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雲の上には宇宙(そら)
雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!
自動導入+α(アルファ) Temma2M実践編(1)
2015年07月22日
|
機材
ガイド用カメラSSAGを新しいノートPCにインストールできない問題は残っていますが、
自動導入で撮影ができる環境が整いました。
そこで いつ晴れてもいいように、実際の手順にそってシミュレーションを行ってみました。
事前検討で、自動導入だけでなく カメラの遠隔操作が可能になる
EOS Utility
も使う事にしました。
カメラの遠隔操作ができれば、「乾囲送兵衛」で覆った状態でもライブビューやTST撮影が可能になります。
以下がその手順になります。
実は 昨夜久しぶりに星が見え、実際に自動導入の検証を行う事ができました。
その検証結果についても必要により追記してあります。
昨夜の撮影風景、撮影画像の一部を記事の最後に掲載しておきました。
連日酷暑なのですが、頑張って設営しました。(右はICが組み込まれた変換ケーブル)
このほかにもデジカメの冷却関連の配線が必要なのですが、シミュレーションでは省略しました。
実際の配線図はチラシの裏になぐり書きですが下図になります。
図には書いてありませんが、更に
EOS Utility
の配線が加わります。
新しく買ったノートPCの
ステラナビ
を立ち上げます
。
1
.設定 メニュー/アニメーション・設定で、「内部時計リアルタイム」で[アニメ実行]をクリックします。
その時点の星空の位置関係を把握していないと、望遠鏡の動きの予想がつきません。
2
.ツール メニュー/望遠鏡コントロール で、メーカー・望遠鏡を選択します。
COMポートの[確認]でデバイスマネージャーが開いて自分でも確認できます。
[接続]をクリックします。(望遠鏡から応答がないとエラー表示あり)
続いて[日時・場所を送信]をクリック。
[閉じる]をクリック。
3
.コントロールBOXが表示されますので、北極の軸に向かって鏡筒が東・西 どちら側にあるか選択します。
続いて[天頂]ボタンを押すのですが、マニュアルでは
おおよそでいいので
鏡筒を真上に向けておくとありましたが、
望遠鏡にとって最初の重要な位置データのはずなので、水準器できちっと合わせておきました。
[天頂]ボタンを押すと、星図の天頂の位置に位置マーカーが表示されます。
4
.アライメントを行うために、明るい基準星を選んで
(「天体情報」を表示)
、[導入]をクリックします。
鏡筒と星図上の位置マーカーが基準星に向かって移動します。
( 結構 力強くて速いのでちょっとこわいが、かっこいい。 )
5
.ここで基準星が写野の中心にあるか確認するために
EOS Utility
を立ち上げます
。
(以前ならカメラのモニターでライブビューを確認。)
これも新しいノートを使います。「カメラの設定/リモート撮影」をクリック。
( 昨夜の実検証でカメラがスリープ状態だと反応しないという事がわかった。)
「ライブビュー撮影」クリックでライブビュー画像表示。
基準星を確認して、中心付近に持ってくる。
昨夜の実検証では水準器を使っても基準星は入っていませんでした!
望遠レンズならまだしも、1000mm近い直接焦点では誤差が大きすぎる様です。
結局、望遠鏡のファイダーをたよりに近くにあった基準星を捕まえました。
実は前からファイダー合わせが大変で、自動導入で基準星が入ってくれれば
それで合わせようと思っていたのに、ガッカリです。
6
.基準星を写野の中心に持ってこれたら、[同期]を押します。
これ以降は、導入精度がぐっと高くなりました。
7
.更に導入精度を上げるため、別の基準星でもアライメントを行う。
だいたい基準星は画像の中心付近にありました。
最後は実際に撮影する写真角を指定して、導入は終了です。
大事なピント合わせ
(バーティノフマスクを使用)
をどこで行うかですが、
昨夜は最初の明るい基準星で行いました。
私の場合はこのあと、オートガイドを行うために古いノートのPHD2を立ち上げます。
昨夜感心したのは、Temma2Mが位置情報を赤道儀の電源を切らない限り覚えている事。
つまり導入用のPCの電源を落としても、再度「接続」すると現在位置が表示されます。
どんどん新しい撮影対象に移動できます。これはありがたい。
例によって ブログにあるまじき長さになっておりますが、昨夜の撮影風景と
自動導入で最初に撮った画像を編集後記の後に、掲載しておきます。
================================================
昨夜は運良く雲が切れて自動導入の検証ができました。
自動導入できたので できるだけたくさん撮りたかったのですが、
途中で雲や電線に邪魔されて目標の10タイトルには遠く及ばず。
暑くて日中は画像処理できませんのでそのうちにお見せします。
500本を超えるこれまでの全記事リストは、
こちら
から。
雲上
(
くもがみ
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昨夜の撮影風景です。
ほんとに、ノートパソコン2台使ってるでしょ。
(PC画面ははめ込み合成です)
続いて、自動導入で最初に撮った総露光時間32分の画像です。
アンタレスと球状星団M4
(さそり座)
( 画像クリックで元画像の35%まで拡大 )
ノートリミング
( 上が北の方向 )
撮影DATA
:
2015/ 7/ 21
22:17’~ Vixen
R200SS+コマコレクタPH
(合成f=
780
mm F
3.9
) 露出
8分×4枚
ISO
800
Cooled 60D (気温25℃ 冷却 +4℃) ガイド鏡GS-60S タカハシ
EM-200
Temma2M
PHD2 ステライメージ7
撮影時の高度は20度を切っていました。
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