法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
ZOOM法音道場のご案内
主宰者の《日乗》

仏典の読み方(学び方)とカウンセラーの「傾聴」

2022年06月29日 22時39分05秒 | 日乗

毎週水曜日の夜は、zoom法音道場。
親鸞聖人『顕浄土真実教行証文類』を読んでいます。
進行役は井◇氏。
理科系で合理的なお方です。

さて、今晩は『行巻』。
「往生要集」のところを読んでいます。
親鸞聖人は、真実の行信である念佛の功徳を、
いろいろ文類を引いて説明をしてくださっています。

井◇氏は、丁寧に現代人の(眼)でみると、
不合理の箇所が多々あることを例示してくれます。

それに対して、ボクは、
仏典の読み方は、「合理的な物差し」を忘れて、
素直に仏典が記述されて通りに読みましょうと主張します。

マア、井◇氏とボクの仏典の学び方が違うところが顕現。(笑)
楽しいですね-。

ところで、ボクがどうして「仏典」をそのままに読むとの態度を堅守するのか!
答えは簡単です。
昔、カウンセリングに出会った時の「傾聴」の習練の経験が土台になっています。
クライエントの方の語るところを(そのままに聞く)こと。
その関係の中から、
クライエントとカウンセリング関係の(真実)が実現するからです。

写真は、現在作成中のボクのノート。
*原文(本文)
*読み下し文
*口語訳
*語釈
*出拠
等を、一太郎文書でまとめています。

先になりますが、クラウドにあげて学習仲間と共有予定。


「賑やかな選挙」の実現!

2022年06月28日 22時10分55秒 | 日乗

06/27 16:30配信 神戸新聞NEXTの記事によりますと、

深刻な教員不足、
国語が自習に兵庫県教委、
公立校で114人足りず休職者の増加、
志望者の減少…

本文は省略しますが、
教員不足は兵庫県だけのことでなく全国各地の教育委員会でも大問題。
また、手元に具体的な記事はありませんが、
大卒者の官僚希望の減少、若手官僚の退職等々。
国の根幹のところが崩れています。

話しは飛びますが、写真は本日のテレビ番組表。
一生懸命文字を拾いましたが、「参院選挙」に関する番組は見つかりません。
国の将来を左右する国政選挙(参院選挙)なのに、
テレビ報道は何を考えているのでしょうか!

この無関心?素通り?忖度?・・・
NHK&民放各局、「ロシア国営テレビ」並み?それ以下?
と指摘されても仕方ありません。

教員不足も官僚不足もテレビ報道の劣化も、
後期高齢者である耄碌分析では、
日本中が「新自由経済」の波に呑み込まれたのだと思います。
モノ・カネにどっぷりの空気。
もちろん、第一義的には、自公政治の失政。
特に、長期安倍政治の結末だと思っています。
古い話で恐縮ですが、
自民党総裁任期を「連続2期6年」から「連続3期9年」の党則改正したことを覚えていますよね。

マアマア、どう説明しようとも、
ボクには、プーチン大統領や習主席と同根のモノが臭います。

仏道では、「名利を離れる」ことを教えていますのにねー。

参院選挙の争点には間に合いませんが、
議員定数の削除と小選挙区制の改正が急務かな???

それと、ばらまき型のポイント政策は反対ですが、
投票にポイントを付与するのは如何かな???

せめて、各選挙で、投票率を7割~8割を確保して、
賑やかな「選挙」を実現しましょう。

 


「投票前」のお勧めのテキスト

2022年06月27日 23時06分40秒 | 日乗

期日前投票をすませました。

一昨日ご案内の
畠山理仁著『コロナ時代の選挙漫遊記』集英社
は、投票前の必読のテキストです。

ボクは、本当に「選挙」のことを知りませんでした。

(どの政党に?)
(どの候補者に?)
と考えることも大事ですが、
自分自身が(選挙の主役である!)ということを気づくことが重要。

各政党・各種団体&組織選挙の一員に組み込まれたり、
タレントの応援に組み込まれたり、
それは、本当に情け無い!

お釈迦様も、「覚者」になることを教えてくれています。

 

 

 


「マイナポイント」には釣られません

2022年06月26日 23時07分54秒 | 日乗

24日(金)夜、月例の【くりのみ会】道元とカウンセリングコースでした。
写真は、会場のタワーホール船堀。

手前の「マイナポイント申請中」の案内が目障り。
また、区役所から自宅に届いたチラシには下記の題目。

「江戸川区民の2分の1がもっている。

そろそろ、あなたもマイナンバーカードを申請しませんか。
◆只今、第2弾実施中◆
最大20,000円相当のマイナポイントがもらえるチャンス!」

結論を先に記しますと、
7月10日(日)投票の参院選挙。
ボクは、「自公与党政治」並びに、
自公与党の周辺でウロチョロしている「維新・国民」は、
「NO」であります。

ツイッター上で、「自・国・維・公」と並べて、
語呂合わせがありました。
なかなかの「秀逸」。
但し、ボクは「煽る」つもりはありませんので「語呂合わ」せはスルー。

ボクの今回の参院選挙投票の基軸とするのは、
*ウソとバラマキ政治を「裁断」する。
です。

そもそも、国民が本当に役立つ政策なら、
ポイントなどつける必要はないですよね。
それも、独りに20,000円相当のポイント。
その裏付けは???
税金の無駄遣いが想像されます。

それと、気になるのは、マイナンバーカードも、
ふるさと納税も、その他のポイントを付与する政府の事業。
どれも、自公政権得意の「丸投げ」でしょう。

政策であれ、事業であれ、
国民を(ポイント)で釣るようなものは、アウトです。

アベノマスクやモリ・カケ・サクラを思い出して下さい。

説明もできない、領収証の添付もできない、
そんな政治は、ゴメンでございます。

岸田首相の「聞く力」「新しい資本主義」も具体に欠けます。

しっかりと、
国会の予算委員会・決算委員会で議論できる政策集団をつくる。
そんな、参院選挙にしたいですよね!


「地に堕ちたテレビ各局」

2022年06月25日 23時16分12秒 | 日乗

夕食の後、TV  ASAHI「サタデーステーション」、TBS 「情報7Days ニュースキャスター」を見ました。

参院選挙に突入して初めての週末になりますが、
全く「選挙関連報道」がありません。

日本のテレビ、異常です。

ロシアのウクライナ攻撃。
プーチン大統領の暴走が悪いのに決まっています。
ロシア・TVやメディアがプーチン政権に対してものが言えないのも
戦争突入の応援になったとも言われています。

web上では、
「日本のTV・メディアのロシア化」等とのツイートも見られますが、
その通り!  同感であります。

NHK・在京各局に対して、政権&自公与党からの締め付けがあるのか? 忖度なのか?
一市民には、具体的・本当のことは分かりませんが「不気味」です。

本来なら、期日前投票の仕方・案内や投票率を上げるためのCMを、
どんどんと流すべきですよね。

また、先のアメリカの大統領選の「お祭り」騒ぎ、情勢分析等々を報道したのに、
先の自民党総裁選の報道も賑やかだったのに・・・

NHK・在京各局の「覚醒」を要求したい。


葛飾区立図書館から一冊借りてきました。

畠山理仁(ハタケヤマ・ミチヨシ)著
コロナ時代の選挙漫遊記
集英社  1600円+税
2021年10月10日 第一刷発行

畠山氏は、1972年生まれ、早稲田大学第一文学部卒業のフリーランスの記者。
第15回開高健ノンフィクション賞を受賞しえいます。

内容は、題名からもお分かりのように、
コロナ時代に行われた、
各地の市長選、県知事選、衆院選、参院選を取材した「選挙エッセイ」。
読者の皆さんに「選挙漫遊」の旅を勧めてくれています。

そして、(ひらかれた選挙)、(おもしろい選挙)、(おまつり選挙)の実現を通して、
投票率の向上を願われています。

皆さん、投票に行きましょう!

ボクは、明日は野暮用あり。
月曜日に、「期日前選挙」に出かけます!

 

 


沖縄慰霊の日

2022年06月23日 23時17分18秒 | 日乗

本日(23日)は、沖縄「慰霊の日」でした。

区立図書館で、
たじまゆきひこさんの絵本を借りてきて読みました。

『なきむしせいとく』
沖縄戦にまきこまれて少年の物語
たじまゆきひこ作
童心社発行
2022年4月30日 第1刷発行

先程、テレビで、
山内小学校2年生の徳元穂菜さんの詩『こわいをしって、へいわがわかった』
を見ました。

YAHOOニュース(23日 18:14配信 毎日新聞}によりますと、
沖縄全戦没者追悼式で挨拶した岸田文雄首相に対して、
「帰れ」「沖縄の声を聞いて」と市民からの抗議の声があがった由。
首相の式典への出席は3年ぶりだそうだが、
「今日私たちが享受している平和と繁栄は、
命を落とされた方々の尊い犠牲と、沖縄の歩んだ苦難の歴史の上にある」
のスピーチは、形式的なご挨拶に聞こえる。

沖縄の皆さんの民意は、これまでの選挙でも示されている。
沖縄振興予算のさじ加減を駆使しての政府の態度では、
沖縄の皆さんのお気持ちに寄り添うことは無理だと思う。

民意に添って、辺野古の埋め立ては「即中止」にすべし。

 


「参院選挙」選挙戦がはじまりました!

2022年06月22日 23時13分06秒 | 日乗

イギリスでは21日から、大規模な鉄道ストライキに突入だそうです。
政府側は、
「数百万人に不便を強いる。完全に間違っており不公平だ!」とストライキを批判しますが、
労働者の皆さんは、「生活苦」をしっかりと訴えているようです。
イギリスの労働者・市民の皆さんのエネルギーに敬意を表したい。

どうもこのお国(日本)では労働運動も下火ですし、
NHKや民放各局が政府(権力)に忖度の結果か、
自公与党のやりたいほうだいのように思います。
野党の中には、野党のような与党のような、まとまりが見えません。

東京オリ・パラ組織委員会。
大会経費総額を1兆4238億円とする最終決算を発表し、
組織委を30日に解散の由。
但し、経費に関する契約書等々は、清算人が10年保管。
開示の義務はない由。

今回のオリ・パラ。
安倍元首相の「アンダーコントロール」ではじまり、
JOC竹田元会長の召致のためのブラックマネー、
大会エンブレム・新国立競技場の建設費問題・女性蔑視発言・
マラソン会場の札幌変更・真夏の開催etc
不祥事やトラブルが多すぎたように思います。

マアマア、予想もできない新型コロナの世界的な流行もありました。
経費が膨らむのも致し方ありません。
が、税金を投入するわけですから、
せめて、「最終決算」の公表ぐらいは当たり前の仕事です。

どうも、自公政権下、税金の使い方が明朗でありませんなー。

日本人、もっと怒らないと!

WebやYouTubeでは、真っ当な意見も散見していますが、
特に、NHKと民放各局がダメですねー!
これでは、まるで「ロシア化」です。

今回の参院選。
自・公・維・国が勝利しますと、「憲法改正」とか「軍拡」へ(一直線)。
(原発大国日本)が戦争になったらひとたまりもありませんよね。
また、いくら装備を充実しても勝てるわけがありません。
(人口減)(食糧自給率)を考えれば、何といっても(兵糧)が足りません。

皆で、手を取り合って、投票に行きましょうね。(笑)

日曜日の杉並区長選が、「良いお手本」になりました。


「本物の民主主義」のスタート

2022年06月21日 19時47分24秒 | 日乗

本日の文化放送《大竹まことゴールデンラジオ》に、

『コロナ時代の選挙漫遊記』の著者・畠山理仁(ミチヨシ)さんが出演でした。

畠山さんは、開高賞作家のフリーランスのライターさん。
番組で初めて知りました。
本書については、コチラから。
      ↓
コロナ時代の選挙漫遊記 | 畠山理仁 | よみタイ (yomitai.jp)

さて、《ゴールデンラジオ》で、
大接戦だった杉並区長選挙についてレポートしてくれました。
これが、面白い。「本物の民主主義」の胎動だと感じ入った次第。

*ぜひ、Youtube等で、お聞き下さい。


岸本聡子新区長。
ベルギー在住で国際政策シンクタンクNGOの職員。
杉並区民の有志が、選挙直前に担ぎ出した由。
立憲・共産・れいわ・社民・生活者ネットワーク・緑の党etcが推薦とか。

畠山理仁さんのことば。

「今回の杉並市長選は、候補者と住民が対話し政策をバージョンアップし、
互いに成長していくという民主主義の原点を見るような選挙だった」

「岸本新杉並区長の選挙のやり方は、一方的に主張を言うのでなく、
住民との対話型と言う形をとっていた」

そうそう、先の衆院選挙。
杉並区民の皆さんは、自民党の石原伸晃氏に「No」でしたよね。

日本中が、「利権」まみれの自公中心の選挙にウンザリですので、
先の衆院選挙。
今回の区長選挙。

本当に素晴らしい!

杉並区民に「アッパレ!」

それはそうと、
NHKや民放テレビ各局。
このニュースを取り上げたのでしょうかねー???

このニュースを、ボクの耳目に届けたくれた、
文化放送「大竹まことゴールデンラジオ
日刊ゲンダイweb版
そして、畠山理仁さん

天晴れ! あっぱれ! アッパレ!(笑)
本当にありがとうございます。


(夢のまた夢)の愚考。
NHK・TVの「クローズアップ現代」で、
今回の杉並区長選挙での(新しい市民のウネリ)を取り上げてくれたら、
ボクはNHKのファンになります。(笑)
マア、政権の広報機関・NHKには無理な注文!


『沈みゆく大国・アメリカ』

2022年06月20日 23時02分52秒 | 日乗

杉並区長選。
無所属新人の岸本聡子氏が、
4選を目指した無所属現職の田中良氏を僅差で破って初当選の由。
東京23区で、3人目の女性区長さんの誕生。
投票率は37.52%。
因みに前回18年が32.02%、前々回14年が28.79%。
東京新聞の見出しは、「女性が頑張った選挙だった」と。

ボクは、江戸川区住民ですから、
直接的には杉並区政のことは分かりませんが、
*女性の皆さんが積極的に政治に参加すること
*投票率が向上したこと
*水道事業民営化の問題を著書にまとめておられること
*立民、共産、れいわ、社民等々が応援したこと
が素晴しい成果だったと思います。

自公政治を「草の根」で変えていく道筋を示してくれましたね。

さて、一昨日、区立図書館で一冊借りてきました。

堤未果著
沈みゆく大国アメリカ
〈逃げ切れ!日本の医療〉
集英社新書

内容は、アメリカの医療の現状・オバマケアー。
そして、高齢化の進む日本の医療を狙うウォール街と多国籍企業群の強欲資本主義の魔の手について。

今、ウクライナ戦争の影響下、
自民党は短絡的・幼稚な発想で防衛費の増額とか
「敵基地攻撃能力」とか言いだしています。

*原子力発電
*国鉄・電電・専売公社の民営化。
*日本航空の民営化。
*年金・健康保険制度の改正。
*教育改革
*国家戦略特区。
*働き方改革。
*規制緩和・自由化
etc

自公与党の施策は、随分と「国力」を弱めていると思います。

一度立ち止まって「総括」が必要です。

具体的には、次の参院選挙で、
杉並区長選のように野党と市民が協力する。投票率を上げる。
そして、自・公・維・国の議席を一つでも減らす。

しがらみの無い「政治の実現」が、
このお国の「安全保障」の要だと考えますがねー。


参院選挙 投票率アップを念じます!

2022年06月19日 21時27分15秒 | 日乗



昨晩、都内某所の「飲み会」に誘われました。
6名のの小さなパーティ。
ご主人のTさん。
千葉県の枝豆や長野県のキムチや美味しい手羽焼き等々を用意。
飲み物は、サーバーを用意してくれて本格的な生ビール、一升瓶の白ワイン。
最後に、お仲間のFさんがサントリーの山崎を差し入れ。
マアマア、「山崎」は贅沢ですよね。

さてさて、安倍元首相の後援会へのサントリーからのドリンクの差し入れ。
web上では、「サントリーは飲みません」といったツイートもありましたが、
テレビ等では全くスルーですよね。

昨今、自公与党の不祥事。
一時のニュースにはなりますが、
(時がくれば国民は忘れる)とでも思っているのでしょうネー。

直近では、“パパ活”疑惑で雲隠れしている吉川議員。
また、セクハラ疑惑の細田衆院議長。
説明責任を果たしていませんね。
自公与党には、雲隠れが多し。

個々の事例については承知していない部分が多々ありますが、
私が申し上げたいのは、
権力側のモノの “無責任” や “ウソ” が気になります。

今度の参院選挙。
自・公・維・国・Nの議席が増えると、
一気にこの国も「軍事国家」に突入の様相です。

核シェアーや原子力潜水艦や軍拡をしても、
食料自給率の低い日本。

「腹が減っては、戦もできない!」です。

軍備を増強しても、
国民の「生命や財産を守る」ことなどできませんよね。

大事なことは、
*安寧(平和)
*食料
*教育

だと思いますね-。

参院選挙。
皆で投票にいきましょうね!