「立ち飲みの日」の4軒目は烏森に侵入。
再び、立ち飲み地図を取り出し、最後のチケットを使うべく立ち飲み屋を物色。
すると、烏森地区にまだ見ぬ店を発見した。
「meatwo」。
聞いたこともない店が書いてある。これまでは烏森に関してくまなく調べたつもりだったが。
行ってみると、店は雑居ビルの2階にあるようで、少し怪しげな階段を登ると、その店はいとも簡単に見つかった。
まさか、2階にも立ち飲み屋があるなんて。これまで全く思いもしなかった。
立ち飲み地図には「Rockなshotbar」とある。果たして扉を開くと、ロックの音を流した小さなバーがそこにあった。
店は満員。
暗がりの中でママさんとお店の子がニコニコと対応してくれる。
だが、熊猫はもはやこの日4軒目から記憶がだいぶ怪しい。
飲んだものは多分生ビール。立ち飲みチケットを渡すと、肴は駄菓子の袋菓子が出てきた覚えがある。
家に帰ってスーツのポケットに入っていた同店のチラシによると、生ビールは500円。チケット1枚で生ビールの金額とはちょっと高め。
さて、隣りに立つ女子2人組も「立ち飲みの日」に参加しているとのこと。
女子が立ち飲みだなんて、まったく隔世の感がある。
しかし、この新橋は立ち飲みのるつぼだ。
立ち飲み維新を起こした「龍馬」から始まり、立ち飲みのバラエティ「新橋 駿」、そして九州の肴をアテに焼酎で一杯の「立(りゅう)」、そしてこの「meatwo」だ。
ここには仕事に疲れ果てたおやっさんはいない。
元気なママさんを筆頭にツェッペリンのバンドのボーカルをとるという店の子。その勇姿は店の壁に貼られている。
極めてスナック風の作りに立ち飲みの華が咲く。
この店の酒肴がこれまで3軒のものと比べれば、貧素と言わざるをえないが、この店はしこたま飲んだ後に行く店であると考えれば合点もいく。
烏森で音楽談義に花を咲かせ、気取ってビールを飲むのも悪くはないね。
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