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居酒屋さすらい 1296 - 刺身に、焼きに、唐揚げに、安くて豊富な魚が旨い - 「越後 三百八十文」(横浜市青葉区あざみ野)

2018-03-09 09:38:40 | 居酒屋さすらい ◆地方版
青葉区あざみ野。広大な原っぱと樹木が拡がり、例えればサバンナのようなイメージ。でも、一応横浜市だし、ましてやターミナルの駅だから。それはないだろうと思っていたが案の定、中途半端に田舎だった。
駅を降りると、あたりは真っ暗で、店が少ない。こりゃ、立ち飲みどころか、居酒屋を探すのも苦労しそうだ。
 
しばらく歩いてみたが、目ぼしい店がなかった。こりゃ困った。もう一度駅の周囲をゆっくり見て回ることにした。すると、ちょっとした古い雑居ビルが目についた。赤いテントに「あざみ野センタービル 飲食街」とある。

いかにも古臭いレトロな雰囲気である。飲食街というから、ある程度の店舗が入っているのだろう。そう思って、ちょっと探検してみようと階段を昇った。その飲食街とやらは2階にあるのだ。
階段に続く長い廊下を超え、2階にあがると店はたったの3軒。居酒屋と中華料理屋である。飲食街って。でも、この怪しげな建物と雰囲気。訳ありなのだろうと思う。もしかすると、ここは戦後の闇市だったのではないだろうか。
ともあれ、そんな怪しげな雰囲気のビルにある、その居酒屋は「越後 三百八十文」。この店名も極めて不明。怪しさ満点である。だが、他に行き場もないし、そもそもこの怪しげな雰囲気を味わってみるのも悪くはないと、意を決して店に入ってみた。
 
店内は昔ながらの古き良き居酒屋さんだった。厨房とカウンター。奥にはテーブル席。今時、こんな絵に描いた昭和な酒場も珍しい。
 
新潟系の酒場は都内でも珍しくないが、その多くは重厚である。いい意味でも悪い意味でも。多分、日本酒が店のコンセプトの核になっていることと、恐らく無関係ではないだろう。だから、必然的に重厚で堅い店ができるのだと思う。
 
越後の酒か、それとも「ホッピー」か。かなり、ボクは悩んだ。これから、家に帰るまでちょっとへべれけにはなれないな。
 
ボクは「ホッピー」と「栃尾のあぶら揚げ」(294円)を頼んだ。
メニューには刺身、串焼き、一品もの、いずれもオールラウンドに取り揃えていた。その品数は、かなり多い。さすが新潟系。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お! (怪鳥)
2018-03-09 10:58:26
自分の最寄り駅の一個先です。あざみ野で飲んだことがほぼ無いのでここは知りませんでした~。いつか行ってみようと思ったけどやっぱり一駅先には行かないんだろうな~。
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Unknown (熊猫)
2018-03-09 11:37:58
怪鳥の最寄り駅ひとつ向こうだったか。
それは、それは。

あざみ野、初めて降りたけれど、お店があまりなかったよ。

怪鳥の場合、わざわざひとつ向こうには、なかなか行かないよね~。
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手前の (怪鳥)
2018-03-09 12:35:22
鷺沼はよく下りて飲食店に行くんだけどね~。
先は交通費も掛かるし(笑)。実際、あざみ野にわざわざ行ってみたい店が今のところないんだよな~。でもここは良さそうじゃない?
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Unknown (熊猫)
2018-03-09 16:27:40
定期券範囲内なら気軽に降りるよね。自分の場合、鶯谷で降りて、「晩杯屋」によく行くし。

この店、一度、1度に行ってみて下さいまし。
行けばわかるさ。
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