法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

毎日新聞・月曜朝刊コラム「風知草」から

2011年10月31日 23時46分53秒 | 日乗

この頃、週刊誌の見出しや心あるコメンテーターから、TVや大手新聞社の報道の仕方に注文が出されている。
一つは、記者クラブの問題。一つは大本営的な報道記事。
いま、本当の民主主義を我が日本国に定着させる大事な時期だけに、大マスコミの在り方は大変重要なところにきているように思う。

さて、先週も更新した毎日新聞・月曜朝刊コラム「風知草」が今日も面白かった。
今日の記事は、TPP関連で山形県の農民詩人・星寛治さんを紹介している。

http://mainichi.jp/select/seiji/fuchisou/news/20111031ddm002070077000c.html

無期無農薬農法を研究され、「尊農攘衣の思想」を展開しているそうだ。

私は、TPPは、日本国をアメリカの一州にして日本人がアメリカの大統領にもなれる道を選ぶのか、日本国を仏教思想を基盤にした自然豊かな独立国にするかの選択だと考えている。

で、私は、日本国は身の丈にあった独立国の道を選ぶのが良いと考えている。

資本主義・グローバル・市場原理では、貧富の差がますます大きくなるだけのことである。

食糧を金儲けの商品にするのは大反対。
食糧は、出来るだけ公平に平等に、そしてローカル主義を大事にして、各国の国民が安心していただける「食の糧」にするべきものである。

 

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ヤクルトがファイナルステージ進出

2011年10月31日 23時14分39秒 | 日乗

只今、出先から帰宅しました。

TVニュースで、ヤクルトがファイナルステージに進出の由。
天晴れ!ヤクルトです。

特に、私のスタンスはどのチームが勝っても良いのですが、マア、シーズン中のヤクルトの頑張りをみれば、ヤクルトの応援をしたいと思っていました。

それと、トラフと会議後の、巨人・渡辺会長の「ドラフトの“憲法違反”」発言は、いただけませんでした。

中日対ヤクルトの熱戦を期待します。

 

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96歳の現役のチェロリスト・青木十良

2011年10月31日 18時06分27秒 | 日乗

午後、くりのみ会のお仲間のYさんのお見舞いに、Mさんとご一緒した。

Yさんは、現在、パーキンソン病で自宅で療養中です。
お元気の頃は、いろいろ有名な仏教者招いて聞法会を開催するなど、ご活躍をされていました。

YさんもMさんも、私の人生のコーチ役であります。

奥さんを交えて、しばらくお喋りを楽しみました。

Mさんのお話の中に、96歳の現役のチェロリスト青木十良さんのお話がありました。

96歳で現役。

凄い!

Mさんは、ご自宅で、いつも青木さんのバッハを聴いている由。

感動を熱く語ってくれました。

 

YOU TUBUで、青木さんのお話と演奏を聴かせてもらいました。

http://www.youtube.com/watch?v=QXxsyYEOZ20

 

 

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男子ゴルフ 女子ゴルフ 共にプレーオフ!

2011年10月30日 22時05分25秒 | 日乗

今日は、男女ゴルフが面白かったようですね。

男子ゴルフ。
マイナビABC選手権最終日。河野晃一郎選手と韓国のベ・サンムン選手が約2時間のプレーオフの死闘を展開したそうです。
東洋大卒業後、4年間、アメリカでゴルフ修行した河野選手に女神が微笑みました。

女子ゴルフ。
樋口久子 森永製菓ウイダーレディス最終日。
有村智恵選手とと馬場ゆかり選手がとのプレーオフを戦いました。
有村選手がプレーオフを制して今季3勝目を飾りました。

男女とも、内容のある、名勝負でした。

 

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車谷長吉著『人生四苦八苦』

2011年10月30日 21時27分57秒 | 日乗

一冊の本や作家に出遭うのにも、いろいろなご縁を感じることがある。

このところ、車谷長吉(くるまたにちょうきつ)さんの随筆・小節を読んでいる。

たぶん、ご縁がなければ読み始めることはなかっただろう。

ずいぶん昔になるが、【くりのみ会】の講師の臨床心理士S先生が、臨床哲学者の鷲田清一さんの著作を読むように勧めてくれた。

以来、鷲田さんの著作に注目してきた。

先日、図書館で鷲田清一さんの新刊
『ぐずぐずの理由』角川選書を手にした。

その最後で、鷲田さんは車谷長吉さんの掌編小説「むっつり」を引文している。

こんな文章です。

この人は、げっそり、ばったり、あっさり、うっかり、かっきり、でっぷり、めっきり…むっつり、人のふところで、めし喰った。

よう分からない文章です。

でも、鷲田さんの本に引文されているし、私の「わからなさ」を解明すべく、この数日車谷さんの随筆・小説を読み始めている次第。

昨日までに『人生四苦八苦』を読み終え、今日から図書館から借りてきた『車谷長吉全集・第二巻』に入りました。

単なる偶然ですが、車谷さんは私より4日上のお兄さん(年長さん)でした。(笑)

 

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10月の吟醸の会

2011年10月30日 09時42分07秒 | 日乗

昨日は、午前中、区内の◇◇小学校の道徳授業公開講座に招かれて、30分程お話をさせてもらいました。
40名ほどの保護者の皆さんが参加してくださいました。
お父様方が、10人近く残ってくださったのが嬉しいことでした。

夜は、10月の吟醸の会でした。

この会では、料理屋さんや居酒屋で「名酒」と言われているようなお酒は、評価はあまりよろしくありません。

今晩も、1本出品されていましたが、皆さんお猪口一杯だけで売れませんでした。

 私は、「獺祭磨き三割九分」を美味しくいただきました、

 
本日の評価は、下記の吟醸さんのホームぺージでどうぞ!
     ↓
http://www2.ttcn.ne.jp/~ginjo/ginjousyu/2011_4/2011_4.htm 

 

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「馬鹿になることだね!」

2011年10月28日 23時23分06秒 | 日乗

10月5日、米アップルの創業者のスティーブ・ジョッブズさんがお亡くなりになりました。

ニュースで、2005年のスタンフォード大学の卒業式のお祝いスピーチの次の言葉が繰り返し紹介されていました。(日本経済新聞による訳)

stay hungry  ハングリーであれ。

 stayfoolish   愚か者であれ。

私は、この言葉を聞いて、すぐに仏教的なものを感じました。
後で、知ったことですが、ジョブズさんは、道元禅の勉強をしていたようですね。

 

私の下手な訳

stay hungry    貧であれ

stay foolish   愚であれ

「貧」からは、道元さんを
「愚」からは、親鸞さんを
勝手に想像していました。

 

そうそう、先師・五十嵐正美先生の次の言葉を思い出しました。

“カウンセリング”とは“馬鹿になることだよ”
最近は、皆、偉くなって、謙虚さがなくなっているね。
〈馬鹿になることの姿〉は、
一、傾聴   二、共感、   三、肯定   四、縁 だよ。
動き出すところから道は展ける。(動けば動く)

 

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父と娘の対話

2011年10月27日 13時46分04秒 | 日乗

Nさんの娘さんは、東京での勤めを辞め、サンフランシスコのホテル専門学校に入学した。
学費や生活費はアルバイトをしての専門学校での学業。
卒業後、サンフランシスコのホテルに勤務しました。

ご両親のお話では、ずいぶんとご苦労の連続のアメリカ生活だったようです。

ご両親の退職。高齢を考えて、数年前に帰国。
現在は、成田のホテルのフロントスタッフとして勤務しています。

ご両親の所に帰るのは、月に一回程度とのこと。

どこにでも見られることですが、ななかなか父と娘の対話は難しいようです。

そんなNさんから電話をいただきました。

「先日、鈴木さんから送ってもらった、スティーブ・ジョッブズさんのスタンフォード大学のスピーチを娘に見せました。
生意気にも(マアマアな翻訳だな!)と話していました。
しばらく、ジョブズさんのスピーチを話題にして、娘と話すことができました。ありがとうございます」

1週間ほど前になります。
webを散策中、ジョブズさんのスピーチの原文テキスト(英語)と和訳を見つけました。
日頃お世話になっているNさんに、コピーを送らせてもらった次第です。

まさか、娘さんとの会話の話題に使ってもらえとは!
想定外の出来事でした。

ちょっと、お役にたてたかな?


Nさんの娘さんは、スタンフォード大学のすぐ近くに住んでいたと聞きました。

 

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毎日新聞・月曜朝刊コラム「風知草」に注目!

2011年10月26日 22時33分35秒 | 日乗

毎日新聞購読の皆さんは、ご存知のことと思いますが、

月曜朝刊コラム『風知草』が面白いです。

筆者は、山田孝男さん。

山田孝男さんの、福島第一原発に対する見方を私は支持します。

10月10日(月)の「風知草」のタイトルは、「こっちへ来てみろよ」

10月17日(月)の「風知草」のタイトルは、「除染の現実と模索」

10月10日(月)の「風知草」のタイトルは、「人間をみているか」


私は、思います。

原発をこれからも続けたい人、支持する人は、先ずは原発の地元に住むべきです。

原発がなくても生活はできます。

安心して生活ができる日本・地球。

「自然」を大事にしたいものです。

 

「風知草」は、下記でご覧になれます。
      ↓
http://search.mainichi.jp/result?p=%E9%A2%A8%E7%9F%A5%E8%8D%89&st=s&sr=n

 

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「はまりそう!」です。

2011年10月26日 21時57分49秒 | 日乗

車谷長吉(くるまたにちょうきつ)さんの、『人生の四苦八苦』を読み始めました。

車谷さんは、直木賞作家。
「赤目四十八瀧心中未遂」は映画にもなっています。

車谷さんを知ったのは、臨床哲学者の鷲田清一さんの著作からです。

文学について、次の文章があります。

 文学とは何か、あるいは小説とは何か、といういうことを非常に簡単にお話しします。
 「わたしたちは浜辺のレストランに行って鮪の刺身を喰った」
 「わたしたちは浜辺のレストランに行って龍の刺身を喰った」
 ここに、二つの文章があります。
 一つ目の「鮪の刺身」の方は、ごくあたりまえのことで、誰でも経験することを書いた普通の文章です。一般的な言葉で言えば散文と言います。そして、このような普通の文章の場合、小説になりません。
 二つ目の「龍の刺身」ですが、それを食べることは現実にありえないのです。しかし、現実にはありえないことが文章の上では可能になる。つまり、「龍の刺身」という、現実にありえないものを文章には持ちこむことができるのです。
 文学の本質とは、非常にわかりやく言えば、現実にはありえないことを、例えば小説ならその小説の中に、自分を考えて持ちこむことです。

 車谷さんは、「虚」と「実」ということが文学の重要事項とらえています。
 近松門左衛門には、「虚実皮膜の間」ということも教えてくれています。

今日の午後、図書館に出かけて、『車谷長吉全集』全三巻を見てきました。

 

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