボクは生をもらった。
つまみは「ふき」(150円)と煮込み(150円)。
ニコビー指数は500。
これは後で分かるのだが、埼玉は赤羽の影響をかなり受けている。つまり、赤羽「いこい」「喜多屋」のワンコイン、ニコビー指数500を意識する立ち飲み屋が多いのいだ。
しかも、この「煮込み」、シロではなく、センマイが多く入っている。
これは意外だったし、食感も味付けも最高だった。
おいしい。

最後に「チューハイ」(200円)を2杯と「大阪焼き」(200円)で締めた。
これでたったの1,100円。
まさにセンベロ。
赤羽以北の立ち飲み屋はこれだから楽しい。

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