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居酒屋さすらい 0573 -センター?こじんまりとした立ち飲み- 「西荻串かつセンター 穴熊」(杉並区西荻南)

2012-09-14 12:51:52 | 居酒屋さすらい ◆立ち飲み屋

三鷹での仕事はタバコの煙に延々3時間もまかれ、喉がイガイガしてきたものだから、どこかで喉をアルコール消毒しようと思い、西荻窪で降りることにした。
西荻のあの雰囲気を味わいたかったのだ。
昭和の灯りが点るようなやや薄暗い小道。まだ、行けてない立ち飲み屋があったはずである。
「西荻串かつセンター 穴熊」は改札をくぐってすぐ。
「センター」なんて大げさすぎるほどの小さな店舗。
知らない人がお店の名前を聞いたら、どんだけ大きな店を想像してしまうだろうか。
ともすれば、ビルを想像してみたり。
でも、実際はカウンターだけの小さな店舗。
「串揚げ」とは言わず、「串かつ」というところが憎い。
マスターは関西のご出身なのだろうか。
加えて、この「穴熊」という屋号も謎だ。
将棋好きのマスターなのだろうか。

生ビールはプレミアムモルツ。
串かつは120円から。
「豚バラ」「牛カツ」といった定番ものから、「れんこん」「ピーマン」といった野菜もの。
そして、「いか」や「あさり」といった海鮮ものは160円。変わったところでは、「スパム玉葱」(190円)た「生八橋」というものまである。
しかし、「生八橋」って。
一体、どんなんだ。

まずは「豚バラ」から。
うん。
ころもはきつね色。カラッと揚がってはいるものの、少しころもが固いのはちょっと幻滅。
「豚バラ」も少し固い。
2本目は「レバカツ」(120円)。
やはり、ころもが固い。ころものさじ加減は難しい。やわらかすぎるとベチャベチャになるし、固すぎると、噛むのに難儀する。
揚げ方の問題もあるかもしれないが、このあたりは熟練の技ということになるだろう。

このブログで何度も紹介しているように、東京の4大串揚げは三田の「たけちゃん」、北千住の「天七」、新橋の「へそ」、そして十条の「龍馬」である。
レベル的には残念ながら、ここまで達していないというのが熊猫の評価である。

ともあれ、決しておいしくないわけではない。
3本目に食べた「にんにく」はホクホクとしておいしかったし、4本目の「チーズベーコン」も創作系としては申し分がなかった。

しかし、串揚げとモルツって合わないと思う。
ホップの香りが強すぎるのだ。串揚げを出すお店は、そういう点も考慮に入れて欲しいところである。
とはいえ、ハイボールはさっぱりとしていて串揚げには合うから、実際のところはプレモルを入れてしまうのも致し方ないところなのだけれどね。

頑張ってほしいお店である。
また、1年後に行ってみようかなと思う。

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