「立ち飲みの日」の3軒目。
「新橋 駿」を出て立ち飲みMAPを広げる。そうすると「駿」のすぐ目と鼻の先に「立(りゅう)」という立ち飲み屋があるのが目に付いた。
そこに向かってみると、それらしき店がない。
建物と建物の間の路地裏の向こうに看板が見える。路地裏というよりもう洞窟のような雰囲気。
そこを抜けると立ち飲み屋が現れた。
名称は「Standing 焼酎 Bar」。
だが、バーというのは気恥ずかしくなるような店構え。
殺風景。
メニュー表は無造作にガムテープで貼り付けてある。
人の良さそうなおじさんがマスター。
酒肴は「枝豆」(300円)、「きびなご」(300円)、「冷やしトマト」(300円)。「スモツ」(420円)といったラインナップ。
お世辞にもバーとは言えない。
しかし、「枝豆」と「きびなご」が同じ金額とは、これいかに。
チケットをもぎり、焼酎をチョイス。
「黒瀬」のお湯割り。
ご存知、焼き芋焼酎。
肴は「〆鯖」。
これで500円は超安い。
そもそも、焼酎だけでチケットの元をとったといってもいい。
焼酎のラインナップも悪くはない。
「山ねこ」(480円)、「兼八」(480円)、「相良兵六」(480円)などなど。
「安い」とはいえないけれど、高くもない。
洞窟のような店だが、お客はけっこうひっきりなしに現れる。
おじさんの人柄を慕ってくるのだろうか。
酒肴と焼酎を見ていると、この方九州男児なのではないかなと思う。
店のセンスはいいとはいえない。
けれど、おやじさんを慕ってくる店の雰囲気はいい。
焼酎飲みたくなったら、洞窟をくぐるのも悪くはないかな。
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