法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
ZOOM法音道場のご案内
主宰者の《日乗》

「自分学・自分道」

2024年02月28日 21時21分38秒 | 日乗

先程、Zoom法音道場が終わりました。

水曜日の夜は、『顕浄土真実教行証文類』を学んでいます。
リーダーは、東京大谷声明学園研修科のお仲間の井◇さん。

聞法に熱心な井◇さん。
最近は、ご自身の「信心」についての学び深められています。
昨今の心境を語ってくれました。

蓮如上人の「御文・三 11」
「たとい牛盗人とはよばるとも、
仏法者後世者とみゆるようにふるまうべからず。

またほかには仁義礼智信をまもりて王法をもってさきとし、
内心にはふかく本願他力の信心を本とすべき」

蓮如上人の時代、
「仏法者・後世者」として目立つ民衆がいたのでしょう。
ですから、
そのような民衆に対して、目立つことをいましめ、
蓮如上人は「王法を先として、内心に本願他力の信心」とアドバイスをされてのでしょう。

ひるがえって、今時。
一般人にとって、仏教(宗教)との接点は、
葬儀とか法事の時だけのコトになっています。
また、一部の方々は、新宗教・新々宗教に走ります。

マア、身近なところでは、オウム真理教とか旧統一教会の問題がありました。

若い方々にとっては、仏教(宗教)は、ご縁のない時代になってしまいましたねー。

井◇さんの提言は、
義務教育段階、
「道徳」教育で「世界の宗教」について教えるのも大事ではと。

宗教について全く白紙の若者達が、
危ない新宗教・新々宗教のワナにかからない効用になりますよね。

カウンセリング研究会【くりのみ】& Zoom法音道場では、
里村専精師に教えていただいた、
「仏教は人間学 仏道は人間道」
を、
「仏教は自分学 仏道は自分道」
として学んでいます。

 

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「無責任政治」はゴメンです。

2024年02月27日 23時56分23秒 | 日乗

長期の自公与党政治の堕落&失墜。

マアマア、支持&不支持はともかくとして、
「政治」がそれなりに機能しないのは、
国の将来展望がひらけませんよね。

要は、世襲議員による(利権)政治。
マア、私利私欲丸出しの自民党政治&国会議員が露わにさrています。

各種世論調査をみても、
自民党&岸田首相の支持は下落。
多くの国民がウンザリとしています。

普通なら、
総辞職をするなり、
議員をやめるなり、
政権交代の局面であります。

マア、
自民党の「無責任」が一番の問題。
自民党の中に、「責任感」のある議員はいないか?

マアマア、テレビも悪いですよね。
国会開会中なのに、的確な情報を流さないですなー。

個人的には、
山本太郎が独りで立ち上がり、
党勢を拡大しているれいわ新撰組を応援したい。

マアマア、
すぐに、大政党になるのは無理でしょうが、
野党の中核政党になるぐらいの議席を獲得させてあげたいものです。

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親鸞さまの「自性唯信」&道元さまの「自心自性」

2024年02月21日 23時45分48秒 | 日乗

毎週水曜日夜のZoom法音道場は、
親鸞さまの『顕浄土真実教行証文類』を読んでいます。

進行役は、東京大谷声明学園研修科のお仲間の井◇氏。
浄土真宗の僧籍をおもちで、病院勤務のベテランの検査技師。
月一回、京都に出かけ、
ある偉いお方のところでの聞法も重ねています。

今晩は、井◇氏が直面しているご自身問題。
「信」をいただくことについて具体的に話してくれました。
また、伝統教学&民主教学のハザマでの、
ご自身の立ち位置&迷いについての考察も話してくれました。

またまた、
覚如さまの「仏心凡心一体」にもふれながら、
ご自身の内面を見つめられてもいました。

井◇氏には、先週の木曜日、
長島亀之助先生の校訳注『正法眼蔵現蔵入門』をお渡ししたところ。

親鸞さまの「自性唯信」
道元さまの「自心自性」

これから、井◇氏との「信」についての問答が楽しみであります。

親鸞さまは『教行信証・信巻』で、と示されています。
しかるに末代の道俗・近世の宗師、自性唯心に沈みて浄土の真証を貶す、
定散の自心に迷いて金剛の真信に昏し。
ここに愚禿釈の親鸞、諸仏如来の真説に信順して、論家・釈家の宗義を披閲す。
広く三経の光沢を蒙りて、特に一心の華文を開く。
しばらく疑問を至してついに明証を出だす。
誠に仏恩の深重なるを念じて、人倫の哢言を恥じず。
と示されます。

道元さまは『現成公案』で、
人、舟にのりてゆくに、めをめぐらして岸をみれば、きしのうつるとあやまる。
目をしたしく舟につくれば、ふねのすすむをしるがごとく
身心を亂想して万法を弁肯するには、自心自性は常住なるかとあやまる。
もし行李(あんり)をしたしくして箇裏に歸すれば、万法のわれにあらぬ道理あきらけし。
と示されます。

毎田周一師は、
「永遠なるものを求めて 永遠に努力するものを 菩薩という」
と示されます。

カウンセリングの師・友田不二男先生は、
「カウンセラーも、クライエント(学習者)なり」
と示されました。

「自性唯心に沈む」… 自分(我)。
「自心自性は常住なるとあやまる」… 自分(我)。


「凡愚」同士との(問答)が、大事な「時節」でありまする。

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『親鸞和讃』をうたう。

2024年02月19日 22時07分14秒 | 日乗

月曜日の夜は
Zoom法音道場
『親鸞和讃』をうたっています。

今晩は、『正像末和讃』をうたいました。

昨今は、
『親鸞和讃』といっても、一般には馴染みがないですよね。
マア、浄土真宗のご僧侶がうたうぐらいでしょうかねー。

ボクは、一般の方々に『親鸞和讃』を届けることに取り組んでいます。

今晩Zoomにご参加のKさんは、
昔からのスクールカウンセラー仲間。
ボクの手ほどきで、随分とうたえるようになりました。

さて、そのKさん。
来週からドイツ・スペインにでかける由。
昔、ヨーロッパで生活をしていたKさん。
ドイツ・スペインの友人に、『和讃』をPRしてきますと。

現在は、Zoomで世界中が繋がりますから、
実現できたら楽しくなります。

*写真は、記事とは関係ありません。
 昨日、野暮用で房総に出かけた時の一枚。

 

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高史明先生 岡百合子先生 報恩墓参

2024年02月14日 23時06分25秒 | 日乗


昨日(2/12)、小平霊園に立ち寄り、

高 史明先生 2023年7月15日没 91歳
岡百合子先生 2022年9月23日没 91歳

のお墓におまいりさせていただきました。

高先生との出会いは、
今から40年も前になります。
スクール・カウンセラー仲間のSさんが、
ボクに、高先生のご子息・岡真さんの遺稿集『ぼくは12歳』を紹介してくれました。
それがご縁で、
多摩親鸞講座に通うようになり『歎異抄』の学びが始まりました。
ボクの記憶では、
多摩親鸞講座は、毎月一回・年10回の連続講座だったと思います。
当時、ボクは30歳の前半。
江東区の小学校に勤務していました。

土曜日の午後の開催。
仕事が済んでからでは遅刻になりますので、毎回、一時間ほどの年休をとりました。
マア、当時の校長先生のご配慮も感謝ですが・・・

都営新宿線西大島から多摩センター駅まで乗車。
会場に急ぎました。
高先生の講座は、2年で終了になりましたが、
その後、聴講生の数名が集まり、
毎月一回、小平市の先生のご自宅で聞法会が開催されました。
その後、先生が大磯市に転居されてからも聞法会は継続された次第。
ボクも毎月、江戸川区から大磯まで通わせてもらいました。

随分、通いましたね-。

聞法会の後には、
岡百合子先生のお料理をいただきながらの座談。
こちらも、随分と盛り上がりました。

そうそう、
ボクが主宰している
カウンセリング研究会【くりのみ】にも何度か出講していただきました。

先生がご高齢になったこと。
『月愛三昧』の執筆でお忙しくなったこと等々により、
聞法会も自然消滅になってしまいました。

高先生のお宅での最初の聞法会で、
『真宗聖典』を手に入れ、
表紙の裏に『南無阿弥陀仏』の名号を書いていただきました。

ボクの、「親鸞学習」「念仏道」の礎は、
高 史明先生
岡百合子先生
のご恩にあります。

南無阿弥陀仏

 

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このお国の「民主主義」が崩れていきます。

2024年02月12日 22時49分18秒 | 日乗

自民党の裏金・脱税問題、
旧統一教会との関係、
能登地震の対応の遅れ
etc、

一一のことは省略しますが、
この体たらくで、自公与党政治が倒れないのが、
本当に情け無く思っています。

もちろん、政党・政治家の問題もありますが、
特に劣化が顕著なのは、
このお国のテレビメディアのように思います。

先程も、10時~テレ朝の「報道ステーション」を見ていたのですが、
政治向きの報道は皆無でしたねー。
NHKのニュースもそうですが、民放各局の報道が、
自公与党政治に対して本当に腰が引けています。

x(旧ツイッター)やYouTube上では、
随分建設的な情報が見られますが、
テレビメディアとは随分と温度差があります。

やはり、
このまま自民党に引っ張られていったら、
このお国の将来は貧富の差も拡大して、
真面目な人・正直な人はスポイルされていくでしょうねー。

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れいわ新撰組 私設(独り)応援団

2024年02月09日 23時03分55秒 | 日乗

只今、国会開会中ですよね。

結論を先に申しますと、
どうして、この国のテレビは国内政治関連から腰砕けなんでしょうねー。

民衆に、国内政治(与党政治)を隠蔽するのに一所懸命ですな-。

これでは、このお国の民主主義は劣化の一途。

今晩、7時、9時のNHK総合テレビのnewsを見ました。
次に10時のテレ朝の報道ステーションを見ました。
世界的な指揮者の小澤征爾さんの逝去。
本当にさみしいことではあります。
関連の報道は当然のことであります。

もちろん、能登地震の復興の状況報道も当然ではあります。
ただ、志賀原発のnewsがあまりにも少なすぎます。
モニタリングポストの欠損、通信障害対策程度では生ぬるし。
この地震国にそもそも原発設置はあまりにもリスクが大きい。
即に、全原発の廃炉に向かうべしと考えます。
7日は、福島第一原発で放射性物質を含む汚染水が外部に漏れ出た由。
原発問題一つでも、自民党政治の出鱈目ぶりが明々白々。

裏金問題、またまた旧統一教会・・・
岸田内閣、自公政治を止めないと、このお国は本当にヤバイですよね。

次に予定される補欠選挙、
いつかくる総選挙。

ボクは、個人的には、
先ずは、山本太郎&れいわ新撰組が、
中規模政党になることを期待しています。

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『親鸞和讃』をうたう会

2024年02月06日 23時13分07秒 | zoom法音道場

今朝(2/6)の我が家からの眺望です。
マア、後期高齢者ですから、一日蟄居していれば良いだけのこと。
降雪で困ることもありません。
ただ、世間の皆さんはご苦労があったことでしょうね。
お疲れ様でした。

毎週火曜日。
10時30分~11時、Zoom法音道場
親鸞さまの『三帖和讃』をうたっています。

先だって、10時~10時20分。
個別授業で、Mさんに『和讃』を教えることになりました。
先ずは、『浄土和讃』「弥陀成仏」の(初重)を指導。
昔、教師稼業をしていましたので、
「指導法」は、そこいらのお坊さんさんよりも上手かな?(笑)
冗談ですよ。
要は、今時、親鸞さまの(教え)を受けとめる時節ということ。
具体的には、『教行信証』は難しいですから、
『和讃』を皆で一緒にうたうのが、ベストのように思っている次第です。

お声をかけていただけましたら、
Zoomでも対面でも、出来るだけ対応したいと思います。

Zoomの後は、総合体育館にでけて、ヨガとストレッチ。

この2、3週間、お顔が見えなかったインストラクターさん。
海外旅行にでも出かけていたのかなー?と想像していたところ、
乳がんの全摘手術の由。
まだ、術後の日にちもわずかなのに・・・お元気そうで安心しました。
手術の翌日から、即リハビリが始まって、もう大丈夫ですと。

先ずは、全快に安堵。
本当に、医療は進歩していますねー。

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夜噺の茶事

2024年02月05日 18時50分25秒 | zoom法音道場

毎週月曜日は、
『zoom法音道場・歎異抄』学習会

本日は、
*1分間念仏
*『歎異抄 第一章』音読
*『歎異抄 後序』学び合い
*井戸端(楽談)タイム
という流れでした。

本日の『後序』での学び合いの箇所は、
聖人のつねのおおせには、
「弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとえに親鸞一人がためなりけり。
されば、そくばくの業をもちける身にてありけるを、
たすけんとおぼしめしたちける本願のかたじけなさよ」と御述懐そうらいしことを、
いままた案ずるに、善導の、
「自身はこれ現に罪悪生死の凡夫、曠劫よりこのかた、
つねにしずみ、つねに流転して、出離の縁あることなき身としれ」(散善義)
という金言に、すこしもたがわせおわしまさず。
されば、かたじけなく、わが御身にひきかけて、
われらが、身の罪悪のふかきほどをもしらず、
如来の御恩のたかきことをもしらずしてまよえるを、
おもいしらせんがためにてそうらいけり。


この箇所は、大勢の皆さんが着目する箇所でありますよね。
「ひとえに親鸞一人がためなりけり」とありますが、
ボクからの提案は、
「親鸞一人」の箇所。
「親鸞」の箇所に各各の名前を置き換えて、
各各の読みを深めましょうと。

井戸端では、
ご参加の伊◇さんから、
1月の中頃に開催された、鎌倉の茶席の「夜噺の茶事」の報告をお聞きしました。

「蝋燭の灯だけの世界。
闇になりますと、明るいときに気づかなかった、
感じられなかったモノ・コトが感じられます」と。

話しは飛びますが、
NHKをはじめ民放テレビ各局。
能登大地震のその後を詳細に報道はしています。
当たり前です。
ただ、最大の手落ちがありますよね。
一例を指摘すれば、「志賀原発」の現状を報道しませんよね。
自民党の裏金問題も腰が引けています。
マイナカードにしても、
福島原発の現状にしても…
駄目ですよねー。

明るい世界。
欲ボケで、大事なことが見えないのでしょうかねー?

 

 

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DIC川村記念美術館

2024年02月03日 23時25分58秒 | 日乗

午前中、八街市まで野暮用で出張。
帰路、DIC川村記念美術館に立ち寄りました。

若い頃、
友人で図工教師だった日◇氏に連れられて出かけた美術館。
ボクより3歳年長。
美術への関心を啓いてくれた兄貴分で、
よく、居酒屋で一緒に飲んでいました。

30代~40代、
フェルメールが好きで、
夏休み・冬休みをつかって、
ヨーロッパの各地の美術館を訪ねていました。
オランダ国立美術館では、
レンブラントの作品の見てはいましたが、
当時はその重厚さに圧倒されただけでした。

今日、川村美術館で、
久々にレンブラントの「広つば帽を被った男」にご対面。
「ウムー」
この一枚だけを見るために、川村美術館を訪ねたい気分。

ボクも、年をとったなー?

 

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