親鸞聖人が御往生に近づいて、最後に残した歌は、
「われなくも法(ノリ)は尽きまじ和歌の浦
あをくさ人(ヒト)のあらんかぎりは」
親鸞聖人、満90歳であった。
先日、親鸞聖人のお書きになった、板東報恩寺に残されていた国宝『教行眞證』の写真本を見せていただいた。
特に、『正信偈』のページは、親鸞聖人が推敲を重ね筆を入れている様子がよくわかる。
今流にいえば、親鸞聖人は“生涯学習”の先達ということになる。
親鸞聖人が御往生に近づいて、最後に残した歌は、
「われなくも法(ノリ)は尽きまじ和歌の浦
あをくさ人(ヒト)のあらんかぎりは」
親鸞聖人、満90歳であった。
先日、親鸞聖人のお書きになった、板東報恩寺に残されていた国宝『教行眞證』の写真本を見せていただいた。
特に、『正信偈』のページは、親鸞聖人が推敲を重ね筆を入れている様子がよくわかる。
今流にいえば、親鸞聖人は“生涯学習”の先達ということになる。
まず、私の主張を最初に記します。
「やめましょう!」
今日、43年ぶりの全国一斉の学力テストが実施されたそうです。
不参加なのは、犬山市と私立の4割弱の学校だそうです。
これらの学校に、大拍手です。
今回の学力検査は、ゆとり教育の結果の学力低下の裏付けと、今後の教育の資料収集のため(バウチャー制度の導入等)とのことである。
そして、来年度からも4月の第4火曜日に実施するとのことだ。
そして、この学力調査をするために必要な予算は77億円だそうだ。
調査の発送、採点、集計は、小学校がベネッセコーポレーション、中学校はNTTデーターな担当するそうだ。
ゆとり教育が導入される時も、教育現場の多くの教員は反対であった。
学力が低下するのは、目に見えていた。
それを当時の文部省が押しつけてきた。
教育現場にいた一人として感じていることは、現在の教育荒廃の最大の責任者は、文部省・文部科学省だと思う。
何が一番悪いかというと、教育現場のことを知らない人が、ただ頭をつかった机上のプランを作っても、教育がよくなるとは考えられない。
まあ、教育的な視点から言いたいことはたくさんあるが、まず、77憶円も学力調査に使うお金があるのなら、そのお金を教育現場の充実に使うべきである。
「学力調査はやめましょう。」
午後、銀座和光で開催中の、「稲越功一写真展 ~百一人の肖像~」にでかけた。
いま、日本の各界で活躍している百一人の肖像である。
私が一番気に入ったのは、世界的に有名なジャズプレイヤーの「なべさださん(渡辺貞夫)」の写真でした。
ちょど、2時から、稲垣×なかにし礼のギャラリートークがありました。
なかにし礼氏の次のことばが素敵でした。
「私は、一日一回は、感動することに出会うように心に決めています。もちろに、素敵なことにや人と出会うことでも良いのですが、名画を見たり、美術館にいったり、名作を読んだり、名曲を聞いたり、映画を見たりと・・・というように心掛けています。、何もなかったような日は、例えば、ベットに入る前にベートーヴェンを聞くとか…。でも、30分、1時間と聞いていると、眠れなくなることもありますが・・・(笑い)」
来週の土曜日のギャラリートークは、稲垣×櫻井よし子さんの対談が予定されています。
和光のホームページは、
http://www.wako.co.jp/hall/0704/hall2.htm
昨日(20日)の朝日新聞夕刊で拾った、中村吉右衛門さんのことば。
「芸への真摯な態度、初日から千秋楽まで裏表のない気持ち。これらが初代播磨屋の姿勢。当たり前のことのようですが、難しいんです。」
貞心尼さんの歌
「うらを見せ おもてを見せて 散るもみぢ」
貞心尼と良寛さんとの相聞歌は、インターネットでいろいろ見られます。
http://www2.tokai.or.jp/mm/teishin.html
五十嵐正美先生のことば
「教師のカウンセリングの学びは、日々の教育活動の裏打」
どちらも、「裏」が先ですね。
この頃は、「表」だけが注目される時代。
だからこそ、人間の在りようを考える時は、「裏」を大事にする眼差しが大切だと思う。
そんな考えを日頃から温めているので、吉右衛門さんのことばも、意味なく嬉しい。
話はとぶ。
「身心」「心身」
あなたは、どちらを使っていますか?
「裏表のに気持ち」、「裏」が先なのが嬉しいですね。
◎学習会の予告です。
しばらく、この記事をトップに置かせていただきます。
【くりのみ会・4月の学習会】ご案内
日時:平成19年4月20日(金)
午後6時半~8時半
場所:東京都江戸川区タワーホール船堀4F(和室1)
都営新宿線「船堀駅」の隣
テキスト:『正法眼蔵』「心不可得」巻
参加費:会場費+参加費
一般・1000円
学生・500円
講 師:菅原 研洲先生
準備物:テキストは事務局で用紙しますので、筆記用具をお持ち下さい。
服 装:坐禅をしますので、ゆったりとした服装でお越し下さい。
●一回毎の流れですが以下の通りです(若干変更します)。
『正法眼蔵』「遍参」巻素読(10分)
※前に解説した巻を読みます。
↓
坐 禅(20分)
↓
菅原先生の講義(75分)
↓
質疑応答・雑談(15分)
●学習会の詳細は、下記でご覧下さい。
http://www.bb.isas.ne.jp/kurinomi/
楽天の田中投手が初勝利。13奪三振とのこと。さわやかでお見事です。
先日は、神宮球場で、早稲田のハンカチ王子が健闘。
若い人たちの活躍は、本当にお見事。
それに反して、球団やアマチュア関係の大人たちの不祥事には、ガッカリである。
たぶんほとんどの国民は、スポーツの特待生や裏金について何となく承知していたのではなかろうか!
だから、これまでのことをいくらほじっても、建設的ではないように思う。
どこかで一線を引いて、ハッキリさせてもらいたい。
何のスポーツでも、一人の選手を育成するには、大変なお金がかかるのだろう。
だからこそ、ここで、必要なお金をどのように手当てするかも含めて、大人側のしっかりとした対応を期待したい。
しあわせへのステップ「あ・い・う・え・お」
あ…あかるく
い…いきいきと
う…うれしがって
え…えがおで
お…おかげさまで
週刊現代4月28日号から
比叡山延暦寺総務部長小林祖承氏のことば
「人間が欲望のまま新しい何かを手に入れるとき、新たなゴミがひとつうまれるのです」
汗ばむような一日でした。
午後、中山の法華経寺に立ち寄って、東山魁夷記念館まで足を伸ばした。
1Fは、資料展。2Fでは、「京洛小景」の展示。リトグラフィ中心の作品で少々残念。
3時の腹ごしらえは、写真のようにビールとソーセージ。
美術館で拾ったことば。
「心を鏡にして自然を見よ」
画伯(東山)がいまだ画壇に認められず暗中模索のなかなにあったころ恩師結城素明はこういって諭してくれたそうである。(以下略)
師匠は、いいもんですね。
昨年、【くりのみ会】会員のMさんが主宰する多聞塾で、登山家の栗秋正寿さん(34)の講演会がありました。
【くりのみ会】のホームページでもご案内させてもらい、私も講演会に参加しました。
今回、栗秋さんは、北米のアラスカ山脈のマッキンリーにつぐ高さのフォレーカーに世界で初の登頂に成功したそうです。
おめでとうございます。
詳しい記事は、下記でどうぞ。
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20070413017.html