31日。東京五輪・パラリンピック組織委員会から、
五輪会場の医務室に配備されていた未使用の、
医療用手袋やガウン、消毒液、マスク等々を廃棄したとの発表があったそうだ。
組織委員会の運営局長は、
「あってはならないこと。おわび申し上げる」と謝罪したそうだが。
以前にはお弁当の廃棄も報告されています。
国会を開会していれば、しっかり議論してもらいた課題です。
与党は、このコロナ禍&五輪・パラリンピック下での体たらく。
野党の追及に太刀打ちできなくて開会できないのでしょう。
今回の東京五輪・パラリンピック。
召致の時から、不祥事が多かったですね。
ボクは、ハナから召致・開催に反対でした。
ほとんど、TVも見ませんでした。
マア、自分の判断は間違っていなかったと思っています。
二つのことを記したい。
①「コンパクト五輪・パラリンピック」は、ウソでしたね。
コロナ禍の影響もあり予算オーバーであったと言われますが、
ぜひ、収支について精査・報告をお願いしたい。
人口減・高齢化の時代、
税金を大事に使ってもらいたいものです。
②コロナ禍での中の、東京五輪・パラリンピックの強行。
アスリート、パラアスリートの皆さんの精進は頭が下がりますが、
このお国の諸課題も顕在しました。
特に、政治、メディアがいけません。
幸いなことに、まだこのお国には、民主的な「選挙」とう術があります。
先の横浜市長選挙の結果。
自民党総裁選挙にも影響を与えています。
我々市民が行使できる「一票」。
ほんとうに本当に「大事」です。
ボクは特定の政党・特定の政治家を支持はしていません。
ボクの物差しは簡単です。
ウソ・隠ぺい・無責任・権力主義・世襲・軍備増強等々の政党・議員には、
投票はしません。
衆議院議員選挙。
楽しみです。
全米オープン・テニスが始まりました。
大坂なおみさんの相手は、
チェコのブズコバさん。
世界87位ですから、6-4、6-1のストレート勝ちは当然でしょう。
先程、TVスポーツニュースを見ましたが、
今回は、なかなか充実と見ました。
ボクの予想では、「優勝」も見えています。(笑)
因みに、雑誌「フォーブス」によりますと、
昨年の一番稼ぎ頭は、
男子のフェデラーさん(スイス)。9060万ドル(約99億7000万円)。
そして、2位は大坂なおみさん。の6010万ドル(約66億1000万円)だそうだ。
明日は、週一回のテニス・スクール。
9時から30分間。コーチを入れて試合形式のレッスン。
9時30分から90分。定例のスクール・レッスン。
一応、上級コースです。(笑)
後期高齢者。
老骨に鞭を入れて、「ケガをせず」です。(笑)
毎週月曜日と金曜日の夜、
zoomで、パリの河◇さんと、親鸞『三帖和讃』をうたっています。
河◇さんのお嬢さんの美◇子さん。
現在、スウェーデンの【自然史博物館】の研究員としてご活躍です。
夏休みでパリのご両親のところに滞在中。
ご専門は、「地衣類」の由。
zoomでご挨拶と雑談。
この秋には、帰国して母校に戻り研究を継続するそうです。
ボクから、二つのお願い。
*「地衣類」と言いますと「コケのこと?」位の知識のおバカなボク。
機会を作ってzoomでレクチャーをお願いしました。
実現となりましたらご案内します。
ご参加ください。
*美◇子さん。中高はミッションスクールだった由。
お話しでは、学生時代は、弓道部。
また、茶道、狂言、謡曲等々、日本文化にも関心をおもちです。
親鸞さまの「三帖和讃」は、日本のソールミュージックの源泉とも思います。
zoom法音道場にお誘いしました。
22日(日)夕方、東伊豆町稲取の生家に帰省。
28日(土)夕方、東京に戻る。
県またぎの帰省でしたが、
マア、マイカー利用の独り旅。
築100年以上の古民家は、風通しも良く、TVのなく閑居。
新型コロナウィルス感染の心配はほとんどありません。
「安心・安全の生活」を心得て過ごしてきました。
東伊豆町役場のHPによりますと、
八月の町内の新規感染者は九例の報告があり。
高齢者はいないようです。ワクチン効果でしょうか!
これまで割合に静かだった東伊豆町ですが、
夏休みに入って感染が少しずつ拡大のようです。
感染予防の徹底、感染された方の快復を念じております。
帰省して、TVをチラッとみました。
オリパラと、いつも通りのお笑いやら食べあるき旅関係が多ですなー。
全てをスルー。
録画してあった、
TBSの「プレバト俳句」とテレビ朝日の「ポツンと一軒家」を早送りで楽しみました。
8月26日の「プレバト俳句」。お題は「宿題」。
永世名人・梅沢富美男さんのお手本。
「白秋や 漢字ドリルに 書く名前」
夏井先生のコメント。
高等教育を受けてこなかった梅沢さんが、漢字ドリルを使って学ぶ。
その向学心・学ぶ姿勢に子ども達も共感して人気があるのでしょうと評価。
ただ、この表現だと、主人公の梅沢さんの存在が曖昧かも?
そこで、夏井先生の添削句。
「漢字ドリルに 白秋の 我が名記す」
梅沢さんの感性、夏井先生の添削、お見事でした。
いつも、この番組を見ていますと、
カウンセリングの学びを始めた頃のカンファレンス(事例検討)と重なります。
要は、「臨床」ということ。
生きた「言葉」ということ。
俳句でも、カウンセリングでも、頭を使った論理・議論ではダメなんですね。
「いま・ここ」での、モノ・ゴトが生命です。そこから、感動が共有できます。
『仏説無量寿経』には、世尊と阿難さん問答が記されています。
『歎異抄』には、親鸞さんと唯円さんの問答が記されています。
『正法眼蔵随聞記』には、道元さんと懐奘さんの問答が記されています。
「問答」は、公式化・定型化・概念化・普遍化を嫌います。
「臨床」も「問答」も同じと領解します。
大事なことは、「いま・ここ」です。
脱線しますが、
プロンプターを使いの想定問答・予定調和的な記者会見。原稿のコピペ等々、
菅首相の会見は、評判がよろしくありません。
「国の一大事」。
コロナ対策にしても、安全保障にしても、国会論戦にしても…
「臨床力」「問答力」だと思います。
役人の用意した(原稿読み)ではなさけなしです。
利休さんは、「守・破・離」と教えてくれます。
『毎田周一全集 第四巻』より
教行信証六軸
教行信証を全体として、いかに摑むか、これが私の今の問題である。
それは六軸といはれ、教・行・信・証・真仏土・毛身土の六巻からなる。
これをどう摑むかといふことである。
私はそれをアタックを試みよう。
項目をあげて表を作れば大体次の如くなつと、今は思ってゐる。
一、教・・・・・自覚
二、行・・・・・行為
三、信・・・・・直感
四、証・・・・・真理
五、真仏土・・・真理の世界
六、化身土・・・歴史的社会
上の表の中、行と信に関しては行為的直感の行為を行に当て、
直感を信に当てたのである。出発点は自覚にある。
人間の一切の出発は自覚にはじまる。
だか聖人も自覚から出発して出発しておられるのである。
◆毎月一回、土曜日午前10時~12時。
カウンセリング研究会【くりのみ】で、
『教行信証』を読んでいます。
只今、信巻です。
◆zoom法音道場 水曜日午後8時25分~9時。
zoomで、『教行信証』を読んでいます。
ちょうど、教巻にはいるところです。
毎週、月曜日・火曜日・木曜日・金曜日、午前10時55分~11時30分にzoom法音道場を開催しています。
これまで、『浄土和讃』をうたってきました。
ご参加は一般のお方です。
僧侶でも門徒さんでもありません。
一首ずつ、丁寧に、
和讃の意味、内容、節符の説明、うたい方を指導してきました。
本日から、『高僧和讃』に入りました。
皆さん、だいぶ慣れてきましたので、
三首引きで初重・二重・三重をうたう予定です。
ご参加の皆さん、『三帖和讃』に慣れて声も出るようになりました。
継続は力なり。
習うより慣れろ。
コロナ禍の時代。
発声が、コロナを退治してくれことはありませんが、
zoom法音道場の学び・発声が、身心のバランスに効果があるようです。
「声がでるようになりました。気持ちがスッキリします」
「毎回のzoomが楽しみです。井戸端の交流もウキウキします」
「お念仏が、素直に口からここぼれます」
etc
といった感想をいただいています。
デルタ株の感染拡大。パラリンピックの報道の「喧噪」を避けて帰省しています。
冗談ですよ。(笑)
ただ、何事であれ、「喧噪」は好きになれません。
帰省の目的は、生家の見回り。
掃除、裏の野草園と畑の草とり。その他野暮用です。
特に、この夏の季節は、帰省を省きますと大変なことになります。
正直、生家の(裏)ですから誰の目にもとまりません。
野草園に面したアパートの住人が3名ほどが眺めるぐらいかな。
草山になってもなんの問題はありません。迷惑にもなりません。
マア、ボク自身も、
この酷暑の中、何の役にも・誰の役にもならないような草とり作業。
(アホか!)と思うことも度々です。
今日の夕方の作業の時。
若い頃に勤務していた教育研究所教育相談室で
来談する子ども達に【箱庭療法】をやってもらったことを思い出しました。
来談する子は、身心にハンディキャップもったり、
不適応だったり、友達関係にトラブルで困っている子ども達。
小さな砂箱を二つ用意。
一方は、濡れた砂が敷いてあります。
もう一方は、乾燥した砂。
そして、その砂の上に、ミニチュアの遊具を置いて遊びます。
制限時間の中で、セラピストは子どもの変容や成長を援助する心理療法。
さて戻って、ボクの草とり&草払い。
実は、20年程前は平屋の小さな家が建っていました。
居住者が老齢でお亡くなりになり、
八王子に在住していた息子さんが、亡父の遺言で家の解体・整地を業者に依頼。
土地は我が家に所有権がありました。
最初、解体の後の土地の一部分を耕して夏野菜を育てた年もありました。
なんせ大正期の建築。
礎石の石が各所から出てきます。
畑にするのも大変でした。
それに東京在住のボクには、野菜作りは物理的に無理です。
それで、特に計画的ではなかったのですが、成り行きに任せての庭作り。、
数年かけ、大きな石を移動して花壇を作り樹木も植えました。
何とか「野草園」らしくなりました。
マア、なんせ素人。行き当たりばったりの「自己満足」の世界。(笑)
今日夕暮れ時、
野草園になる前の住宅に住んでいたおじさん・おばさんのことを思い出しました。
お二人には子どもがいませんでした。
後に、養子さんを迎えて教育し、八王子のお方です。
ボクが幼少の頃は、養子さんを迎えていませんでしたので、
このおじさん・おあばさんに我が子のように可愛がってもらいました。
草とり&石の移動、そしてお念仏。
古層になっていた出来事を反芻&洞察することができました。
月一回の帰省。
「功利」の物差しで考えたら、零点でしょう。マイナスかな?
でも、こぼれる念仏と(すっからかん)の自分との出会い。
これぞ、老爺の「箱庭療法」かも!
「身心柔軟」。
「安寧」なる時空をいただいています。
南無阿弥陀仏
毎週、水曜日の夜(8時25分~9時)、
zoomで『教行信証』を読んでいます。
ご参加は4名ですが、なかなか面白いです。
今晩は、『教行信証・総序』を学びました。
短文ですので、繰り返し暗唱する位に読み込んでもらいたいものです。
実は、東本本願寺出版発行の『真宗大谷派勤行集』の82~83頁に、
『聖句』と言うタイトルで『総序』が所収されています。
この『聖句』というタイトル、はなはだ不快です。
親鸞聖人『顕浄土真宗教行証文類・総序』とすべきです。
更に腹立たしいのは、
『総序』の後半の、「ここに愚禿釋の親鸞~」以下がカットされているのです。
『総序』の中でも特に大事な、親鸞聖人の体験談です。
どのような理由があろうと、
親鸞聖人の『顕浄土真実教行信証文類・総序』をカットすることなど、
本当に理解できません。
いわゆる【赤本】と呼ばれて門徒さんの日常勤行のテキスト。
真宗大谷派宗務所本廟部の編集。
なんとも情けない愚行だと思います。
日曜日の夕方、伊豆稲取の生家に帰省。
新型コロナウィルス感染拡大のおり、
県またぎのドライブになりますので熟考しての決断です。
マア、道中はマイカーの独り旅。途中一回のトイレ休憩だけ。
生家は、築100年以上の古民家。
すべての障子は開放。天井は高し。風通しは抜群。
なんと言っても、独りですから「三密」の心配はありません。
裏の畑の草取りも、もちろん独り作業。
食材の購入だけ、短時間でコンビニに出かけます。
あとは、毎日一回のzoom法音道場。
セブンのWi-Fi利用で、マイカー車中からのオンラインです。
お念仏と定期的な「井戸端」が、参加者に好評です。
これなら「感染予防」は大丈夫。
今晩、パラの開会式だそうですね。
生家にはTVがありませんので、虫の声を聴きながら静かなものです。
そうそう。
昔、教職にあった頃、普通学級と図工専科をしていましたが、
普通学級の担任・専科教師として、
身心にハンディキャップのある子どもたちを積極的に受け容れてきました。
また、日本ではじめての中国子女の子どもたちのサポートもしてきました。
パラアスリートの皆さんの精進・活躍には拍手を送りたいと思います。
ただ、スポーツに特化した「お祭り」的なイベントも大事でしょうが、
平生の、普通の生活の中での、
ハンディのある市民も、ない市民も、「共生」できることが大事だと考えます。
特に、今回のこのコロナ禍でのオリ・パラ開催。
政府や東京都、IOC、IPC、JOCが、
自分たちの(物差し)を振りかざして市民に無理強いをする。
どうも、本来のスポーツの魅力も半減し、市民感情からも遊離して、
特権階級の「名利」追求のイベントに感じられます。
◆写真は、生家の小さな庭の「シュウカイドウ」。
1か月ぶりご主人様(笑)を、紅白で迎えてくれました。
萩生田文科大臣は、
教員免許の10年の更新制が、早ければ2023年度から廃止する方針の表明をしました。
更新制は、第1次安倍政権時代の教育改革の一つとして始まりました。
ボクは、退職の頃で直接更新を受ける必要はなかったのですが、
この更新制も安倍政権の教育改革に反対であったことを覚えています。
先生方が教育力の習得・維持することは大事なことです。
ただ、当時のことを思い出しますと、
更新を指導する側の準備不足もありましたし、
政権の教育支配が見え見えでした。
ボクは、若い先生方に、
「自分の教師力アップは、自分でやりましょう。
お上(政府)がお膳立てしたプログラムに乗っかるのはさみしいよ」
と話したものです。
この世界的な新型コロナウィルスの大流行もあり、
政治の腐敗もあり、
人口減少もあり、
等々、日本の将来の見通しが立たない昨今。
先ずは、「教育」についての立て直しが「眼目」でありますよね。