「千住の永見」を出て、さぁ家路に着こうかと歩き出すと、これまた何とも言えない雰囲気のお店が目に留まった。
ビールメーカーの名前が染め抜かれた大きな暖簾。立ち飲みと書かれた大きな看板。
このスタイルはもしや!と思ったら、やはり串揚げの店!これはいい!本格的な浪速スタイルの立ち飲みだ。
もはやお腹がいっぱいだったが、ここは勢いに任せ入ってみることにした。
30坪ほどの店内をぐるりとカウンターが囲む。巨大なコの字カウンターだ。
お客もだいぶ入っている。
「千住の永見」に比べると客層はサラリーマンが圧倒的に多くなり、年齢もグンと下がったようだ。
会社員グループには女性客も混じっているが、やはり圧倒的に男性の方が多い。わたしが通されたのは、その会社員グループの横だった。カウンターは白く、蛍光灯に鈍く反射している。
厨房内をのっしのっしと歩くおじさんがオーダー係だ。
このお父さん、強面だが怯む必要はない。わたしは「生ビール」(スーパードライ=550円)を頼んだ。
串揚げは160円から190円。
メニューはかなり多く、どれにしようか迷ってしまうほどだ
例えば、「ニンニク」「シシトウ」「生シイタケ」「ピーマン」「ナス」といった野菜類から「キス」や「イカ」(以上各160円)そしてアジ(190円)の海鮮もの。そして「ウズラ」や「レバー」「ウインナー」(各160円)といった物まである。
わたしは、その中から「ウズラ」「ニンニク」「ウインナー」を頼んだ。
厨房では黙々と揚げ物をあげる人がいる。
わたしの居る場所からは顔が窺えないが、とにかくずっと同じ動きを続けるその姿はまさしく揚げマシーンのようだ。右後方60度から見ているその彼の横顔は漫画界の鬼才、漫画太郎さんのキャラクターを彷彿とさせる。しかし、その仕事ぶりは凄味すら感じるほどだ。
揚げ物が運ばれてくるまでは、カウンターに据えられたキャベツをひたすらかじりながらビールを飲む。キャベツはしっかり食べなければいけない。胸焼けにはしっかり注意したい。
しばらくして、揚げ物が運ばれてきた。
ソースの二度付けはご法度。
熱々はやはりうまい!
そして、ビールをぐぐ~っと。
たまらんちゃー。
ビールを飲み干して、酎ハイ(350円)に。
やはり、この立ち飲み串揚げに合う飲み物はビールか酎ハイであろう。
そして、この串揚げのまたうまいことうまいこと。
東京の立ち飲みといえば、その多くは焼き鳥屋に収斂されてしまう。だが、こうして浪速の雰囲気を湛えたこの立ち飲み屋は東京にあって非常に貴重な存在だ。
そして、この手軽さ。
江戸が立ち食い寿司の「江戸前」なら、浪速はこの串かつ屋がスタンディングの基本なのであろう。
このお店、吉田類氏の「東京 立ち飲み案内」(メディア総合研究所)によると「オーナーは大阪での修行の後、昭和48年に開業した」というからもう立ち飲み屋でも古参的な存在である。
北千住に降りると、果たしてどの店に入るか非常に悩んでしまう。それが北千住の魅力であり、悩ましいところだ。
ビールメーカーの名前が染め抜かれた大きな暖簾。立ち飲みと書かれた大きな看板。
このスタイルはもしや!と思ったら、やはり串揚げの店!これはいい!本格的な浪速スタイルの立ち飲みだ。
もはやお腹がいっぱいだったが、ここは勢いに任せ入ってみることにした。
30坪ほどの店内をぐるりとカウンターが囲む。巨大なコの字カウンターだ。
お客もだいぶ入っている。
「千住の永見」に比べると客層はサラリーマンが圧倒的に多くなり、年齢もグンと下がったようだ。
会社員グループには女性客も混じっているが、やはり圧倒的に男性の方が多い。わたしが通されたのは、その会社員グループの横だった。カウンターは白く、蛍光灯に鈍く反射している。
厨房内をのっしのっしと歩くおじさんがオーダー係だ。
このお父さん、強面だが怯む必要はない。わたしは「生ビール」(スーパードライ=550円)を頼んだ。
串揚げは160円から190円。
メニューはかなり多く、どれにしようか迷ってしまうほどだ
例えば、「ニンニク」「シシトウ」「生シイタケ」「ピーマン」「ナス」といった野菜類から「キス」や「イカ」(以上各160円)そしてアジ(190円)の海鮮もの。そして「ウズラ」や「レバー」「ウインナー」(各160円)といった物まである。
わたしは、その中から「ウズラ」「ニンニク」「ウインナー」を頼んだ。
厨房では黙々と揚げ物をあげる人がいる。
わたしの居る場所からは顔が窺えないが、とにかくずっと同じ動きを続けるその姿はまさしく揚げマシーンのようだ。右後方60度から見ているその彼の横顔は漫画界の鬼才、漫画太郎さんのキャラクターを彷彿とさせる。しかし、その仕事ぶりは凄味すら感じるほどだ。
揚げ物が運ばれてくるまでは、カウンターに据えられたキャベツをひたすらかじりながらビールを飲む。キャベツはしっかり食べなければいけない。胸焼けにはしっかり注意したい。
しばらくして、揚げ物が運ばれてきた。
ソースの二度付けはご法度。
熱々はやはりうまい!
そして、ビールをぐぐ~っと。
たまらんちゃー。
ビールを飲み干して、酎ハイ(350円)に。
やはり、この立ち飲み串揚げに合う飲み物はビールか酎ハイであろう。
そして、この串揚げのまたうまいことうまいこと。
東京の立ち飲みといえば、その多くは焼き鳥屋に収斂されてしまう。だが、こうして浪速の雰囲気を湛えたこの立ち飲み屋は東京にあって非常に貴重な存在だ。
そして、この手軽さ。
江戸が立ち食い寿司の「江戸前」なら、浪速はこの串かつ屋がスタンディングの基本なのであろう。
このお店、吉田類氏の「東京 立ち飲み案内」(メディア総合研究所)によると「オーナーは大阪での修行の後、昭和48年に開業した」というからもう立ち飲み屋でも古参的な存在である。
北千住に降りると、果たしてどの店に入るか非常に悩んでしまう。それが北千住の魅力であり、悩ましいところだ。
実は串揚げが苦手で、ほとんど行った事がありません。北千住は庭でしたが、「天七」だけはどうしても行けませんでしたね。。
意を決していざ串揚げの立ち飲みに行こうとすると目当ての店が臨時休業だったりして、何かを感じてしまいます。
本店はよく北千住で飲むときの0次会に使います。
近所の支店は落ち着いたカウンターで椅子があり串揚げをワインでゆっくりと食べるとき等二次会に使います(笑)
いつも、ブログを見ていてくださっていたんですね。本当にありがとうございます。
久々の立ち飲みでした。この間はなかなか行く機会のなかった古典大衆酒場に精を出しておりました。
北千住が庭とは、さすが若旦那さん。やっぱり、立ち飲み屋の宝庫なのでしょうか?
実はお恥ずかしながら、熊猫はよう知らんです。地下鉄の出口の途中に昼間はおそば屋さん、夕方から立ち飲み屋に変わる店がありました。ちょっと気になりましたね~。
しかし、若旦那さんは串揚げが苦手とは!油がダメなんですかね~?
ティコさん、おはようございます。
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか?
天七さんで0次会とはすごい!わたしには真似できませんよ。
しかし、天七さんに姉妹店があるとは知りませんでした。ティコさんの酒交友の広さには頭が下がります。
庭というか、帰り道の途中でした、北千住。通ったら降りて立ち飲みに向かわなくてはならない千住の関所と化していましたが、もっぱらマイナス1次会や、3・4次会で利用することが多かったですね・・。
串揚げが苦手なのは、もともと揚げ物が好きでないのと、あと着物で行くと汚れるからです。
こりゃまた、制覇するのが難儀ですね~。
恐らく、若旦那さんのことですから制覇されているものと思われますが、わたしにはまだまだ北千住は未知の世界です。楽しみでもあり、高いハードルにも感じます。
連休明けにブログの友だちとのオフ会があるので体調を整えてほろ酔いの日々です(笑)
昨日、三河島の帝国湯の前の『家松酒店』でシャンパンを飲んでから町屋に歩き京成沿いの『ときわ食堂』に行ったら普段とは打って変わってガラガラでした!!
此の時期は空いていてゆっくり出来る場所が結構あるのですね~♪
>盛り場には行かず、密かにやっている角打ちや酒場巡りをしています。
それが一番です。それが、一番贅沢です。
>昨日、三河島の帝国湯の前の『家松酒店』でシャンパンを飲んでから・・・
「家松酒店」さんでシャンパンとはまたオツですね。
棚にあるワインは文字通りほこりかぶっていますが、あれはビンテージものなのでしょうか(笑)。いすれにせよ、「家松」さんでシャンパン飲む人はあまりいらっしゃらないと思います。
本物の通ですよ。ティコさんは!