雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

これも リベンジ? IC1396(ケフェウス座)

2014年10月29日 | 天体写真(星雲・星団)
記事の流れから前回は日の替わった26日に撮ったすばるを先にお見せしましたが、
今回はその夜最初に撮った ケフェウス座のIC1396 をお見せします。
これもVC200Lで撮影したばかりですが、今回の方がやや広い範囲が写っています。

IC.1396 (ケフェウス座) 
( 画像クリックで 35%まで拡大 )
撮影DATA2014/10/25 19:58~ R200SS(f=800mm F4.0) 10分×18枚 ISO 1600 Cooled60D(気温12℃ 冷却 -6℃)
LPS-P2FIL タカハシEM-200USD赤道儀 OrionSSAG ガイドスコープGS-60S(f=420mm) PHD2 Guiding ステライメージ7
この夜は日が替わったころから透明度が良くなったのですが、夕方はまだすっきりしない空でした。
それでも総露光時間3時間の効果でなんとか画になりました。
撮影中のおりおんショットです。 TAMRON Zoom(f=17mmF4) 30秒×4枚 ISO1600 KissDX(SEO-SP2)
( まるで、スライドルーフの中から撮っているような画ですが、屋外撮影です。)

この夜は未だ成果の出ないVC200Lに替わって、R200SSを「親亀子亀」方式で使ったのですが、
たわみによる赤経(東西方向)の流れは1時間あたりわずか3画素と、ごくわずかでした。
3時間での星像の流れ
( 画像クリックで全体を表示します )

不思議と流れが小さくなるほど目立ってくるものがあります。
強い画像処理を行うと、斜め方向に目障りな風のようなものが・・
これは流れが大きいとあまり目立たないのですが、ダーク減算で残った背景ムラが
間を置かずつながる事によってよけい目立ってしまうのではと考えています。
今回はこれを目立たなくするため、6枚おきの画像3枚をσクリッピングで重ね合わせ、
できた6組を更に加算平均しています。
(それでも完全には消せませんでした。)

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次回はこのあと撮ったアンドロメダ銀河を
2枚モザイクでお見せする予定です。
今夜も晴れそうですが、確実にR200SSか
それとも検証を兼ねてVC200Lか、
それが問題です。


雲上くもがみ
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コメント (2)
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