昨晩、10月の「吟醸の会」に出かけました。
昨晩の参加者は13名(女性3名)でした。
新しいお仲間は、お一人(女性)でした。
右から、本日いただいた吟醸酒です。
回れ右して並べてみました。
右から2本目の「南」が、良く飲まれたのが分かりますよね。
(写真の撮り方が、下手ですね。次回は、しっかりと撮ります)
今回の、席亭の吟醸さんから、酒米の種類&みがき&香り等ついてのレクチャーで盛り上りました。
今回いただいた吟醸酒について、吟醸さんから届いた「メルマ」で紹介します。
■1.佐久の花酒造(長野県佐久市) 純米吟醸 「佐久の花」 原酒
原料米;ひとごこち、 精米歩合;55% 【アルコール分】 17~18度
1.8L \2,730
A;味5、B;香り4+、C;コストパフォーマンス5、D;総合評価4+
E寸評;旨味充分。いつもの佐久の花は厚化粧の女性のように香り立ちすぎて、
その香りにクラクラしたが、今回は薄化粧と言うより、スッピンです。香り押
さえて安心して飲める。酒そのものの味わいを楽しむ。
■2.南酒造場(高知県安田町) 純米吟醸 「南」
原料米;松山三井、 精米歩合;50% 【アルコール分】 16~17度
【日本酒度】+6 【酸度】1.8 1.8L \3,000
A;味5、B;香り5、C;コストパフォーマンス5、D;総合評価5
E寸評;旨味充分で味わい深い。品の良い香りも充分で、開栓したときに、その
香りが部屋中に立った。濃厚な旨味と後味が清楚で、あとを引く。
■3.分福酒造(群馬県館林市) 純米大吟醸 「分福 裏ラベル」
原料米;山田錦、 精米歩合;40% 【アルコール分】 18度
【日本酒度】+4 【酸度】1.4 1.8L \3,150
A;味4+、B;香り4+、C;コストパフォーマンス5、D;総合評価4+
E寸評;氷温十年貯蔵酒。十年古酒と言われなければ、未だ味わい充分。品性未
だ良く、わずかな老香を感じるが味わい濃厚、丸くなって、負の部分は感じない。
■4.大塚酒造(岐阜県池田町) 純米大吟醸 「竹雀」 袋吊り
原料米;山田錦、 精米歩合;40% 【アルコール分】 16~17度
【日本酒度】+0 【酸度】1.4 1.8L \3,150
A;味5、B;香り5、C;コストパフォーマンス5、D;総合評価5
E寸評;22BY(昭和23年産)。旨味充分で古酒臭く全くない。香り豊で、
酒質すぐれ一年物と感じさせない力がある。濃厚で奥行き深く、酒の味を堪能
させる。これぞ、古酒の旨さを完成させた日本酒。蔵元では香りが立たなかっ
たと言って尻込みしていた酒ですが、そんな事は吹き飛ぶほどの美酒で、嫁に
出しても恥ずかしくは無い。
■5.秋田木村酒造工場(秋田県湯沢市)純米大吟醸「福小町 裏ラベル」押切生酒
原料米;酒こまち、 精米歩合;45% 【アルコール分】 17度
1.8L \3,150
A;味5、B;香り5、C;コストパフォーマンス5、D;総合評価5
E寸評;毎回呑むが安定した味わいで相変わらず旨い。ただその一言。香りも立
ち、奥行きあり、厚味有り、日本酒のトップに立つ。
■6.林本店(岐阜県各務原市) 純米大吟醸 「榮一」 袋吊り
原料米;山田錦、 精米歩合;40% 【アルコール分】 16~17度
1.8L \3,780
A;味5、B;香り5、C;コストパフォーマンス5、D;総合評価5
E寸評;味香り文句なしに一級品。酒の神に感謝。いえ、杜氏さんに大感謝。
袋吊りのような手間暇掛かる手法で、細かい所に良く心が入った酒。こんなに
も旨い酒がこれだけの値段で世に出るのも不思議。蔵元にも感謝。
個人的には、「南」を美味しくいただきました。
隣席の小三馬師匠も、同様の印象を語っていました。
もちろん、今年の夏に伊豆のワークショップでもいただいた「福小町裏ラベル」は、いつ飲んでも美味しいです。
昨日午前、10月の「親鸞とカウンセリングコース」が終了しました。
今回の勉強会の参加者は、総勢6名(男性2名 女性4名)でした。
いつものように、勉強会の流れは
①『教行信証・総序』の音読
②井戸端
③高僧和讃(下手な、聞者くりのみ会の和讃を聞いていただきました)
④『教行信証・信巻』音読
⑤解説と意見交換
親鸞さまの代表的な『教行信証』ですが、読んでいる勉強会は少ないように思います。
また、一人では、なかなか読みすすめることも難しいように思います。
ぜひ、【くりのみ会】でご一緒に読みすすめていきましょう。
宗教・宗派に関係なく、だれでもが『教行信証』に読み親しんでいくのが目的の勉強会です。
どなたでも参加できます。
次回は、
11月24日(土) 午前10時~12時 タワーホール船堀
* 部屋は、入口の案内掲示板で確認してください。
* テキスト:金子大栄校訂『教行信証』岩波文庫
174ページ2行目~181ページ最後までを音読します。
* 会費 1000円
明日、周防政行監督の『終の信託』公開されるそうです。
10月25日発行の「夕刊フジ」で、次の言葉を拾いました。
学生時代は「普通」が嫌いで、ひたすら個性的であろうとした。教科書を風呂敷に包んで大学に通ったりもした。けれども、無理をすればするほど苦しくなる。そんな呪縛が解けたのは、映画を撮り始めてからだ。
「個性って、出そうと思っても出るもんじゃない。隠しても出ちゃうもの。自分のやりたいようになれば個性が出る。それに気がついてから、すごく楽になりました」
だから観客を面白がらせようとか、素晴らしい作品にしようとか、まるで考えない。
「僕が感じたものを観客の皆さんに届けたいだけ。ただし、届け方は工夫しますよ」それがエンターテイメントにつながります。
近々、映画館に出かけようと思う。