本日午後、文京区のあるお寺様に出かけました。
縁あって、昨年末から、月二回、前坊守のR先生(80歳)にお習字を習っています。
今日は、お稽古の日ではなかったですが、
お願いしていた『教行信証・総序』のお手本が用意できたとのご連絡をいただき受け取りにでかけました。
そこでお聞きしたお話。
前住職(坊守様のご主人)が、大谷大学の曽我量深師の教え子。
そのご縁で、師が年に二回(春と秋)上京した時のお宿として滞在をされたそうです。
R先生。
その頃はお若くて、なかなか曽我量深師に仏法の質問をすることができなかったそうです。
が、曽我量深師の教え・お姿は、しっかりと心に焼き付いているそうです。
曽我量深師が大切にされていたお言葉をお手本にいただいてきました。
(写真参照)
「開神悦体」(かいじんえつたい)
『仏説無量寿経』の中にある言葉です。
「神」は、Godではありません。
「神」は、識のこと。不思議な力、たましい、こころ。
ロジャーズさんは、「経験に開かれる」といってましたね。
何か、重なる気がします。
仏教とカウンセリング。
本当に、面白いですね。