ジャンさんが我が町に来てくれた。いや、ジャンさんは時折、仕事で東十条に来訪しては、東十条銀座のほぼ東端にある中華でお昼をとる。だから、厳密にいうと、この日ジャンさんは我が町に飲みに来てくれたと言った方がいい。
ジャンさんをどこにお連れしようかを考えた時、串焼き屋が一番いいだろうと思った。東十条なら、ある程度ジャンさん好みのお店に対応できる。ただ、問題は集合時間だった。
17:30の集合は東十条が誇る名店の入店はちと遅い。
「埼玉屋」、そして「新潟屋」は16時台から満席。ならばと思い、「飛葉」を一度覗いてみると、やはり17時過ぎに満席だった。あちゃー、行くところがもうない。仕方ない。あそこに行くか。
「居酒屋さすらひアワード2022」の店、「杯一」に。
ジャンさんは駅北口の東側下で既に待っておられた。海鮮丼を販売するお店の看板メニューを眺めながら。この海鮮丼のお店、昔は「そば清」という立ち食い蕎麦屋だった。さすが、ジャンさん。嗅覚が鋭い。
さて、ジャンさんと合流し、「杯一」へ。コロナが落ち着きをみせる中、店内はこれまでよりも混んでいた。それでもなんとか座り、ビールで乾杯した。女性従業員はいつものおばちゃん。時折現れる要領の悪い人でなくて、少しホッとした。だが、このよくいるおばちゃんは冗談があまり通じず、笑ったのを見たことがない。はてさて、ジャンさんは、このおばちゃんとどう対峙するのか。
ジャンさんズセレクション。
「焼きそば」。
ジャンさんが好物のこれをオーダーするのは、予想できたが、まさかいきなり最初から注文するとは思わなかった。「焼きそば」は食事としての〆じゃなく、ジャンさんにとってはつまみなのだろう。
天ぷら盛り合わせ。盛りがいいし、美しい。
お、これ何だっけ。玉こんが見えるが。
うぅむ。いずれも自分が頼まないものばかり。料理のオーダーにも個性や性格が表れる。
おばちゃんとの一連のやりとりの中で、ジャンさんがちょっとした会話を挟んだ。すると、おばちゃんはやや微笑み、それに答えた。へぇ、おばちゃん、ちょっとした客あしらいも出来るのか。おばちゃんの知らない一面を見た気がした。
さて、ビールを飲み干し、自分は「ホッピー」、ジャンさんは日本酒にスイッチ。ここもそれぞれの好みが出る。
そして、自分のオーダーした、おつまみは「キャベ玉」。これを頼まずして、「杯一」に来た意味がない。
あぁ、やはりうまし。
新たにスタートしたブログの話題でしばし盛り上がる。そして、数週間後に控えたジャンさんのご定年。いろいろリアルに変わるお互いの生活。
さて、もう一軒行きましょ!
こちらでも記事スタンバイ中です。来週になるかなぁ。
オバちゃんに何か言ったように思いますが、よく覚えてるいません。たぶん滑ったと思います。
キャベ玉にコンビーフを追加できないかなぁ。
おばちゃんとの会話は滑ってないですよ。おばちゃんと会話が成立していてすごいと思いました。
あぁ、「キャベ玉」にコンビーフ、合いそうですね。