「カップヌードル」のカレーシリーズはこれまでも数々あった。しかしながら、エスニック系とのダブルミーニングは「マッサマンカレー」以来ではないだろうか。
「グリーンカレー」。
言うまでもなく、タイを代表するエスニックカレーだが、何故今までなかったのか。多分一つは味の再現性が難しいというのがあるかもしれない。ココナッツミルクにレモングラス、ナンプラーにバイマックルー。コストもかかるだろうし。
しかし、この「グリーンカレー」の出来には驚いた。前述した調味料が抜群に効いて、まさにグリーンカレー。それなりのとろみがあり、しかもスパイシー。ただし、少し即席麺として味をデフォルメしている。本家のグリーンカレーはもっとココナッツミルクが強い。少し抑え気味にして商品化を図っている。だって、このスープをご飯にかけても多分おいしくない。だから、カップヌードル用に味を変えているのだ。だが、そんなことを感じさせないのである。
うまし。自分としては、「マッサマンカレー」よりもうまいと思う。もしかすると、エスニックシリーズ最高峰の「トムヤムクン」よりも本場の味に近いかも。
気のせいか、麺も通常の「カップヌードル」とは違って感じるのは気のせいか。「グリーンカレー」の麺は平打ちなのだ。もしかすると、カレーに麺がよく絡むよう、工夫がされているのかもしれない。絶対おすすめのカレー麺である。
タイのエスニックシリーズなら、いずれ「パッタイ」とか出ないかなとも思ったりする。
是非とも試してみたいと思います♪