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スイーツさすらひ001 - 重文級のたい焼きだぜ - 「わかば」(新宿区四谷)

2023-02-04 20:45:36 | Weblog

酒が好きな熊猫だが、実は甘いものも好きなのだ。仕事中は朝10時にコーヒーブレイクし、甘いもので脳を活性化させる。大体、家にはお菓子があって、少量食べようと思って用意しても、ちょっと足りないからとついつい必要以上に食べてしまうのだ。糖尿病は怖いが、今のところ大丈夫そうではある。

今回、感動したのが、「わかば」のたい焼き。

たい焼きなんて。正直、そう思ったりする。ところが、かみさんが四谷の「わかば」で約45分、並んで購入したたい焼き。自分ならそんなに並ぶことはありえない。45分どころか、4分並ぶのさえ躊躇する。約40回は行っているディズニーリゾートだって、本来は嫌いだ。並ぶから。

しかし、何故人は並ぶのか。たかがたい焼きじゃないか。

行列の効果について、最近よく思う。

人はガラガラのお店には入らない。けれど、並ぶ店には注目する。

北区の東十条商店街に、「スイートキッチン」というパン屋がある。かつては東十条図書館の目の前に店舗を構え、パッとしないパン屋さんだった。ところが、数年前に東十条商店街に移転。狭い敷地のため、大人数は入れず、順番待ちは店舗の外で待つことになる。すると、やがてそれがちょっとした行列になった。テレビで紹介され、最近は「アド街」で高い順位にランクインした。これは行列効果の典型だと思っている。人は行列が出来ると間違いのないお店だと思うようだ。

東十条の「アド街」といえば、和菓子屋さん、「草月」も有名だ。取引先のお使い物として、購入するため、たまに並ぶ。でも、45分は並ばない。せいぜい20分だ。

さて、前置きが長くなった。

45分並んだという「わかば」のたい焼き。

「たかが、たい焼きじゃねえか」。

そう思いながら、一口いただくと、これが間違いだということを思い知らされた。

うまいのだ。

あんこぎっしり。しかも、そのあんこもうまい。薄皮すらうまく、これはもう文化財級でしょう。

岸朝子さんの「東京五つ星の手みやげ」によると、元々、「わかば」は駄菓子屋がルーツらしい。そこからたい焼き専門店にのぼりつめる。そのたい焼き。冬季は一日、3,000個売るという。凄すぎないか!

以上、「わかば」初心者のわかばマークの熊猫からのレポートでしたっ。

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2 コメント

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Unknown (ジャン(船山史家))
2023-02-05 09:42:16
おめでたい焼き本舗の「お好み鯛焼き」なら食べますよ。
テイクアウトしたら味が落ちます。買ったその場でかぶりつくとタマらないですね。
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Unknown (熊猫)
2023-02-05 12:12:16
ジャンさん。

「お好み鯛焼き」、面白そうですね。
これ、知らなかったです。

テイクアウトは味が落ちますね。
皮がしっとりしすぎちゃったり。
できたてには叶いません。

でも、「わかば」のたい焼は、それでも旨かった。これはもう特筆ものだと思い、書いたという次第です。
返信する

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