雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

少し”傾けた”ハート星雲(久しぶりにR200SS鏡筒で)

2022年11月08日 | 天体写真(星雲・星団)
久しぶりに短焦点反射鏡筒R200SSの出番となった
先月20日深夜(正確には日が替わった21日)に撮った3タイトル目になります。

IC1805 ハート星雲  (カシオペア座)  
( 元画像の30% 縮小画像 )
( 上が北の方角  )
撮影DATA : 2022/ 10/21 0:19’~  Vixen R200SSmm(+ コレクターPH 合成 fl= 760mm F3.8)
露出 分 × 20枚 + 分 × 枚 ISO 3200 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット2(導入・自動ガイド) ステライメージ9(画像処理)

9月末にヨンニッパレンズでも撮影しているのですが、
その時は お隣のIC1848 胎児星雲も一緒に入れて写すことができました。
ところが、短焦点反射と呼ばれるR200SSでは
ヨンニッパの1/4の写野範囲になった事により、
ハート星雲の中心部を撮るにはカメラを少し ”傾ける” 必要がありました。

今回の撮影時に使用した自作の導入マップです。 ↓
縦構図で星雲の主要部分が途切れないよう カメラを少し時計方向に傾けています
通常の撮影では赤経・赤緯の回転ずれは1°以内に収めるようにしています。
( 後日 追加露光した際に画像のズレを小さくするため )

定番の『只今撮影中』ショットになります。 ↓
( 四角枠は今回のR200SSでの撮影範囲です )
10月21日01時23分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8) 30秒×6枚 ISO1600 ソフトフィルター KissDX(SEO-SP2) 三脚固定撮影

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先週末から千葉の孫娘たちがきているのですが、
7日の夕食前に「家の内の壁に蝶々がとまってるよ!」とひと騒ぎ。
わたしはではなくだと思ったのですが、
捕まえて虫かごに入れて観察したら
私が見た事の無いきれいな蝶でした。
翌朝 逃がしてやる前に撮ったものです
翅を閉じていると蛾に見えるのですが、図鑑で調べたらルリタテハだとわかりました。
この蝶は花の蜜よりも、主に樹液を吸うとのこと。
(どうりで翅をとじると樹皮に見える訳)
成虫で越冬するそうなので、翌朝暖かくなってから逃がしてあげました。

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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
みにくいアヒルの子 (さすけ)
2022-11-08 07:34:21
蝶、「みにくいアヒルの子」でしょうか(^_^)。

今夜の皆既月食、お願いします。
雲上さんは、出張ナシの家撮りですよね。
天気がよくなるようお祈りします(^_^;)。
返信する
ひらいたら凄いんです (雲上(くもがみ))
2022-11-08 09:27:14
この蝶、「翅(はね)をひらいたら凄いんです」といったところ。

今夜の皆既月食、予報では雨がやむのが4時過ぎ。
その後も雲が厚めです。期待しないほうが。
返信する

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