雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

薄雲の中、春の先駆けM81&M82銀河

2021年02月01日 | 天体写真(系外銀河)
1月 唯一晴れた20日夜の最後のタイトルは おおぐま座の系外銀河のコンビ(トリオ?)でした。
日が替わった2時少し前から撮影を始めたのですが、
雲予報が外れて じきに全天に薄雲がかかりました。
( 真冬の1月に一晩中晴れるなんて 越後ではまずないとは思ってましたが・・)

たまたまガイド星が明るめだったため朝までねばって撮影したのですが、
結局10分露光18枚も撮って、なんとか使えたのは半分だけ。 ↓
上段の10枚は2分露光の画像です

雲が薄めだった画像だけで処理した画像です。

M81 & M82 付近  (おおぐま座)  
M81(NGC3031)[右下]:距離 1,200万光年 視等級 6.9等級  視直径 21’×10’ 渦巻銀河(活動銀河核) 
M82(NGC3034)[右上]:距離 1,200万光年 視等級 8.4等級  視直径 5.1’×1.6’ 相互作用銀河 
NGC3077[左下]:距離 1,300万光年 視等級 9.9等級  視直径 5.4’×4.5’ 楕円銀河 
( 画像クリックで 元画像の25%サイズで表示します )
( ほぼノートリミング *時計方向に12度ほど回転した方角 が 北 になります )
撮影DATA : 2021/ 1/ 21am 01:55’~  Vixen VC200L+レデューサーHD(合成f=1,386mm)
露出 10分 × 枚 + 分 × 枚 ISO 6400 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット2(導入・ガイド・撮影)ステライメージ9(画像処理)
NGC3077も入れるため、カメラを反時計方向に12度ほど回転させて撮っています

長焦点のVC200L+レデューサーでもフルサイズカメラのため
銀河トリオが収まりましたが、
元画像の40%サイズで おなじみの銀河コンビを切り出してみました。 ↓
いまいち すっきりしないのは薄雲のせいという事で。

撮影中の空はこんなもんでした。 ↓
( 画像クリックで星座名を表示します )
30秒固定撮影を4枚コンポジット 4時50分ころ

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これで今年になってから撮った画像ストックがなくなりました。
(といっても、一夜晴れただけですが・・)
わが上越市の2月の「(推定)夜間晴天日数」は
20年間の平均で2.0夜ですので
月の無い、雲の少ない夜は1夜くらい?
期待しない待つことにします。

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コメント (6)
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