ブログ
ランダム
写真1枚選ぶだけ!簡単に投稿できる機能を用意しました♪
記事を書く
検索
ウェブ
このブログ内で
ログイン
ブログ開設
トップ
dポイント
メール
ニュース
辞書
教えてgoo
ブログ
住宅・不動産
サービス一覧
閉じる
雲の上には宇宙(そら)
雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!
考えが足りなかった光軸調整(R200SSとオフセット)
2015年11月02日
|
機材
満月期であることと 天候不良で撮影ができなかったため、
気になっていたR200SS鏡筒を再びいじってみました。
そもそもR200SS購入以来、斜鏡支持部のメーカー封印シールに怖れをなし、
光軸の状態を把握するだけだったのですが
7月に高性能で高価なコレクターPHを使い始めてから星の光条にズレが発生し、
やむなく封印をはがして光軸調整なるものをやってみました。
関連記事→
光軸調整 ポチったけれど、この封印が目に入らぬか!
関連記事→
この キ 、なんの キ 、気に・・
その後の検証で 光条のズレがピント位置によって変化する事がわかりました。
関連記事→
ピントはずれで怪我の功名?(カシオペア座 IC59 & IC63)
これで問題が解決したかというと、最近撮った画像を拡大して見ると
左側ほど星が横ブレしており、まだ星像は満足できるものではありません。
この左右で星像が違ってしまう原因について
私の推測
は・・・
①
.R200SSはスパイダー(斜鏡支持金具)が一体成型で太いため光条が目立ちやすい。
②
.ピント位置によって光条のズレの方向が変化する。
上記の2つの理由から、左右の星像のちがいは
スパイダーが主鏡の光軸に対して傾いている
(スパイダーの左右でピント位置がズレている)
というものでした。
この時点での光軸の状態を見ると・・
レーザーコリメータを使用して一度調整しているため、
接眼筒の中心軸と主鏡のセンターはほぼ合っていますが、
接眼筒の中心軸より
斜鏡画像の中心
が
左側
にズレています。
(斜鏡画像の中心はドローソフトを使って推測)
本来ならR200SSの場合、接眼筒の中心軸より
斜鏡中心
が
右側
に4mmズレるのが正しいはず。
( 下の図はわかりやすいように誇張して描いてあります )
*
オフセット
は 短焦点反射鏡の場合に斜鏡で集める光量に偏りが出るのを補正するためのもの
わたしの鏡筒ではオフセットとは逆の方向に
斜鏡の像の中心
が左にズレている事から、推測したのは・・
* 作図してみると、斜鏡が前後にズレるだけで主鏡の光軸(傾き)も変えなければならないことがわかります。
結果として主鏡の光軸に対してスパイダーが斜めとなり、縦方向の光条のズレが目立つ理由にも。
そこで今回は斜鏡の位置も思い切り変えて、光軸調整をやり直す事にしました。
封印シールをはがして、今回も2インチアダプタにちょうど収まる
LUMIX(DMC-LX1)
カメラとレーザーコリメータで
斜鏡を主鏡側に移動させるには中央の引きネジを緩めるのですが、
やっと接眼筒の中心位置まで来たところで、なんと
斜鏡が外れて
しまいました。
斜鏡を外したのは初めてだったので、すかさず型紙を作って
センターマーク
を付けました
もうネジが無い所までゆるめてしまったためなのですが、
なぜ、オフセット位置まで斜鏡を移動できないのか?
メーカーの製造段階の問題か? とも思いながら、
この日
(10月29日)
は斜鏡が取り付け可能な位置で光軸調整を行いました。
その後、LUMIXで撮った画像を見ながらふと疑問がわいてきました。
LUMIXで撮った
斜鏡の
画像の中心
が
斜鏡の中心
なのか?
斜鏡の左側は手前にあり、右側は奥にある。
ならば右側ほど小さく写るのではないか!
11月 1日、疑問について検証してみました。
ここで、斜鏡が外れた際に付けたセンターマークが役立ちました。
主鏡が写り込むと、斜鏡のセンターマークが見えなくなるため広告で隠しました。
なんということでしょう!
斜鏡画像から推測した中心より、実際の斜鏡中心は約7mmも違っていました。
( ズレ量は斜鏡の画像サイズより推測しました )
つまり、斜鏡が外れたため 「
オフセットの位置まで移動できなかった
」 と思っていたのですが、
実際は
オフセット
4mm
のところ、
7mmとオーバー
していたのです。
光軸が気になりだしてから、斜鏡の中心
(実際は斜鏡画像の中心)
が、
接眼筒の中心よりオフセットと逆方向にあるのは、
メーカーの製品検査がいいかげんだから と思っていました。(メーカーさんすみません。)
そうと決まれば、斜鏡のセンターマークを使って調整をやり直すしかありません。
結局、最終的なオフセット位置は
5mm
としました。
少しオーバーさせたのは、斜鏡中心位置の見直しで
前回の調整前でも3mmほどオフセットとなっていたことがわかり、
それでも左右の星像の違いが発生していたためです。
斜鏡の位置が決まれば、次は
斜鏡の傾き調整
です。
周囲の3本の押しネジを調整して、レーザーコリメーターの光が
主鏡のセンターマークに当たる様 調整しました。
最後に主鏡の傾き調整を行って、レーザーコリメーターの中心に光が戻る様 調整しました。
( 画像の向きを変えています )
果たしてこれで星像が改善されるのか?
もともとオフセットがそんなにズレていなかった事を知った 今、
大きな期待はしていませんが・・
この記事、最後まで読まれたあなたは
エライ!!
================================================
家内から「白オクラ」の伐採命令が出ました。
理由は伸び過ぎて収穫ができなくなったため。
これで 『かたてま野菜』 は、残すところ 「こくうまトマト」 だけになりました。
雲上
(
くもがみ
)
ブログランキング参加しています。
←いつもポチッとありがとうございます。
にほんブログ村
==========================================
コメント (10)
ランキング参加してます
にほんブログ村
応援(クリック)してね
天体写真 ブログランキングへ
記事一覧
|
画像一覧
|
フォロワー一覧
|
フォトチャンネル一覧
プロフィール
フォロー中
フォローする
フォローする
自己紹介
雲上(くもがみ)
めったに星の見えない雪国で、30年ぶりに天体写真に挑戦しています。
ログイン
編集画面にログイン
ブログの新規登録
最新記事
新年明けましておめでとうございます
正月は「どこが変わったんでしょうか?」で遊ぼう。(”加算平均”処理で作れます)
やはりこれがラストショット? 先月撮った かに星雲リベンジ撮影
上越天体写真友の会(J-APA) 『第4回天体写真展』 開催中
たまたま撮れた 3億光年彼方のバラ銀河
アンドロメダ銀河と伴銀河M110 モザイク撮影
11月の3夜目は、C11鏡筒バックフォーカスの検証から
M78 ウルトラの星雲 モザイク撮影
最も見えにくいメシエ天体M74、C11鏡筒でリベンジできたか?
アンドロメダ大銀河 南西部 モザイク撮影
NGC7380 ウィザード(魔法使い)星雲
2週間前は上弦の月からスタート
一夜で6タイトル、ラストは コーン星雲 (C11鏡筒開眼!? その6)
かに星雲 Bestショットは30分前(C11鏡筒開眼 !? その5)
塵に埋もれたIC342銀河(C11鏡筒開眼 ! ? その4)
さんかく座銀河 中心部(C11鏡筒開眼 !? その3)
ステファンの5つ子(C11鏡筒開眼 !? その2)
月明りも 雲もない夜に、C11鏡筒ついに開眼 !?
C11鏡筒の”結露”、月明りの中で対策検証(その2)
C11鏡筒のラスボスは”結露”、月明りの中で対策検証(その1)
>> もっと見る
バックナンバー
2025年01月
2024年12月
2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年09月
2023年08月
2023年07月
2023年06月
2023年05月
2023年04月
2023年03月
2023年02月
2023年01月
2022年12月
2022年11月
2022年10月
2022年09月
2022年08月
2022年07月
2022年06月
2022年05月
2022年04月
2022年03月
2022年02月
2022年01月
2021年12月
2021年11月
2021年10月
2021年09月
2021年08月
2021年07月
2021年06月
2021年05月
2021年04月
2021年03月
2021年02月
2021年01月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年09月
2020年08月
2020年07月
2020年06月
2020年05月
2020年04月
2020年03月
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年09月
2019年08月
2019年07月
2019年06月
2019年05月
2019年04月
2019年03月
2019年02月
2019年01月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年08月
2018年07月
2018年06月
2018年05月
2018年04月
2018年03月
2018年02月
2018年01月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年09月
2017年08月
2017年07月
2017年06月
2017年05月
2017年04月
2017年03月
2017年02月
2017年01月
2016年12月
2016年11月
2016年10月
2016年09月
2016年08月
2016年07月
2016年06月
2016年05月
2016年04月
2016年03月
2016年02月
2016年01月
2015年12月
2015年11月
2015年10月
2015年09月
2015年08月
2015年07月
2015年06月
2015年05月
2015年04月
2015年03月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年09月
2014年08月
2014年07月
2014年06月
2014年05月
2014年04月
2014年03月
2014年02月
2014年01月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年08月
2013年07月
2013年06月
2013年05月
2013年04月
2013年03月
2013年02月
2013年01月
2012年12月
2012年11月
カテゴリー
上越天体写真友の会
(10)
全記事一覧(カテゴリー別)
(5)
天体写真(系外銀河)
(267)
天体写真(星雲・星団)
(291)
天体写真(月・惑星・彗星)
(154)
天体写真(流星群・星野写真)
(27)
自宅で撮った『大宇宙SCALE』
(64)
画像処理のはなし
(87)
それでも星は流れる
(44)
天体写真よろず話
(114)
機材
(148)
手作りグッズ
(10)
ガイド星図22時
(17)
天体アルバム2021
(4)
天体アルバム2020
(4)
天体アルバム2019
(4)
天体アルバム2018
(4)
天体アルバム2017
(5)
天体アルバム2016
(5)
天体アルバム2015
(5)
天体アルバム2014
(4)
天体アルバム2013
(8)
天体アルバム2012
(3)
みんなの宇宙(そら)
(35)
今夜のターゲット
(6)
春の銀河アタックプラン
(6)
ブログのはなし
(13)
我が家の四季
(97)
日記
(20)
5年前のそら
(7)
そら(宇宙)のかるた
(6)
木製帆船
(10)
ブックマーク
「上越清里 星のふるさと館」
新潟県内最大の口径65cmの望遠鏡、プラネタリウム設置。
アクセス状況
アクセス
閲覧
1,040
PV
訪問者
568
IP
トータル
閲覧
4,006,719
PV
訪問者
1,425,028
IP
最新フォトチャンネル
ch
212204
(24)
天体アルバム2012
>> もっと見る
ポチッとお願いします。
天体写真 ブログランキングへ
文字サイズ変更
小
標準
大
カレンダー
2015年11月
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
前月
次月
goo blog
お知らせ
ブログを読むだけ。毎月の訪問日数に応じてポイント進呈
【集まれ!野鳥ブロガー】あなたのブログを紹介しませんか?
訪問者数に応じてdポイント最大1,000pt当たる!
dポイントが当たる!無料『毎日くじ』
goo blog
おすすめ
おすすめブログ
【集まれ!野鳥ブロガー】あなたのブログを紹介しませんか?
@goo_blog
お客さまのご利用端末からの情報の外部送信について
最新コメント
雲上(くもがみ)/
上越天体写真友の会(J-APA) 『第4回天体写真展』 開催中
さすけ/
上越天体写真友の会(J-APA) 『第4回天体写真展』 開催中
雲上(くもがみ)/
たまたま撮れた 3億光年彼方のバラ銀河
さすけ/
たまたま撮れた 3億光年彼方のバラ銀河
雲上(くもがみ)/
ステファンの5つ子(C11鏡筒開眼 !? その2)
さすけ/
ステファンの5つ子(C11鏡筒開眼 !? その2)
雲上(くもがみ)/
C11鏡筒のラスボスは”結露”、月明りの中で対策検証(その1)
さすけ/
C11鏡筒のラスボスは”結露”、月明りの中で対策検証(その1)
雲上(くもがみ)/
自宅で撮った紫金山・アトラス彗星(10月14日)
さすけ/
自宅で撮った紫金山・アトラス彗星(10月14日)