ようやく午後、少しだけ夏の太陽がお出ましでした。
明日には、梅雨明けでしょうか?
上野・浅草方面に出かけました。
写真は、雷門通りです。
コロナ禍とオリンピック開催延期で、ご覧のように閑散とした街。
ボクは、この15年。
毎週木曜日の夕方は、大谷声明学園に通っていました。
安倍政権の観光政策とオリンピックに向けて、
コロナ禍前は外国人で賑わっていたのです。
ホテル建設もラッシュでしたねー。
途中、合羽橋商店街にも立ち寄ったのですが、
日本の方も、外国からのお客さんも見られませんでした。
日本中・世界中が、「どん底」。
浅草のお寺の掲示板。
カウンセリング研究会【くりのみ会】のお仲間・岩◇さんお勧めの一冊。
ワイルド・スワン(中)
ユン・チアン著 土屋京子訳
講談社文庫 1993年3月1日 1刷発行
この作品は、1993年1月、講談社から刊行。
当時、随分と評判になったようですが、ボクは読んでいませんでした。
区立図書館から、借りてきました。
もう、読む区民もいないようで、集密コーナーから出してもらいました。
執筆のきっかけは、
イギリスに留学したいたユン・チアンのもとを母親が訪ねる。
その時に、一族の苦難の歴史を語ってくれたことだそうです。
本書の内容は、中国の近代史・文化革命の混乱、毛沢東の悪政を下敷きに、
一族と著者自身の葛藤・成長を描いたものです。
いまちょうど、
毛沢東の悪政。大躍進の失敗とその後始末のところ。
ちょうど、1959年末から1961年にかけての大飢饉のあたりを読書中。
中国全土の、餓死は本当にヒドすぎます。
もちろん、農民を取り締まる側、共産党員間の権力闘争の熾烈さ、密告等々も醜いものです。
絶対的権力者・毛沢東の(面子)を守るための悪政・粛清・弾圧…
本当に、全体主義・共産主義は、恐怖であります。
キーワードは、「権力者の面子」。
そうそう、このお国の官僚組織の混迷、官僚倫理の崩壊。
これも、ぼっちゃん権力者の(面子)のためか!
真っ当な政治・愚直な政治家の出番ですよねー。
作家の黒木亮さんのコラムを紹介してくれた。
黒木さんは、1957年北海道生まれ。早稲田大学卒業。三和銀行に入行。三菱商事ロンドン現地法人に入社。金融部長を務めながら金融小説『トップ・レフト』を上梓。2003年退職。現在、ロンドン在住。(Wikipediaから)
話題は、「日本メディアの情けなさ」。
先日、イギリスのボリス・ジョンソン首相が、イギリスの新型コロナ対策の初動のミスを認めました。
首相にインタビューしたのは、ポリティカル・エディター(政治部長的職位)のローラ・キューエンスバーグ氏(女性)。
13分半のインタビュー。
氏の冒頭の質問は、「新型コロナ問題に関して、あなたは何を間違えたと思いますか?」で始まったそうです。
ローラ・キューエンスバーグ氏の質問。
ボリス・ジョンソン首相の応答。
黒木氏は、両者の、訊くべきことを訊く記者、ごまかさず懸命に応える首相。
このインタビューを下敷きにして、日本の大手メディアの「小サラリーマン的」に姿勢を指摘したうえで、大手メディアの中にいるやる気のある記者、フリーの記者、評論家にエールを送っている。
今日も、コロナ関連、アベノマスクの8000枚配布、go to トラベル、ワーケーションの話題で、TVは賑やかだったようだ。
小中髙生は、授業時間確保のため、夏休みも短縮。
大学生は、9月からも、リモート授業になりそう。
医療関係者は、本当にお疲れで、ボーナスも出なかったり…と聴く。
国会議員の皆さんは、ボーナスを満額いただき、国会は休会。
どうも、安倍晋三首相が、「逃げて・お籠もり」とのweb記事も真実のようにも思う。
すぐに、国会を開会すべし。
議題は、
①コロナ対策。
医療・介護の充実と従事者への物心両面からの支援。
②豪雨災害の支援策。
③減税(「go to~」と言った個別の観光振興よりも、全国民に公平な施策が先)
④教育支援。(人作りが、10年後 30年後への投資)
一刻も早く、国会を開いてもらいましょう。
記者諸君には、しっかりと取材・報道をしてもらいましょう。
市民の皆さんは、もう少し、政治に関心を寄せましょう。
以上、老爺のつぶやき。
閑話 2題
①レターパックと現金書留を購入に、近所のコンビニへ。
スタッフは、東南アジア系の若い男女。
ボク「レターパック5枚と、現金書留封筒を5枚ください」
女性店員、これが伝わらず。
ボク、手振りとカタカナ英語を駆使。(笑)
ようやく、バックエリアから赤いレターパックを一枚を用意してくれる。
ボクの注文は、青のレターパックライトを5枚。
再度、説明する。
今度は、五枚と伝えたのに一枚だけ。
再々度、枚数を伝えて、ようやくゲット。
ソーシャルデスタンスで数名のお客が並んでします。
ボクは、気持ちが小さいので、現金書留封筒の購入は諦めた次第。(笑)
昨今の東京での買い物。かくの如し。(笑)
②銀行ATMで。(ATM2台 パイプイス一脚の小さなコーナー)
ボクが入って行くと、老婆が全身を震わせながら座っている。
この状況は、心配になりますナー。
振り込み詐欺? 病気?
ATMコーナーは、ボクと二人だけ。
老婆は、ATMには向かわずに震えながら坐っている。
ボクは、自分の手続きを先にしながら様子を見る。
声をかけるのが宜しいのか?立ち去るのが宜しいのか?
一瞬 思案。
ボク、「何かお困りでしたら、銀行のスタッフを呼びましょうか?」
この銀行は、2階が事務エリア。
2階の入り口を覗くと、シャターが下りている。
ちょうど、3時4分。閉店していました。
銀行スタッフに、繋げることできず。
(さて???)と。
老婆が立ち上がって、通帳を開いてボクに近づく。
他人、老婆の通帳を見てはいけませんですよねー。
老婆 「私、眼が見えないんです。区役所から10万円の振り込みがありますか?」
ボク。通帳の残高等は見ないで、江戸川区役所文字と10万円の記帳を探す。
「大丈夫ですよ。10万円、入金ありますよ」と。
振り込み詐欺でも病気でもなさそうなので一安心。
独居老人なのでしょうかねー?
震えで、歩くのもやっと。
ボクも、数年後はこうなるのかな???(笑)
サポート、宜しく。(笑)
ことば(文字)には、
「智慧」となることば
「闇」となることば
があります。
コロナ禍の昨今、「正語」を聴くことが肝要です。
《親鸞さまのおしえ》
よしあしの文字をもしらぬひとはみな
まことのこころなりけるを
善悪の字しりがおは
おおそらごとのかたちなり
《世尊のおしえ》
比丘たちよ、聖なる八正道とは何か。
それはすなわち、正見、正思、正語、正業、正命、正精進、正念、正定である。
本日(25日)午前、月例のカウンセリング研究会【くりのみ】でした。
6名でした。(4名の方から欠席メールあり)
◆本日の学習会の内容
*『教行信証・総序』音読
*『正信偈』読誦
*『同朋奉賛』
*井戸端
*『教行信証・信巻』音読
→(写真)メンバーの佐◇さんは、学習会の開会1時間前に参集。
親鸞さまの真筆(坂東本)の『正信偈』を手本として書写に取り組んでいます。
10時55分から、zoom念仏道場道場。
地元からお一人参加。ご同行は、千葉市、町田市、文京区からのご参加です。
小さなオンラインの念仏道場ですが、念仏のご縁で繋がる不思議に感謝です。
今日の東伊豆町稲取は、一日中、降つたり止んだり。時折、激しい降りでした。
天気と相談しながらの草取り。
昨年、石積みの脇にシユウカイドウを植えました。
今年は、石積みをくぐって葉を広げていました。
これから、可憐な花が楽しみ。
なむナムありがとう。
夕食は、地元の中華・華麗さんの餃子&ビール。
独り静かに、カウンセリング研究会【くりのみ】のお仲間が紹介のユン・チアン著『ワイルド・スワン』を読みながら、(平和)について妄想(笑)しています。
なむナムありがとう。
「空手の人が恐ろしい」
毎田周一師の言葉です。
コロナ禍。
大勢の皆さんが、ステイホームをしていました。
その間、TV報道等によりますと、家の片付け・終活のご家庭が多かった由。
ボクはというと、ようやく先週あたりから片付け。終活に入りました。
マア、(ゴミの山)状態ですで、何も大事なものは出てきません。
用済み・印刷済みのコピー用紙、
パソコン&カメラ&録音機材関連のコード類、
古本の山です。
全てゴミとして始末するものです。
若い頃、毎田周一師の「簡素」という言葉が好きでしたが、
半世紀も経つと真逆な体たらく。
何とも、(だらしない自分)に直面です。
毎田周一師の言葉
■南無すること、跪くこと、己を空しうすることは、やがてこの発展的世界の内面的自覚である。これを南无阿彌陀佛といふ、念仏といふ。それ故に念仏者は、発展的創造的に働くものでなければならない。念仏はそれ故に消極的退嬰的ではないのである。
「毎田周一全集 第五巻」より
◆zoom念仏道場開催中。
月曜日・火曜日・木曜日・金曜日
午前10時55分~11時30分
お立ちよりください。
招待メールを送付します。