名古屋出張は大抵日帰りだから、仕事が終わると慌しい。大体が駅ビルの中のきしめん屋で生ビールを飲みながら、きしめんを食べて新幹線に乗り込むのが常だ。
だが、この日はたまたま時間があったもんだから、駅ビルの中をうろついてみることにした。
すると、なんと「世界の山ちゃん」の立ち飲み屋を発見した。これは入らない手はない。
時刻は15時半をまわったばかり。だが、店はもう開いている。
店に入ろうとしたところを店頭の会計のお姉さんに呼び止められた。どうやら、先にチケットを購入するらしい。チケットを購入しようと財布に手を伸ばすと、現金がないことに気がついた。今から金をおろしにいくのも時間がもったいないなと思い、レジを見やると、カード会社のマークが入ったボードが目に入った。どうやら、カードが使えそうである。
そこで、ななんと熊猫は、「居酒屋さすらい」史上初めてとなる、立ち飲み屋でカード決済という離れ業を成し遂げることになる。
チケットを受け取り、次は立ち飲みコーナーの入り口で、これまた違う店員に注文とチケットを渡すのである。
ここがこの店の慌しいところである。なにしろ、メニューを決める時間がない。その入り口部分のところには辛うじてメニューカードがあるのだが、選んでいる時間はなく、雰囲気的に「早くしろ」感が漂っているのである。
わたしは瞬時に目に飛び込んできた「晩酌セット」なるものを頼んだのである。
まだ、晩酌の時間には程遠いながらも、妥当なチョイスでその場面を切り抜けたのだ。
晩酌セットの内容は「幻の手羽先」が2ケ、「味噌串カツ」が2本、そして枝豆と生ビールである。
生ビールはスーパードライ。ジョッキには、あの「山ちゃん」ブランドのオリジナルキャラクターが描かれている。
早速、「幻の手羽先」を食べてみる。
うむむ、相変わらずスパイシー!ちょっと辛すぎのこの味はまさに「世界の山ちゃん」の何ものでもない。
ちょっと痩せた感じの手羽先。もう少し肉があってもよさそうなのにと思いながら、こびりついたと表現してもいい手羽の肉をほおばる。
ビールはあまり冷えていない。そればかりか、やや泡のほうが多い注ぎ方をしている。これはちょっといただけない。
しかし、「味噌串カツ」はさすが、名古屋!
正直言えば、大阪式のソースの串揚げのほうが好みなのだが、たまにはこの味噌風味も悪くはない。
ビールをおかわりした。
単品の生ビールの中は500円。
これはちょっと高いと思った。
多分、駅ビルのテナント料がONされていると思う。
「海老天むす」(400円)「山ちゃん風海老ふりゃー」(500円)など、名古屋メシがラインナップされているが、結局「どて煮」にした。想像どおり、やっぱ甘い。
近年、東京でも「山ちゃん」の店舗を見かけるようになった。
新宿、神保町、岩本町。
そのうち、立ち飲み屋の「山ちゃん」も出店されたりして。
串揚げの立ち飲み屋が増えている中、手羽先を食べさせてくれる立ち飲み屋があってもいい。
期待してますよ!
「山ちゃん」!
「世界の山ちゃん」の過去ログ
居酒屋放浪記NO.0111 ~これがワールドクラスなのか?~「世界のやまちゃん 」(名古屋市中村区)
だが、この日はたまたま時間があったもんだから、駅ビルの中をうろついてみることにした。
すると、なんと「世界の山ちゃん」の立ち飲み屋を発見した。これは入らない手はない。
時刻は15時半をまわったばかり。だが、店はもう開いている。
店に入ろうとしたところを店頭の会計のお姉さんに呼び止められた。どうやら、先にチケットを購入するらしい。チケットを購入しようと財布に手を伸ばすと、現金がないことに気がついた。今から金をおろしにいくのも時間がもったいないなと思い、レジを見やると、カード会社のマークが入ったボードが目に入った。どうやら、カードが使えそうである。
そこで、ななんと熊猫は、「居酒屋さすらい」史上初めてとなる、立ち飲み屋でカード決済という離れ業を成し遂げることになる。
チケットを受け取り、次は立ち飲みコーナーの入り口で、これまた違う店員に注文とチケットを渡すのである。
ここがこの店の慌しいところである。なにしろ、メニューを決める時間がない。その入り口部分のところには辛うじてメニューカードがあるのだが、選んでいる時間はなく、雰囲気的に「早くしろ」感が漂っているのである。
わたしは瞬時に目に飛び込んできた「晩酌セット」なるものを頼んだのである。
まだ、晩酌の時間には程遠いながらも、妥当なチョイスでその場面を切り抜けたのだ。
晩酌セットの内容は「幻の手羽先」が2ケ、「味噌串カツ」が2本、そして枝豆と生ビールである。
生ビールはスーパードライ。ジョッキには、あの「山ちゃん」ブランドのオリジナルキャラクターが描かれている。
早速、「幻の手羽先」を食べてみる。
うむむ、相変わらずスパイシー!ちょっと辛すぎのこの味はまさに「世界の山ちゃん」の何ものでもない。
ちょっと痩せた感じの手羽先。もう少し肉があってもよさそうなのにと思いながら、こびりついたと表現してもいい手羽の肉をほおばる。
ビールはあまり冷えていない。そればかりか、やや泡のほうが多い注ぎ方をしている。これはちょっといただけない。
しかし、「味噌串カツ」はさすが、名古屋!
正直言えば、大阪式のソースの串揚げのほうが好みなのだが、たまにはこの味噌風味も悪くはない。
ビールをおかわりした。
単品の生ビールの中は500円。
これはちょっと高いと思った。
多分、駅ビルのテナント料がONされていると思う。
「海老天むす」(400円)「山ちゃん風海老ふりゃー」(500円)など、名古屋メシがラインナップされているが、結局「どて煮」にした。想像どおり、やっぱ甘い。
近年、東京でも「山ちゃん」の店舗を見かけるようになった。
新宿、神保町、岩本町。
そのうち、立ち飲み屋の「山ちゃん」も出店されたりして。
串揚げの立ち飲み屋が増えている中、手羽先を食べさせてくれる立ち飲み屋があってもいい。
期待してますよ!
「山ちゃん」!
「世界の山ちゃん」の過去ログ
居酒屋放浪記NO.0111 ~これがワールドクラスなのか?~「世界のやまちゃん 」(名古屋市中村区)
略して晩同。
晩酌セットを設ける居酒屋ってけっこう多いですね。
家族がいる者にとっては、いいセットです。家に帰ればご飯が用意されているものの、ちょっと飲んで帰りたいというときに、晩酌セットは重宝します。
店によっては、セットの存在が分かりにくいものや、セットの内容が複雑なものがありますね。
今後もよろしくお願いします。
君は 晩酌で 帰れるだろうか?