区立図書館から借りていました。
今枝由郎著
『ブータンから見た日本仏教』
NHK BOOKS 2005(h17)年6月30日 第1刷発行
著者の今枝さんは、1946年生まれ。大谷大学卒業。
フランス国立科学研究センターの研究ディレクター。
1990年プータン国立図書館顧問。
日本の仏教を、世界的な視点で書かれた一冊。
本書の中にあるの『日本語訳大蔵経』の話は、興味ある話題でした。
これまでの日本人の多くは、漢文が読めました。
戦後教育を受けた者は、がくっと漢文読解力が落ちています。
私も、漢文はお手上げです。
経典のいくつかは日本語訳がありますが、
『日本語訳大蔵経』があれば若い方々も仏教が身近になるかも!
道徳が、正規の教科になる由。
その前に、『日本語訳大蔵経』が欲しいですね。
民主主義。
主権在民。
三権分立
昔、昔、高校時代の社会科で教わった気がします。
広島高裁岡山支部で、参院選の「一票の格差」をめぐる裁判で、
違憲判決が出されたそうです。
国会(参議院)では、特定機密法案の実質審議が始まったようですが、波乱含み。
マア、与党の圧倒的多数で、成立されるでしょう。
どうも、衆参ねじを解消した自民党が、強引な政治をすすめる気配です。
司法には、がんばってもらいたいものです。
花森安治さんのことば。
政党や政治に、
けじめがなkなったときが、
独裁者のいちばん生まれやすいときである。
独裁者は、どこのくにでも、いつでも、
国民に歓呼されて、登場してくる。
いまの政治家は、そのことを
忘れていはしないだろうか。
政治のあり方をみて、
原を立てず、しかたがないと、
うすら笑いをうかべ、
ばかげたテレビ番組に、
うつつをぬかし、
野暮なことはいいっこなしで
暮しているうちに、
やがて、
どういう世の中がやってくるか。
ある駅前の緑道。
隣に大型店舗があります。
以前から、駐輪マナーが悪いところです。
今日、緑道を通ったところ、
写真のように、地元の小学校児童の作品(コピー)を挟んだマット(駐輪禁止の児童ポスター)が道路に敷かれていました。
道路に敷かれていますから、砂がかかります。
一部の通行人には踏まれます。
駐輪マナーの悪い輩は、平気で児童の作品(コピー)の上に駐輪していました。
駐輪マナー向上に取り組まれている区関係者の取り組みのは、敬意を表します。
しかし、たとえコピーであっても、子どもの作品を踏みつけられたり、
砂がかかる道路に並べるのは如何なものでしょう。
作品は、子どもの分身です。
心が痛みました。
帰宅して、区教育委員会・児童作品を提出している地元小学校校長・区の駐輪関係の部署に電話をしました。
電話の応対にも腹立つものでしたが、ここでは省略します。
学校教育にたずさわった一人としては、本当に心が痛む場面でした。
啓発は素晴らしいことですが、児童の作品の扱いには心をくばってもらいたいものです。
区立図書館にリクエストしていた一冊が届きました。
若杉 冽 著
『原発ホワイトアウト』
講談社 2013年9月11日 第一刷発行
著者は、東大法学部卒。
国家公務員Ⅰ種試験合格の霞が関の省庁に勤務の覆面作家。
発行時から、随分評判の一冊でした。
発行すぐに、区立図書館にリクエストしていたのですが、ようやく届きました。
原発関連の霞が関の動向がリアルに理解できます。
既得権益を守ろうとする、電力会社・政治家・官僚etcのエゴがよく描かれています。
話は飛びます。
「よみうり時事川柳」から。
もう一つ指の輪招致してた知事
五輪まで一輪一千万に見え
釈明にプレゼン程の切れは無し
猪瀬東京都知事と徳洲会病院との、五千万円のやりとりも理解が出来ませんネ。
作家で、(道路公団)問題であれ程厳しく追求していた猪瀬さん。
本当にお粗末です。
沖縄選出の自民党国会議員の寝返り。
自民党沖縄県連の寝返り。
沖縄の皆さんは、どのように思っているのでしょうか?
辺野古移設も外堀が埋められています。
どこかで・だれか“権益”を獲得しようとしている輩が蠢いているのでしょう。
自民党・自民党沖縄選出議員・沖縄県連。
出来レースの思います。
特定機密保護法案の衆議院通過。
日本国は、後退しているように思います。
樹木希林(70)は、素敵な女優さんですよね。
27日のフジテレビ系の情報番組『ノンストップ』で、
全身ガンの詳細や死への覚悟を語ったそうです。
Webで、希林さんの言葉を拾いました。
2週間ぐらい前の検査で、
「副腎にも大きながんがあることが発覚して、いまはピンポイントで放射線治療をしています」。
また、死への覚悟については、
「常に思ってる。皆さんは果てしなく生きると思っているでしょ?
いまはいつ何があってもおかしくない。
畳の上で死ねたら上出来だと思います」
今後のことについて
「自分が生きたってことが、他人の迷惑にならないよう、
自分が生きていることによって、出すゴミがないよう思ってます」
娘婿の俳優の本木雅弘の質問。
「どういうところで死にたいですか?」
希林さんの答え
「病院よりはうちのほうがいい。孫の声が聞こえるところで死にたいと伝えた。
彼は“おくりびと”ですから」
夫の内田裕也からは、
「なんで(がんに)なったんだって」聞かれたそうです。
希林さん、
「頑張れよと励まされた。優しいです」と微笑んでいたそうです。
本日、先輩のお誘いで、文京区のあるお寺様に出かけました。
前坊守様が主催している「お習字の会」でした。
皆さん、腕自慢のご婦人方で、楽しい時間でした。
休憩時間の前坊守様のお話。
坊守様がお若い頃、このお寺に曽我量深さんが毎月お泊まりになったそうです。
曽我先生は、坊守さん教えられたそうです。
① 「若い頃の聞法は、自分の心の引き出しをたくさんつくることです」
② 「世間話は、5分で疲れてしまいます。聴聞の話は、何時間でも話して疲れません。
私が、話すのではありません。世尊・親鸞さんが私の背中を押してくれるのです」
③ 「大勢の聴講者に分かってもらえなくても良いのです。
大勢の中の一人。その一人が、仏法に触れて“うなずく”ことが大事なのです」