雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

シリウス輝く おおいぬ座

2013年12月18日 | 天体写真(流星群・星野写真)
13日amいよいよ月が沈んで空が暗くなりだしてから撮ったシリウス周辺です。

撮影DATA: 2013/12/13am 02:52’~ TAMRON Zoom17-50mmF2.8(f=36mmF4.0)
露出 3分×10枚  ISO 1600 Kenko PRO SOFTON-A(W)+LPS-P2FIL Cooled 60D (気温+1℃ 冷却オフ)
TOASTPro ノータッチガイド ステライメージ7

月没時間が2時40分ですので月明かりの影響は少ないのですが、
画像下部に電線と変なカブリが写ってしまいました。
この原因はDPP画像を見るとわかるのですが
車が通過して電線を照らし、2度目は手で防いだのですがライトが入り込んでしまいました。
上の画像はこれらの画像も含めて加算平均コンポジットしたものです。

一覧画像を見るとダメージがひどいのは2枚くらいでしたので、
σクリッピング(しきい値1)”で処理しなおしました。
まだ車のライトによるカブリが少し残っていますが、ずいぶんすっきりしました。
(ライトの入った画像を除いてコンポジットするのが正解だったかも・・)

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2日前の夜、東京にいる娘が無事初孫を産みました。
10日ほど晩酌をやめて、家内の出産のときより心配しました。
どぉゆぅこと!(家内)

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冬の逆三角形、撮り終えた頃に月没。

2013年12月15日 | 天体写真(流星群・星野写真)
日が替わるまでねばって撮れた冬の星空。
オリオン座に次いで撮ったのは、広角で撮るならこれも定番
冬の逆三角形。  (ほんとは 「冬の三角形です。)

( 左側に冬の天の川が流れています。 右下の茶色の流れは立木が写ってしまったもの。)
撮影DATA: 2013/12/13am 02:05’~ TAMRON Zoom17-50mmF2.8(f=24mmF4.0)
露出 3分×10枚  ISO 1600 Kenko PRO SOFTON-A(W)+LPS-P2FIL Cooled 60D (気温+0.5℃ 冷却オフ)
TOASTPro ノータッチガイド ステライメージ7

オリオン座が西に傾いてお向かいの屋根に近づいてきたため、
月がまだ残っていたのですが撮影を開始しました。
撮影中ずっと月があったのですが、高度を次第に下げ
3分露光で10枚撮り終えたころ、ちょうど月が沈みました。
前に撮影したオリオン座に比べれば、月明かりはかなり弱くなっています。

冬の大三角形を構成する星は以下の通り。
 
αCMi・・・プロキオン(こいぬ座)[0.40等]
αOri・・・ベテルギウス(オリオン座)[0.45等]
αCMa・・・シリウス(おおいぬ座)[-1.44等]
*プロキオンが丸くないのは、レンズの特性によるものです。(念のため)

ソフトフィルタを装着しているのですが、明るい星がぼけるのではなく
星の中心からからごく細い光条が放射状に出ているように見えます。
( ごく細い傷を付けてバーティノフマスクのように、光の回析現象を利用してソフトにしているのでしょうか?)

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我が家の庭で雪の中咲いているものを見つけました。
山茶花(さざんか)だと思うのですが?
明日は山沿いで60センチの降雪予報が。
椿(つばき)を見習って、暖かくなってから咲けばいいのに・・

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積雪2センチ、月没前のオリオン座

2013年12月13日 | 天体写真(流星群・星野写真)
昨日12日は初の大雪注意報が出て、いよいよ冬本番です。
積雪は2cm程度で済みましたが、なぜか夜半過ぎに雲が切れるというGPV予報
期待はしていなかったのですが、明るい月が沈んだあとはまずまずの空となりました。
ただその分気温は0℃以下と冷えてスロープが凍り付き、滑って転びそうでした。
こんな時は無理せず、手軽なコンパクト赤道儀TOAST Proで撮影する事にしました。

前回、 では、
最近ポチッたソフトフィルタを使ったのですが、うす雲の通過に加えて
露除けヒータが弱くてレンズが曇ってしまい、星のにじみが大きくなりすぎてしまいました。
今回は雲はほとんど無く、露除けヒータのACアダプタを大容量に付け替えたため
にじみはソフトフィルタによるものだけとなりました。
更に冬場はTOASTProの出番が増えると考え、極軸設定が容易となる
専用微動架台「Dish-2」を注文し、ちょうど届いたところでした。
( 赤いTOASTPro本体と三脚の間にあるのが専用微動架台「Dish-2」 )
これまでは北極星を指定の位置に導入するには、三脚の足を伸縮するしかなかったのですが、
専用微動架台「Dish-2」でストレス無く、短時間で極軸合わせができるようになりました。

雲は無かったのですが上弦過ぎの月がまだ西空低く輝く中、
傾きかけたオリオン座を前回と同じ機材で再び撮影しました。
撮影DATA: 2013/12/13am 01:25’~ TAMRON Zoom17-50mmF2.8(f=50mmF4.0)
露出 3分×8枚  ISO 1600 Kenko PRO SOFTON-A(W)+LPS-P2FIL Cooled 60D (気温0℃ 冷却オフ)
TOASTPro ノータッチガイド ステライメージ7

今回は雲の通過もレンズの曇りも無かったのですが、
撮影時点で月の高度が15度近くあり、F4に絞っても3分露光が限界でした。
この後も同じレンズで朝まで撮影したのですが、
月明かりの影響が減る事により、コントラストの増加が期待できます。
同じ露光時間で徐々に背景の空が暗くなっていくのがわかります。

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今回の掲載画像は月明かりによるコントラスト不足から、
結局無理な画像処理で前回と大差ないものとなりました。
今年はこれが最後の撮影かも知れないので、
残りの画像処理も急がず、順次掲載していきたいと思います。

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雲ニモマケズ、撮ッタ オリオン。

2013年12月09日 | 天体写真(流星群・星野写真)
さすがに、” 雨ニモマケズ ”とは行かないのですが
4日夜、押し寄せる雲の合間に撮った冬の星座です。
ソフトフィルタ押し寄せる雲レンズの曇り、の三位一体により
(かも)し出される幻想的な冬の星空をお楽しみください。

( 中央にオリオン座、右はおうし座になります。 右下の光芒は、お向かいの家の灯りです。 )
撮影DATA: 2013/12/05am 01:58’~ TAMRON Zoom17-50mmF2.8(f=22mmF3.2)
露出 3分×10枚  ISO 1600 Kenko PRO SOFTON-A(W)+LPS-P2FIL Cooled 60D (気温5℃ 冷却オフ)
ToastPro ノータッチガイド ステライメージ7

( 雲の流れる中撮った、冬の大三角形です。 )
撮影DATA: 2013/12/05am 02:36’~ TAMRON Zoom17-50mmF2.8(f=22mmF3.2)
露出 3分×4枚  ISO 1600 Kenko PRO SOFTON-A(W)+LPS-P2FIL Cooled 60D (気温5℃ 冷却オフ)
ToastPro ノータッチガイド ステライメージ7

( まばゆく輝いているのはふたご座にいる木星です。 右はぎょしゃ座。 じゃまな横帯は電線によるものです。 )
撮影DATA: 2013/12/05am 04:03’~ TAMRON Zoom17-50mmF2.8(f=22mmF3.2)
露出 3分×5枚  ISO 1600 Kenko PRO SOFTON-A(W)+LPS-P2FIL Cooled 60D (気温5℃ 冷却オフ)
ToastPro ノータッチガイド ステライメージ7

これからの季節、雪国では運良く晴れても雲は避けられないでしょう。

せめて、次回撮影する時はレンズの曇り対策はしっかり行いたいと思います。

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雲が出なければ良い透明度だったのですが・・
うす雲通過とレンズの曇りでソフトフィルタがいらないほど
星がにじんでしまいました。

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流星群取り込んだら、パソコン壊れた!

2013年08月13日 | 天体写真(流星群・星野写真)
雲予報通り今年もダメかと思っていたが、
うたた寝から目をさまして外に出てみたら北極星も見えていた。
素晴らしい空と言えないが、これなら明るい流星を写す事は可能と考え、
13日0時前から設営をおこなった。
今回の撮影のポイントは感度を3200に上げ、その分露光時間を短めの30秒とした事。

撮影開始は0時35分頃から、タイマーリモコンで30枚(インターバル5秒)セットとした。
モヤっぽい空のせいか、撮影開始時に北極星付近に明るいのが流れたほかは
ほとんど肉眼では確認できなかった。

約120枚ほど撮影した2時頃になって、ふと気になってきた。
カメラのメモリカードはRAWで極大時間まで枚数は大丈夫だろうか?
そこで一時撮影を中断して、カメラのメモリカードを抜いて、パソコンに取り込んだ。
取り込みが正常に行われた事をCanonD.P.Pで確認した後、
カメラにカードを戻し、画像を消去した後に撮影を再開した。
撮影途中で取り込んだのはカードの容量もあるが、
タイマー撮影中は退屈なので、撮った画像を確認してみたかった事もあった。

そこで、パソコンを立ち上げたところ見慣れないメッセージが・・
立ち上げがうまくいかなかったので、立ち上げるための媒体をセットしろ」と言っているようです。
強制的に電源OFFで、何度やっても同じメッセージが出る。

いやな予感を胸にカメラの様子を見に戻ったところ、更にモヤッポイ空となっていたため、
極大の1時間も前に撮影を中止した。

(結局、カードには2時6分から撮影した30枚しか残らなかった。)

その30枚の画像中、流星が写っていたのはたった1枚だけだった!
(画像中央に1個だけ)
DATA: 2013/03/18 02h06m~2h23m TAMRON 17-50mmF2.8(f17mmF2.8)
30sec×30加算平均に流星の写っている画像を比較明 ISO3200 EM-200USDノータッチガイドCooled60D(冷却+1℃)

立ち上がらなくなったパソコンは、3年前に購入したエイサーのデスクトップです。
8Gに増設し画像処理専用に使っているため、画像も多く保存されています。
へたにいじり壊すと悪いので、日本エイサーカスタマSCに電話し、
データバックアップやリカバー等こころみたが、まったくダメ。
推定としては、ハードデスク自体が認識できていないというハード故障らしい。
修理には4万以上かかるかもという話。
失われた画像も含め、ショックである。

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今夜は昨夜よりはましな空だったが、
パソコンがこわれたショックから撮影する気分ではなかった。
(とりあえずはノートパソコンで対応できるのだが・・)
それに、サマージャンボも当たっていなかったし。

雲上くもがみ
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