「豚娘」を出て、わたしは銀座線に乗った。
妻と子がいない最後の1日にわたしはどうしてもしておかなければならないことがあったのだ。
末広町の駅で降り、中央通りを秋葉原方面へ。
宵の口を過ぎると多くのメイドさんがチラシを配っている。
わたしはそれを1枚1枚貰っては、精査して店を物色した。
メイドカフェといっても様々なシステムがある。
チャージが高い店、或いは安くてもドリンク類が高い店など。
お目当てのメイドさんがいればそれに越したことはないが、いかんせんメイドカフェに行くのは初めてである。
わたしは、電気街まで歩き、貰ったチラシを元に吟味して、「めいどりーみん」に入ることにした。
チャージが500円と安価だったからである。
入口のメイドさんに声をかけると、わざわざ店まで案内してくれた。
この子がかなり可愛かった。
だが、案内役は店頭まで。
そこからのナビゲート役はまた別のメイドさんになった。
そのメイドさんが話す店の注意事項によると、
入国料は1時間「500どりーみん」。
どうやら、店内は異国になるらしい。「どりーみん」とはこの国の通貨を指しているらしく、1どりーみんは=1円という。両替をする必要はなく、円がそのまま使えるようだ。
500どりーみんを払って国境を越える。
店舗内はカウンター席とテーブル席、そしてちょっとした団体用の小上がりに分かれている。
一人で入国のわたしは当然ながらカウンター席に案内された。
案内役のメイドさんはロウソクを持って席へと案内。
席につくとロウソクを点した。
これはどうやら儀式らしい。
おとぎの国へ来た、ある意味の儀式のようだ。
わたしはメイドさんに「生ビール」(580円)を注文した。
そうなのだ、ここはカフェといってもお酒のメニューも豊富である。
ジントニック、モスコミュールをはじめとするカクテル類は650円。
焼酎も「鍛高譚」をはじめ、数銘柄がワンショット500円で用意されている。
そればかりではなく、ワインやシャンパンをはじめ、なんとなんとドンペリ(28,000円)まであるのだから驚きである。
肴に「フライドポテト」(450円)を追加した。
だが、「生ビール」が運ばれてきたのは、それから15分後。
居酒屋放浪記史上最遅の対応に熊猫はすっかり興ざめしてしまった。
だが、それでも「生ビール」が運ばれてくると、メイドさんは「生ビール」が美味しくなるという呪文をわたしに促す。
それは、「フレッシュプリキュア」のように両手でハートの形を作り、ビールに向ってメイドさんと共にこう叫ぶのであった。
「萌え萌えきゅん」!
38歳(当時)の熊猫、人目も憚らず、それをメイドさんと共にやってのけた。
まさに!居酒屋放浪!
これは太田和彦さん、或いは浜田信郎さん、吉田類さんには出来ないだろう。
メイドさんとの触れあいはこれきり。
あとはオプションメニューとなり、それは当然有料となる。
ビールを飲みながら、フライドポテトをつまむ。
店内を見回してみると、もはや満員だ。
背後のテーブル席には、どこぞの会社が飲み会でこの店を使っている。
或いは、もう少し奥を除くと、外国人の姿もちらほら。
さすが、秋葉原だ。
左手の小上がりには、若い団体さんがやってきた。
聞くところによると、彼らは「ヨドバシAKIBA」にテナントする「有隣堂」のアルバイト達だという。
彼らと合流して、その後1時間はしゃぎまくった。
「生ビール」をお代わりして、再度「萌え萌えきゅん」をやってみたりしながら、それなりにメイドカフェを楽しむことができた。
10人近くいるメイドさんは、中には本当に「萌え」っていう子もいるが、ほとんどは普通の子だった。
他店を知らないからなんとも言えないが、女の子については少し期待ハズレだった。
ちなみに「萌え萌えきゅん」の呪文をビールにかけたが、おいしさは全く変わらなかった。
会計は明朗会計、システムも分かりやすいところは好感が持てた。
妻と子がいない最後の1日にわたしはどうしてもしておかなければならないことがあったのだ。
末広町の駅で降り、中央通りを秋葉原方面へ。
宵の口を過ぎると多くのメイドさんがチラシを配っている。
わたしはそれを1枚1枚貰っては、精査して店を物色した。
メイドカフェといっても様々なシステムがある。
チャージが高い店、或いは安くてもドリンク類が高い店など。
お目当てのメイドさんがいればそれに越したことはないが、いかんせんメイドカフェに行くのは初めてである。
わたしは、電気街まで歩き、貰ったチラシを元に吟味して、「めいどりーみん」に入ることにした。
チャージが500円と安価だったからである。
入口のメイドさんに声をかけると、わざわざ店まで案内してくれた。
この子がかなり可愛かった。
だが、案内役は店頭まで。
そこからのナビゲート役はまた別のメイドさんになった。
そのメイドさんが話す店の注意事項によると、
入国料は1時間「500どりーみん」。
どうやら、店内は異国になるらしい。「どりーみん」とはこの国の通貨を指しているらしく、1どりーみんは=1円という。両替をする必要はなく、円がそのまま使えるようだ。
500どりーみんを払って国境を越える。
店舗内はカウンター席とテーブル席、そしてちょっとした団体用の小上がりに分かれている。
一人で入国のわたしは当然ながらカウンター席に案内された。
案内役のメイドさんはロウソクを持って席へと案内。
席につくとロウソクを点した。
これはどうやら儀式らしい。
おとぎの国へ来た、ある意味の儀式のようだ。
わたしはメイドさんに「生ビール」(580円)を注文した。
そうなのだ、ここはカフェといってもお酒のメニューも豊富である。
ジントニック、モスコミュールをはじめとするカクテル類は650円。
焼酎も「鍛高譚」をはじめ、数銘柄がワンショット500円で用意されている。
そればかりではなく、ワインやシャンパンをはじめ、なんとなんとドンペリ(28,000円)まであるのだから驚きである。
肴に「フライドポテト」(450円)を追加した。
だが、「生ビール」が運ばれてきたのは、それから15分後。
居酒屋放浪記史上最遅の対応に熊猫はすっかり興ざめしてしまった。
だが、それでも「生ビール」が運ばれてくると、メイドさんは「生ビール」が美味しくなるという呪文をわたしに促す。
それは、「フレッシュプリキュア」のように両手でハートの形を作り、ビールに向ってメイドさんと共にこう叫ぶのであった。
「萌え萌えきゅん」!
38歳(当時)の熊猫、人目も憚らず、それをメイドさんと共にやってのけた。
まさに!居酒屋放浪!
これは太田和彦さん、或いは浜田信郎さん、吉田類さんには出来ないだろう。
メイドさんとの触れあいはこれきり。
あとはオプションメニューとなり、それは当然有料となる。
ビールを飲みながら、フライドポテトをつまむ。
店内を見回してみると、もはや満員だ。
背後のテーブル席には、どこぞの会社が飲み会でこの店を使っている。
或いは、もう少し奥を除くと、外国人の姿もちらほら。
さすが、秋葉原だ。
左手の小上がりには、若い団体さんがやってきた。
聞くところによると、彼らは「ヨドバシAKIBA」にテナントする「有隣堂」のアルバイト達だという。
彼らと合流して、その後1時間はしゃぎまくった。
「生ビール」をお代わりして、再度「萌え萌えきゅん」をやってみたりしながら、それなりにメイドカフェを楽しむことができた。
10人近くいるメイドさんは、中には本当に「萌え」っていう子もいるが、ほとんどは普通の子だった。
他店を知らないからなんとも言えないが、女の子については少し期待ハズレだった。
ちなみに「萌え萌えきゅん」の呪文をビールにかけたが、おいしさは全く変わらなかった。
会計は明朗会計、システムも分かりやすいところは好感が持てた。
私、メードカフェではなく、執事カフェに憧れております。
アキバとは職場が近いもので、っていうより毎日通っているもんですから…。
「妹カフェ」っていうのもあるらしいです。
どんどん細分化されているみたいですよ。
アキバは奥が深い!
ライチ!さんは執事ですか。
羊じゃなくて執事ですね。
ブルマカフェってないのかなぁ。
あ~!どんどん妄想が!!
見たことがありませんでした!
そっかー、メイドさんと「一緒に」言わなきゃいけないんですね。
メイドさんに言ってもらうダケじゃダメなのですね。
その世界に引き込んでしまう世界観を作ってしまうのも、
またすごいなーって思ってしまいます。
で、「また行きたい」と思うかどうか、がポイントですが、いかがでしょか?!
久しぶりですね~。
あまり、よく見ていませんがメイドカフェの記事ってないですね。
結構、店の前で入るのを躊躇している若者をよく見ます。
やっぱり、ためらいますよ。
まず、システムがよくわからない。
おじさん一人でも行けるというレポートなんで、活用してもらいたいです。
リピート?
もういいかな。