雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

撮れないので、いろいろやっています。

2015年11月27日 | 機材
もう雪国の冬がそこまで来ています。
今日は今季初めてのあられが降りました。
見えなかったのですが昨夜が満月のようですので、
次に撮影できるとしたら来月3日の下弦の月あたりからです。
そんな訳でいろいろ時間をつぶしながら、期待しないで待つ事とします。

先日 古いヨンニッパレンズの前面保護ガラスを外しての検証結果が良好だったので、
12月の貴重な1,2夜(?)の晴れ間はヨンニッパでの撮影になると思います。
今年1月のヨンニッパでの撮影風景
実はヨンニッパと言いながら、開放F2.8で140mmを越える大口径レンズを
結露防止を兼ねた自作フードでF4相当に絞っています。
これはFSQ130をFSQ106として使っているようなもので、あまりに勿体無い。
と いう事で昨年はF3.2用の自作フードも作っています。
秋口では曇る事は無かったのですが、今年1月の放射冷却で冷えた夜に・・
F4用の自作フードを装着したヨンニッパレンズと、右は霜が降りた赤道儀の三脚部。
撮り終わった後に確認してみると、レンズ表面に着いた露が薄く凍っていました。
やはり湿度が高くて気温が下がる雪国の冬には、湿気を紙に吸収させる自作フードでは心配です。
ましてフード内部の肉厚の薄いF3.2用は無理と判断していました。
ところが、先日の前面保護レンズを外した事により、まだ未検証なのですが
F3.2でも画質が大巾に向上するのでは、という期待が出てきました。
そこでフード内に乾燥空気を送り込んだらどうかと・・
変な光条が出ないようにフード内を切り取ってゴムチューブを埋め込みました。

右側のF4用に比べて、肉厚が薄く結露対策で頼りない事がわかります。

フード内に装着した状態です。

カメラ右横の変なものは、冷却による結露でカメラがダウンする事を防ぐためかぶせる「乾囲送兵衛」の箱です。
冷却デジカメ(Cooled60D)の結露防止も必要なため、2分岐で乾燥空気を送りこみます。

年内は乾燥空気無しのF4用の露除けフードを使い、
1月の厳冬期に入ったらF3.2用に乾燥空気を送り込んで検証してみたいと思います。

乾燥材も準備万端です。
左が火にかける前の湿ったもの、右がガスコンロで10分後のもの。
使っている乾燥剤は「ナニワゲル」という再利用が可能なエコなものです。

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寒くても星が見えるなら、きっとガマンできるのですが、
越後の冬は踏んだり、蹴ったりです。
あられが降って一時道路が白くなりました

雲上くもがみ
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コメント (6)
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