法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
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主宰者の《日乗》

【落穂拾い】No358を更新しました。

2013年07月31日 09時46分41秒 | 【落穂拾い】

くりのみ会ホームページに、【落穂拾い】No358を更新しなした。

先日、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」で、
アメリカのコメディアン・ジョージカーリンさんの詩を紹介していました。

これが面白い、そして鋭い!

【落穂拾い】は、コチラから。
      ↓
http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~kurinomi/index.html

 

YouTubeでも、いろいろ見られます。


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「宗教」と出会う時機・・・

2013年07月30日 11時15分30秒 | 日乗

『アエラ』7月22号で拾った言葉

表紙裏に掲載された、
京都大学の「東京で学ぶ京大の知シリーズ」の広告

宗教と聞いてもわたしたちは、
仏教やキリスト教といった個別の宗教をふつう思い浮かべます。
それらは、地域や各地の人々と結びついた伝統的・文化的なものであり、
開いた体系(教理)、あるいは習慣のようなものとして理解されています。
しかし、人には、何かの拍子に人間として、何かとても重要な意味をもった
「宗教」と出会う時機が到来することがあります。
そこで、「宗教」は違った意味を帯びることになるなるのでしょう。
今回は、日本・西欧・インドの哲学を専門とする四人の講師の、
人間と宗教の関わりについてそれぞれの考え方を語ります。


『歎異抄』の最初には、次の言葉があります。

一 弥陀の誓願不思議にたすけられまいらせて、
往生をばとぐるなりと信じて念仏もうさんとおもいたつこころのおこるとき・・・

アンダーラインは、聞者くりのみが引きました。

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【落穂拾い】を更新しました。

2013年07月29日 22時49分10秒 | 【落穂拾い】

カウンセリング研究会【くりのみ】ホームページに、
【落穂拾い】No357を更新しました。

http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~kurinomi/

内容は、『文藝春秋 8月号』で拾った、三人の医師の対談です。

渥美和彦  東京大学名誉教授
細谷亮太  聖路加国際病院 小児総合医療センター長
村上智彦  ささえるクリニック院長

お三人のドクターの「生死」に対する眼差しは、共感できるものです。

聖路加国際病院の細谷先生が、仏教徒とは面白いですね。



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7月の「吟醸の会」

2013年07月28日 23時15分57秒 | 日乗

昨晩、7時~10時、7月の「吟醸の会」に出かけました。
この会は、毎月末の土曜日の開催です。
ということで、7月の定例会は、いつも「隅田川花火大会」と重なります。
打ち上げの音を聞きながら、美味しい吟醸酒をいただいています。

昨晩は、ゲリラ豪雨で、花火見物&各地のイベントも大変だったようですね。

今回の吟醸酒は、6升。

1.木村酒造(秋田県湯沢市)  純米吟醸  「角右衛門」 夏酒 薄にごり

2.福田酒造(長崎県平戸市)  純米吟醸  「福田」

3.高千代酒造(新潟県南魚沼市)    「たかちよ」 生原酒 

4.世界一統酒造(和歌山市湊紺屋町)  純米吟醸  「南方(みなかた)」 生原酒

5.小林酒造(栃木県小山市)  大吟醸  「鳳凰美田」 荒ばしり+押切

6.酒田酒造(山形県酒田市)  純米大吟醸  「上喜元 裏ラベル」 おりがらみ


閉会近くには、和気あいあいと、撮影会を行います。

今回の好評の大吟醸酢は、5番「鳳凰美田」「上喜元 裏ラベル」でした。

評価の詳細は、「吟醸の館」さんのホームページをご覧ください。
           ↓

http://www2.ttcn.ne.jp/~ginjo/ginjousyu/2013_3/2013_3.htm

 

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ガンバレ!都留文科大学

2013年07月28日 22時17分52秒 | 日乗

本日の東京新聞・《筆洗》を面白くお読みました。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2013072802000101.html

 山梨県の都留文科大には珍しい講座がある。
歴史、自然、信仰など多角的な視点で捉える「富士山学」。
担当する渡辺豊博教授は、
世界文化遺産への登録が決まる瞬間を見届けるためカンボジアに飛ぶぐらい富士山を愛してやまない人だ
▼バクテリアでし尿を分解するバイオトイレを山小屋に設置する活動などに取り組んできた渡辺教授が
先週日本記者クラブで語った現状は祝賀ムードに冷水をかける内容だった
▼登山者の激増で垂れ流されることになるし尿、大量の産業廃棄物が違法投棄されている森林、
枯渇する地下水、ひき殺される動物たち、一元管理ができずその場しのぎの縦割りの行政…
▼諮問機関のイコモスからは富士五湖の開発制限など数多くの課題を突きつけられている。
保全状況報告書の提出を求められている二〇一六年までに条件を満たさなければ、登録を抹消される可能性もある
▼例年を大きく超える登山者が訪れている富士山で入山料の試験徴収が始まった。
環境保全や安全対策の名目で、静岡県と山梨県が一人当たり千円の協力金を呼び掛ける。
使途は登山者へのアンケート結果などで決める
▼登山者激増でさらに傷だらけになることを危惧する渡辺教授は、五合目に上る道路を閉鎖し、
ふもとから歩く山に戻したらどうかと提言する。究極の入山規制だが、実態を知れば極論とは思えなくなる。

渡辺教授の、「ふもとから歩く」という提案、素晴らしいですね。
私は、大賛成であります。
マア、観光関連業者や誰でもが富士山に登れることを期待する人からは、「ブーイング」でしょうが・・・

都留文科大学関連で、もう一つの話題。

カウンセリング研究会《くりのみ》「教育とカウンセリングコース」に、
都留文科大学大学院生のH君が、毎月、早起きをして参加してくれています。
大学2年生の時から通っていますから、4年目になります。
とても熱心で素敵な青年です。

渡辺教授とは直接の関係はないと思いますが、
私の中で一つながり。(笑)

都留文科大学は、好印象です。

 

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7月 くりのみ会「親鸞とカウンセリングコース」終了

2013年07月27日 23時50分12秒 | カウンセリング研究会【くりのみ】

本日午前、7月の「親鸞とカウンセリングコース」が終了しました。

参加者は、総勢5名(男性2名 女性3名)でした。
K林さん、K野さんから、欠席のご連絡をいただきました。


学習会の流れ。

①『正信偈』の現代語訳の音読

②井 戸 端

③(聞者くりのみ)の『高僧和讃』を聞いていただきました。

④親鸞『浄土和讃』・ 声明練習

④テキスト、岩波文庫 金子大栄校訂『教行信証』の250㌻5行目~250㌻を音読。
 その後、意見交換をしました。

一昨年4月がら始まった『教行信証』音読勉強会です。
「証巻」の第2回目です。

勉強会のスタートの頃は、音読もヨチヨチ状態でしたが、
この頃は、随分進歩して、皆さん音読もスラスラ。
声を出すのが楽しくなりました。

この頃、専門の僧侶の方や佛教大学の学生さんでも
『教行信証』を坐右に置いて読む機会が少ないと聞いています。

江戸川区で、一般の方々が集まって『教行信証』音読勉強会を継続していることは、
大変意義があることだと思っています。

今日は、、テキスト『教行信証』の次のテキストについても。話題に上がるようになりました。


→次回の「親鸞とカウンセリングコース」は、
  9月21日(土) 午前10時~12時 タワーホール船堀

 

どなたでも参加できます。
直接、会場にお出かけ下さい。

 

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国民の安全と安心

2013年07月26日 23時25分50秒 | 日乗

安倍自民党、東京電力、マスコミ、原発関連の方々、
本当に、何を考えているのでしょうか?

福島第一原発汚染水流出問題で、東電の広瀬社長や3人の役員の減給処分の報道がなされました。
この汚染水の流出が公表されてのは7月22日。
公表が大幅に遅れたのは、
「社内の情報共有が不十分で、公表する意思決定・姿勢が積極的でなかった」としています。

これって、大問題だと感じています。

それに、参議院議員選挙の翌日とは。

あまりにも、まやかしですね。

このところ、山口の連続殺人事件の報道が繰り返し報道されていますが、
汚染水流出のニュースの方が、何十倍も大事なニュースだと思います。

汚染水の流出は、日本だけでなく世界規模での環境汚染の大問題。
直接的には、日本人の水産資源の汚染による食の問題でもあります。

また、海外各国に対する、信用の失墜でもあります。

TVをはじめとした我が国の報道の仕方が「変」ですね。

政府の仕事の、眼目は、「国民の安心と安全」にあると考えます

東電社長と役員の減給ですませられるようなことがらではありません。

 

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東京大学 大丈夫?

2013年07月25日 23時24分50秒 | 日乗

読売新聞web版によりますと、
東京大学の東大政策ビジョン研究センター教授が、厚生労働省からの研究補助金を巡り
架空業務を発注。
詐欺容疑で逮捕されたそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130725-OYT1T00846.htm?from=ylist

また、今朝の朝日新聞の一面トップは、
「東大43論文改ざんの疑い」の記事がありました。

この二つの記事を読んでの感想。

①東大も、ここまで落ちたか!
 この病巣は東大だけに限定されないように思います。
 私の印象では。大学だけでなく、各分野にも蔓延している病巣だと感じています。
②その背景は、バブル以後の、カネ・モノ第一の時代の潮流があるように思います。
③日本中が、経済優先、欲望全開の時代の帰趨するところであります。

道元さんには、「学道の人は、貧を学すべき」の言葉があります。

日本の指導者層が、宗教心(仏心)を忘れた結果だと、私は確信しています。

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「報道」考

2013年07月25日 22時53分18秒 | 日乗

大事なニュースがしっかりとl報道されなかったり、
どうでもよさそうなニュースが、延々と報道されたり・・・。
そんな気分になることが良くあります。

風評被害を抑える意味でも、しっかりと報道されてしかるべき東電福島原発事故の対応等は、
もっとしっかりと報道されてしかるべきだと思います。

放射性物質の海洋流出のニュースが、参議院選挙の後に報道されるようになりました。
東電も、地元の漁業関係者と面談・謝罪もしているようです。
でも、変ですよね。
素人考えでも、以前かrら、放射性物質の流出は想像できることです。
WEB等の更新をみていますと、海外のニュースでは、
東電の試算よりも20倍以上のセシウムの海洋流出があった等のニュースもみられます。

今朝の朝日新聞朝刊14版の記事で、「除染業者の七割に違反」の記事がありました。
労働基準法違反、労働安全衛生法違反が684件も見つかったそうです。
除染費用は、国民の税金から出ているわけですから、
もっともっと取り上げるべきニュースだと考えます。

政治家にはしっかりとしてもらいたいものですが、
TV・新聞にはそれ以上にしっかりとした報道を期待するものです。


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金子大栄さんの言葉 ~web遊行~

2013年07月24日 23時08分30秒 | 日乗

いつもお世話になっている「杵柄落語会」の重鎮・恋歌師匠から、
あるドクターのホームページ(院長コラム)をメールで紹介していただきました。

みつお記念クリニック
http://mitsuo-cl.com/index.html

院長先生のコラム、素晴らしいですよ。
お出かけあれ!

院長先生のコラムから、web遊行スタート。

次に行き着いたところが、永尾雄二郎医師。
「念仏医学」ということで、静岡県掛川市患者さんを看られていたようです。

http://www.koumyouji.com/hitokuchi/houwa/010.pdf#search='%E6%B0%B8%E5%B0%BE%E9%9B%84%E4%BA%8C%E9%83%8E'

平成14年11月「光明寺だより24号」から一部コピーです。

「念仏的人生」
お念仏のみ教えに生きている方を紹介したもので
『われら念仏に生きる』(編ー亀井鑛)と
いう本があります。

その中に永尾医院(静岡県)の院長である、永尾雄二郎という方のことが紹介されていまし
た。
氏はご自分の医学を「念仏医学」と仰っていますが、
ある患者さんで、70歳過ぎて中風が
出た人がいました。
往診していても、どうもはかばかしくない。
ところが、その枕元に次の
ような色紙が掛けられてあったというのです。

いらいらやくよくよもせず
おおらかに
悠悠自適
老いの坂路を


「誰に書いてもらったの?」

「ある偉い先生から」

「これで落ち着けるの?」

「中々おおらかにいけませんわ」
「そうでしょう。私ならこう手直ししますよ」

いらいらやくよくよのみの人の世も

なごりなつかし
今日の一日

「これならどうですか?」


「あ、先生。イライラクヨクヨばっかりでいいんですか。
それがなごりなつかしい・・・そ
うですか、そうですか」
と、うなずかれ、それからの闘病生活は、
打って変わって明るいものになり、病状も改善さ
れたと言われています。

ちなみに、前者の歌は、自力の教え(一般仏教)で、
後者は他力の救いを説く教え(浄土真
宗)と言えるでしょう。
長年、念仏の教えに親しんでこられた方だけのことはあって、
氏の手直しされた色紙は、念
仏の教えが医療の現場で見事に生きていることを物語るものだと思います。

ここで誤解しないで頂きたいのは、
前者の歌のような生き方が悪いと言っているのではあり
ません。
イライラクヨクヨせずにおおらかに生きることができれば、それは素晴らしいことです。
ただ、そのような生き方が私にできるのかということです。
実は、親鸞聖人が二十九歳まで求め続けてきた道も、
前者の歌のような道(自力の道)だっ
たのです。
そこには、20年間にわたる命がけの求道の遍歴があったのです。
厳しい修行を重ねるほど
に、自力の道のいよいよ遠いことを知らされたのです。
そんな絶望のどん底の中に出遭ったのが「お念仏の道」だったのです。

それは「愚かな者だからこそ救わずにはおれない」という阿弥陀さまの本願(根本の願い)

の道でした。

本書には38名の念仏者が紹介されていますが、
一様に、「念仏の教えに出遭って、自分が
見えてきた」と、語っています。

自分中心で、自分が正しい、自分は賢い、自分は善人のつもりの、頭の高い人間・・・そん

な愚かで思い上がった自分が見えてきたと言っています。

さらにWEB遊行。
次にたどり着いたのが、「第407回 一偶会例会」2004年11月の案内。

http://www.jma.or.jp/ichigukai/seminar/407.html

講師が永尾雄二郎医師。
で、永尾さんが金子大栄の聞法者であったことが判明。

講演の演題:「人生の道標 ~普遍の法と特殊の機~」

この演題は、金子大栄師の

[普遍の法を特殊の機に受行す これを廻向といふ]


が下敷きになっているようです。

更に、WEB遊行。
永尾医師が、NHK「こころの時代」に出演されていたことを知りました。
下記をご覧あれ!

http://h-kishi.sakura.ne.jp/kokoro-63.htm

「こころの時代」の逐語録をブログで発信しているのは、奈良市在住のお方ようです。

有難い仕事をしてくれています。感謝。


恋歌師匠のメールから、今晩はWEB遊行をさせてもらいました。

近々、国会図書館に出かけて、各氏の著作にもあたってみようと思います。


先ずは、WEB遊行の備忘(メモ)です。


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