週刊「文春」2月22日号から、「インドの人生の分け方」に関して【落穂拾い】しました。
「インドには、古くから(男の)人生を四つに分ける“四住期”という考え方」がある。そして、それに従って生きることが理想とされているようだ。
「学生期」 文字通り勉学の時
「家住期」 結婚 子育て 家業に励む時期
「林住期」 妻子を残して、自分一人で旅に出て、家長が家を出て勝手きままに暮らす時期。
「遊行期」 旅に出て、家に戻らない。悟りをめざす、修行の時期。
週刊「文春」2月22日号から、「インドの人生の分け方」に関して【落穂拾い】しました。
「インドには、古くから(男の)人生を四つに分ける“四住期”という考え方」がある。そして、それに従って生きることが理想とされているようだ。
「学生期」 文字通り勉学の時
「家住期」 結婚 子育て 家業に励む時期
「林住期」 妻子を残して、自分一人で旅に出て、家長が家を出て勝手きままに暮らす時期。
「遊行期」 旅に出て、家に戻らない。悟りをめざす、修行の時期。
「笑点」大好きで、日曜日の夕方は4チャンエルを回す。(回すのでなくプッシュだったか)
永いこと、その「笑点」の司会者としても活躍していた三遊亭円楽さんが、国立演芸場での「国立名人会」で「芝浜」口演後に「ろれつが回らない。もう恥はさらせない」と引退を表明された。
残念だが、潔い引退表明だと思う。
先程、Jリーグ最年長選手の三浦知良選手が、NHKTVに出演していた。
明日が、40歳の誕生日の由。
あと、1時間である。
サッカーのことは分らないが、40歳になっても現役でがんばっているカズ選手に大拍手を送りたい。
カズ選手に続いて、今年9月、ゴン中山選手も40歳になるそうだが、お見事である。
そうそう、大リーグに挑戦している桑田投手のチャレンジ魂にも大拍手です。
人生、やれるところまでチャレンジする3選手からは、エネルギーがもらえます。
三浦知良 1967年2月26日生まれ
中山雅史 1967年9月23日生まれ
桑田真澄 1968年4月1日生まれ
温暖の伊豆に生まれてせいで、冬の寒さにはからきし駄目です。
それでも、若い頃、1度は雪山に連れていかれたものです。
ですが温泉につかっていました。
そんな訳で、ウィンタースポーツは何も分りませんから、「何をかいわんや」ではありますが、先程ニュースで流れた夏見円さんの女子スプリントの入賞には、大拍手ですね。
同じ日本人としての気持からか、また、若い方のがんばりは気持が良いものです。
戦前の教科書に載っていた「稲むらの火」というお話を知っていますか?
話は、「ある村の庄屋が、海水の異常に気づき津波襲来を予知しました。そこで、庭に積んだ稲束に火を放ちます。高台の庄屋の宅が火事と見た村人が、低地から高台に火を消しに集まって、そのために命拾いをした」という内容です。
早速、「稲むらの火」で検索をかけると、原文が見つかりました。
ご存知でなかったら、クリックしてみてください。
2月の学習会は、今週の金曜日です。
日 時:平成19年2月16日(金) 午後6時半~8時半
場 所:東京都江戸川区タワーホール船堀4F(和室1)
都営新宿線「船堀駅」北口1
テキスト:『正法眼蔵』「遍参」巻
参加費:1,000円(会場費+参加費)
講 師:菅原 研洲 先生
準備物:テキストは事務局で準備しますので、筆記用具をお持ち下さい。
服 装:坐禅をしますので、ゆったりとした服装でお越し下さい。
●学習会の流れ。
『正法眼蔵』「現成公案」素読(10分)
↓菅原先生の解説(75分)
↓ 質疑応答・雑談(15分)
↓ 坐禅(座禅)(20分)
会の終了後、懇親の時間もあります。
どなたでも参加できます。直接、会場にお越し下さい。
連絡先 090-7808-2201 くりのみ会 主宰鈴木
本日の【落穂拾い】は、文藝春秋3月号から拾いました。
特別鼎談「我らが青春 芥川賞を語ろう」
石原慎太郎(作家)
村上 龍(作家)
綿矢 りさ(作家)
石原:文学の大きな主題の一つであるモラリティだって、現代ではインモラルなものがこれでもかと視覚化されて氾濫している。そこで龍さん、こういう時代の文学の役割は何なのかね?とても難しい時代にきていると思うけど。
村上:新聞の三面記事を見れば、あらゆるタイプの心の闇が溢れていますからね。ただ、僕が思うのは、未来になって、たとえ医療技術が高度に発達して寿命が200歳まで延びても、人間がナイトメア、つまり悪夢を見なくなることはないと思うのですよ。(略)
石原:面白いな。なるほど、文学は悪夢か。
村上:いじめで子どもがたくさん自殺して、文科省も学校も、子どもの自殺の防止策をしきりに考えているけど、自殺を止めさせるのは本当に難しいと思う。校長先生が壇上から「人の命を地球よりも重い、自殺はやめましょう」といくら言っても、子どもは分かんないですよ。でも、ひょっとしたら、ある種の小説には、自殺をしようかなと思っている子どもを止める力はあると思う。「それはあなただけじゃないんだ」というメッセージだったり、あなたは知らないかもしれないけども、人生はこんないに複雑なんだ、それをもっと知った方がいい、知るためには今死なない方がいいよ、というメッセージとしてあり得るんじゃないかな。人が悪夢を見るということは、誰だって自殺の誘惑にかられる危険性があるということですよね。そういうときは、案外、文学に存在価値があると思うんですけどね。
綿矢:文学は内面の深い描写も多いので、知らない世界を広く深く知ることができます。
石原:文学の持っている毒が、自殺しようとしている子どもの心を揺さぶることがあるということですね。大事なキーワードだねえ。ナイトメア。
さて、そこで、村上が言うように「防止策をしきりに考えているけど、自殺を止めさせるのは本当に難しいと思う」は、その通りだと思う。
この頃は更に、「カウンセラーを派遣する」「臨床心理士を派遣する」「心を癒すよ手だてを考える」・・・ということが防止策としてとられる対策のように思う。
村上は作家なので、文学を通して、自殺をしようとする子ども(人)にメッセージが送れると考える。それは、作家としては当然の考えであろう。
さて、教師は、どう考えるか?
村上が言うように、校長が壇上から、教師は教室で「人の命は地球よりも重い、自殺はやめましょう」といくら言っても、子どもは分らないということを先ず心底に気づくべきだと思う。(この事が分っていない校長・教師・教育委員会が実に多いいいように思う)
では、どうするか?
村上の言葉を借りると、「教師自身が自分の毒に真摯に向き合うこと」その事をはずしては、すべてが対策になってしまうように思う。
「対策」は、あくまでも「対症療法」である。
恩師・五十嵐正美先生は、「教師がカウンセリングにならうのは、教育の裏打ち」
道元禅師は、「自己をならう・・・」
親鸞聖人は、「二つの白法あり、よく衆生を救す。一つには慙(ザン)、二つには愧(ギ)なり。・・・」
いろいろな「対策」は、外に向かう眼
「教育の裏打ち」「自己をならう」「慙愧」は、内に向かう眼差し
いま大事なことは、この転換のように思う。
文科省が9日、06年度の「文部科学大臣優秀教員」を発表したそうだ。
表彰制度がなくて選出が間に合わない島根県と裏金問題で「自粛する」という岐阜県以外から765人が推薦されたという。
朝日新聞の記事によると、「教育再生会議で指導力不足教員への“ムチ”について議論が続く中、教員のやる気を引き出す“アメ”として実施された」と。
戦後の 教育を悪くした張本人は、文部科学省をトップとにした教育行政とそれに加担した学者や有識者と呼ばれる人種だと私は考える。
そういう役所が「アメ」と「ムチ」を振りかざしたところで、この国の教育再生は実現しないのは明白なことなのに、どうしてその事に気づかないのだろうか?
文部科学省推薦の「優秀教員」をいくらつくっても、教育再生には害こそあれ何の役にもたたない。
恩師・五十嵐先生は、「名利共休」という色紙を残された。
くりのみ会で「正法眼蔵・遍参」を勉強しているのだが、いま教育界で必要とされているのは、「釣魚船上の謝三郎」であることをどうして分らないのだろうか。
一杯やった後、お土産のおにぎりを手に帰宅してから食べるのがこの頃の定番である。
大体が二個だが、どちらが(めんたい)で(うめ)かが分らない。
仕方なく、二個のおにぎりを二つに割ってみる。
昨晩立ち寄った釜飯屋さんで、例のように、二個のおにぎりを調達した。
帰宅して、笑ってしまった。(写真)
これなら、おにぎりを二つに割る手間はかからない。
二つに割る楽しみは消えたが、代わりに、釜飯屋の娘の筆跡を楽しむことができた。
●佐藤夏子 エル・トレオらの5人のスペイン人と共にフラメンコ
http://www.bb.isas.ne.jp/kurinomi/flamenco/flamenco.htm
私が毎日通過するJR駅の近くに、私立の女子中・高等学校がある。
以前は、私立の中でも、あまり評判は良くないようであったが、最近の私立ブームで結果、入学も難しくなったと聞く。
ただ、以前からのことであるが、車中でのマナーの悪さには辟易する。
先日のこと。
その私立学校の5・6名の女子中学生が、JR車中でパンを食べてながら大騒ぎ。
また、焼き海苔を一枚一枚渡しあって食べるといった状況。
注意しようかと思った、止めてしまった。
最近の、女子中学生をはじめ、塾帰りの小学生等々、車中でのマナーが本当に悪い。
ただし、車中でのマナーの悪さは、児童・生徒だけの問題ではない。
車中で化粧をする大人。
イヤホーンから大音響でこぼれる音にも平気な若者。
最近は随分減ったが携帯電話の着信音・会話等々。
特別に上品になる必要はないと思うが、お互いが少々気づけば随分良い環境を共有できると思う。
この頃は、外国の方のマナーの悪さも気になるところであるが、先ずは、この国の住人が良いマナー示すところから、「美しい日本」(どこやらの首相の言葉だが?)の実現に一歩近づくように思う。
佐藤夏子 エル・トレオらの5人のスペイン人と共にフラメンコ
http://www.bb.isas.ne.jp/kurinomi/flamenco/flamenco.htm