読売新聞だったと思う。
伊那谷の住人で、翻訳家・タオイスト・墨彩画家の加島祥造(1923年生まれ)さんの新刊紹介があった。
加島さんのお名前は、この頃、新聞の広告等で、著作の宣伝が多く見られるのでご存知と思います。。
私は、友人の臨床心理士・産業カウンセラーの菊地さんから、
『伊那谷の老子』1995年刊
を教えてもらった。
今から、10年以上前になる。
今回の新著は、
『受いれる』 加島祥造著
2012年7月 小学館 1470円(税込)
加島さんの著作は、すっと、心に入るが、私の中では、どれも先行経験がある。
カウンセリングの学びの中で、先輩の方々から教えてもらった言葉がほとんどだから。
ということは、
カウンセリングの学びの中で、大事な言葉を残してくれた先輩も
加島祥造さんも、
「真実」を言葉にしていると思う。
今回の新著『受いれる』は、カウンセリングの学びの中で一番最初に教えていただいた「受容」とピッタリと重なる。
本日3時から、杵柄落語会の稽古会が開催されました。
毎回、参加させていただいていますが、演じた後の検討が本当に素晴らしいものです。
私としては、落語のことは分かりませんが、カウンセリングのカンファレンスと重ねて傾聴させてもらっています。
落語のスチュエーション・時代背景・物語の繋がり・時代考証etc、切り口鋭く検討が続きます。
さて、この杵柄落語会の皆さまの発表会が、下記の通り開催されます。
招待券をいただいていますので、ご希望の方はご連絡ください。
第六回 杵柄寄席
日 時 : 10月20日(土) 午後2時より (1時30分会場)
場 所 : 深川江戸資料館小劇場
主 催 : 杵柄會
さて、稽古会の後の懇親会は、志ん女師匠の手作り「餃子」「肉じゃが」他をいただきました。
これが、本当に美味しかったです。
杵柄の皆さんの「芸」は本当に素晴らしいですが、お料理も上手です。
志ん女師匠、ご馳走さまでした。
昨日は、
午前10~12時 カウンセリング研究会《くりのみ》親鸞とカウンセリングコース
でした。
午後3時~4時30分 築地本願寺 仏教文化講座
鷲田清一(大谷大学教授 前大阪大学総長)
「死なれるということ」
くりのみ会のお仲間の、K林さんとH澤さんとご一緒に出かけました。
午後7時~10時 8月の吟醸の会
でした。
今回の吟醸酒は、下記の写真の通りです。
左から、
宮泉銘醸(福島県会津若松市) 純米吟醸 「写楽」
大塚酒造(岐阜県池田町) 純米吟醸 「竹雀 裏ラベル」 山廃無濾過生酒
酒田酒造(山形県酒田市) 純米大吟醸 「上喜元 裏ラベル」 押切
加茂福酒造(島根県邑南町) 純米吟醸 「悪の代官」 無濾過生原酒
富士酒造(島根県出雲市) 純米吟醸 「出雲富士」 原酒
秋田木村酒造工場(秋田県湯沢市) 純米大吟醸 「福小町 裏ラベル」 押切・生酒
この吟醸の会は、お酌をしたり勧めたりすることは一切ありません。
自分の気にいた吟醸酒を手酌でいただきます。
ということは、一番飲まれた吟醸酒が、一番美味しい吟醸酒ということになります。
10時前の、結果です。
上の写真を「回れ右」をしたみました。
写真のとり方が悪かったようですが、一番右側の「福小町裏ラベル」が
一番減っていたことが分かります。
美味しい吟醸酒と肴
楽しいお仲間とお喋り
良い時間でした。
今回の評価については、吟醸さんのHPでご覧になれます。
http://www2.ttcn.ne.jp/~ginjo/ginjousyu/2012_3/2012_3.htm
本日午前、《くりのみ会・親鸞とカウンセリングコース》が開催されました。
本日の参加者は、総勢5名(男子1名 女子4名)でした。
テキストの『教行信証』(岩波文庫)、156頁11行目~164頁2行目を音読しました。
さて、井戸端タイムで、最近読んでいる<
小川洋子 河合隼雄の対談集
『生きるとは、自分の物語wつくること』
新潮社
を紹介させてもらいました。
本書の中で、心理療法の専門家の河合隼雄さんは、クライエントのお話を決して第三者にもらすことはできません。
ご自身のなかにたまるクライエントの秘密のお話を聞いていると、ご自身が一杯になってしまいます。
そこで、河合さんはご自身のバランスを保つのに「ぼくはアースされているから大丈夫」と述べています。
「アース」の具体の一つとして、一度聞いた話を完全に忘れる技を身につけられていると話されています。
その話を聞いた、H澤さんとS藤さんから、
「月に一度の【くりのみ会】は、私のアースになっています」とのお言葉。
主宰者としては、本当に嬉しい言葉でした。
9月の親鸞とカウンセリングコースは、9月29日(土)になります。
カウンセリング研究会《くりのみ》主催ワークショップ
~ベーシックエンカウンターグループ~
8月10日(金)~12日(日)
このワークショップで課題になったのは、
「人は 物語を生きる」
「人は 自分の物語を生きる」
の対比の中でも掘り下げ。
東京に戻ってから、参加者のお一人Nさんが、
『生きるとは、自分の物語をつくること』
小川洋子 河合隼雄
発行 2008年8月30日 新潮社
を読んだとのメールをいただいた。
早速、私も図書館から借りてきた。
小川洋子さんと河合隼雄さんと対談の中での一つのテーマは、「偶然」ということ。
私は、この「偶然」を、仏教でいうところの「不思議」ということと置きかえて見たくなっている。
また、「物語」に関連していえば、経典は人類の偉大なる「物語」のように思っている。
であるから、「お経」を僧侶のためのものと領解するのではなく、すべての人々が読みすすめる「物語」として身近に置いてもらいと思っている。
で、「偶然」、今朝の毎日新聞「余録」は、次のように書かれていた。
◆作家の小川洋子さんは「本屋さんを見つけると、素通りできずについ立ち寄って、書棚の間をいつまでもさ迷ってしまう」(エッセー集「とにかく散歩いたしましょう」毎日新聞社)という
特別意味はない。
一日、「偶然」で遊ばせてもらった。
昨日のこと。
港区赤坂にあるドイツ観光局に電話を入れた。
聞きたかったのは、ドイツ国内のホテルでのノートパソコンの接続について。
観光局のスタッフの電話の応答では、
「ホテルや駅等では日本と同じように無線LANのできるところも多いので、ノートパソコンを持参するのは何ら問題はない。但し、空港や税関のスタッフによっては関税の支払いを求められたりパソコンを押収される報告もあります」と。
一瞬、この応答の後半部分にはビックリした。
これまでもノートパソコンを持参したことはあるのだが、このような助言を受けることはなかった。
ところが、今朝の毎日新聞によると、
ベルギー在住の世界的なバイオリニスト・掘米ゆず子さんのバイオリンの名器ガルネリがフランクフルト国際空港で押収されたそうだ。
このガルネリの評価額は100万ユーロ(約1億円)で19万ユーロ(約1900万円)の関税の支払いが求められて、返還交渉が難航しているようだ。
仕事や観光で持参する品物に関税がかけられたら大変なことだ。
音楽の国・ドイツで、音楽家の愛用のバイオリンに関税がかけられるとは、本当に悲しい出来事である。
早い、解決を念じたい。
毎日、暑い日が続いています。
皆さん、健康でお過ごしください。
さて、今夏は、カウンセリング研究会《くりのみ》主催のワークショップを2回開催するとができました。
◆8月4日(土)~6日(月) 落語&フランス料理&楽談
◆8月10日(金)~12日(日) ベーシック・エンカウンターグループ
さて、ワークショップでは、伊豆稲取の味覚を楽しんでもらいました。
今晩は、その写真です。
↑ 伊豆稲取特産の日本一の金目鯛の姿煮
↑ 小アジの刺身。夏の味覚です。包丁等は一切使いません。
↑ 金目鯛のしゃぶしゃぶ
↑ さて、これは何でしょう?
この時期にしか食することはできません。
ボイルしてポン酢でも良し、煮ても美味しいです。
金目鯛の卵です。