いっぺいさんから、「増やま」4店目がオープンしたとの連絡が入った。しかも、今度は都内だという。一足飛びに都内とは。かなりの衝撃度である。それにつけても、いっぺいさんの情報力には恐れいる。
その「増やま」4店目は「かど鈴」。新小岩に出店したという。「増やま」をはじめ、「馬越」、「わたらい」のオープンは平日15時からだが、「かど鈴」は14時オープン。これは嬉しい。
早速、仕事をほかして行ってみた。
新小岩駅南口。駅から徒歩3分。あった、あった。「キンミヤ」の看板。お店到着は15時。月曜日のこの時間に先客は2人。
店は「馬越」ほど広くないが、「増やま」より面積はある。席はWコの字カウンター。
船橋や本八幡は通えないが、新小岩ならなんとかなるか。一瞬、「キンミヤ」ボトルを入れるか悩んだ。
けれど、結局オーダーしたのは単品の「ボール」(250円)。やっぱ、これでいいや。
つまみは、「肉豆腐」(200円)+「煮玉子」(100円)。
まずはこれこれ。豆腐に染み渡る甘辛のつゆ。うまいなぁ。抜群にうまい。ほくほくの豆腐がなんともいえない。つゆはやや薄いと感じるのは気のせいか。「秋元屋」に行ってからというもの、煮込みのつゆ基準が、「秋元屋」になったか。
2杯目の「ボール」とともに、「赤ウィンナー」(250円)。ここまでは予想通り。ウィンナーのひとつがタコさんになっている。これも「増やま」伝統のスタイルだ。
若い長身の店員さんと話しが弾む。
いつも、酎ハイは3杯でやめるのだが、この日はつい飲みすぎた。
3杯目と「サモサ」(300円)は想定内。
その先は、気持ちよくなってしまい、4杯目の「ボール」と「ガツ刺し」に手をだしてしまった。これなら、ボトルの方が良かったじゃないかと思っても後の祭り。次回は絶対、ボトルにしよう。
お会計は2,000円越え。それでもやっぱり安い。
さて、いつも気になる店名の由来だが、「増やま」から、「馬越」は、船橋から中山競馬場を越えたから、「馬越」にしたのではないかと勝手に分析した。或いは、しりとりとか。でも、「わたらい」で、一気に分からなくなった。更に「かど鈴」でもっと分からなくなった。けれど、4店とも共通しているのは、決して浮わついた店名ではないということ。
次は平井か亀戸か。それとも錦糸町?更にボクが通いやすくなるところに来てくれるだろうと期待を寄せている。
大手チェーンの居酒屋は行き詰まる中、個人経営のレベルで、この出店スピードはすごいです。
店名は、実在しそうな名前ばかりですね。大将のご出身の近所にあった屋号とか。
順調すぎて不安になりますね。
増やまは店主が子供の頃に行っていた駄菓子屋の名前だそうですが、他も近所に有ったお店の名前だったりして。