雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

ステファンの5つ子(C11鏡筒開眼 !? その2)

2024年11月08日 | 機材
雲も月明りも無い好条件の3日夜に撮った2タイトル目は
これまで単独では撮ったことがない ペガスス座のステファンの5つ子に挑戦してみました。

ステファンの5つ子(ペガスス座)
( 元画像の50%縮小画像 わずかトリミングあり )
( 画像の上が 北の方向になります )
撮影DATA : 2024/11/ 3 21:41’~22:55’ Celestron C11+Red(F6.3)(合成fl=1,764㎜)
露出30秒 × 122枚 (総露光61分) Gain400 Offset 8 UV・IRカットフィルター ASI533MC Pro(冷却-10℃)
タカハシ EM-200 Temma2M(*ノータッチガイド) ステラショット3(導入・撮影) ステライメージ9(画像変換・トーンカーブ)
*ダーク減算処理のみ実施しています
28㎝の大口径のC11鏡筒ならもう少しクッキリ写るかと思ったのですが、
長焦点での撮影のためシィーングの影響もあったのかも。

今回も過去に撮った画像と比較することで、画像の評価を行うこととします。

これまでの撮影では、この小さく集まった銀河の群れ(コンパクト銀河群)
近くに見える明るめの銀河 NGC 7331のアクセント(?)として一緒に写されていました。
これまで撮った中でBestShotと思われる画像です。 ↓
( PCでご覧の方は画像クリックで当ブログ最大サイズまで拡大できます )
撮影DATA(抜粋): 2021/11/ 7 [VC200L+RedHD(合成fl=1,386㎜)] ISO3200 20mx6+4mx4 LPS-D1 Cooled60D(冷却ON)

今回撮った画像とそれぞれの銀河群部分を縮小なしで切り出してみました。
2021/11/ 7の画像 ↓

今回 C11鏡筒で撮った画像 ↓

一見すると大差が無いようですが、拡大してみるとその差はあきらか。
たしかに今回の方が焦点距離も長く 描画画素数も多いのですが、
総露光時間が今回は半分以下でこの描写というところが、大口径の恩恵かな?と思います。

近隣の灯火が少し暗めになってきた22時ころの「只今撮影中」ショットです。↓
( 鏡筒の向いた方角に見える小さなが今回の撮影範囲です )
2024年 11月 3日 22時03分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8)30秒×6枚 ISO1600 
ソフトフィルター使用 kiss DX(SEO-SP2) 三脚固定撮影

次回は、打って変わって写野いっぱいに広がる さんかく座のM33銀河です。
先月20日夜は月明りの中で悲惨な画像でしたので、そのリベンジ撮影を行いました。


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イメージサイズの小さいASI533MCで撮っても、
ステファンの5つ子は小さすぎて単独では画になりにくい対象です。
レデューサーを外せば、更に露光時間が必要となるし ・・
まずは もっと見栄えのする対象から始めますか。

いつもは夏の日差しで葉がすっかり焼けてしまうのですが、なぜか猛暑の今年はリンドウが元気です


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コメント (2)
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