法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
ZOOM法音道場のご案内
主宰者の《日乗》

「開神悦体」 曽我量深師の言葉

2014年01月31日 23時21分14秒 | 日乗

本日午後、文京区のあるお寺様に出かけました。

縁あって、昨年末から、月二回、前坊守のR先生(80歳)にお習字を習っています。

今日は、お稽古の日ではなかったですが、
お願いしていた『教行信証・総序』のお手本が用意できたとのご連絡をいただき受け取りにでかけました。

そこでお聞きしたお話。

前住職(坊守様のご主人)が、大谷大学の曽我量深師の教え子。
そのご縁で、師が年に二回(春と秋)上京した時のお宿として滞在をされたそうです。

R先生。
その頃はお若くて、なかなか曽我量深師に仏法の質問をすることができなかったそうです。

が、曽我量深師の教え・お姿は、しっかりと心に焼き付いているそうです。


曽我量深師が大切にされていたお言葉をお手本にいただいてきました。
(写真参照)

「開神悦体」(かいじんえつたい)

『仏説無量寿経』の中にある言葉です。

「神」は、Godではありません。

「神」は、識のこと。不思議な力、たましい、こころ。


ロジャーズさんは、「経験に開かれる」といってましたね。
何か、重なる気がします。

仏教とカウンセリング。
本当に、面白いですね。


 

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『教行信証・総序』の音読用プリントを作りました。

2014年01月30日 23時38分14秒 | 日乗

外国語学習のための教材、「スピードラーニング」のCMがたくさん流れています。
あの、石川遼選手も登場するCMです。

ボクは、このCMに接すると、
「門前の小僧 習わぬ経を読む」の諺を思い出します。

スピードラーングも、特段、新しい学習法ではないのかもしれませんネ(笑)

さて、【くりのみ会】用に、『教行信証・総序』の音読用プリント作りました。

参加の皆さんや、ご縁のある方々にお渡しして、「一日一(音)読」を勧めています。

A4一枚に入る位の長さです。

少し継続すれば、覚えられます。

そして、次のステップとしては、

①書写に挑戦

②漢文で読んでみる

を考えています。


きっと、役に立ちますヨ。

プリントご希望のお方は、ご連絡下さい。

 

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汚染水。8割が水漏れ

2014年01月30日 23時06分57秒 | 日乗

先程のTVニュースで、

東京電力福島第一原発の炉心の冷却水の8割が水漏れしているとの会見のニュースがありました。
また、それ以外での、特定不明の汚染水漏れもあるとのことです。

政府・与党は、しっかりと今後の見通し・対策を議論すべきです。

また、安倍首相は、原発事故は終息に向かい汚染水についてもコントロール化にあると、
世界に向けて発信したところです。

素人考えでも、終息したともコントロール化にあるとも、全く思いません。

毎日、記者会見をするぐらいの取り組みが必要だと思います。

原発問題の見通しがたたなければ、オリンピックの開催は無理です。

また、日本国の将来像も描けません。

ボクは、原発問題が、直近の大課題と理解します。


経済が安定し、成長することは、大事なことですが、
所詮、経済は、浮き沈みあるものです。

日本中、少し、視点を変えることが必要だと思います。



一昨日でしたか。
NHKの新会長の会見がありました。
初会見、出だしでつまずいてしまいましたが、
でも、ボクは、安倍さんとツルンでいると想像しています。

それにしても、
特定秘密保護法関連の「情報保全諮問会議」の座長が、渡邉恒雄氏。

オリンピック組織委員会長は、森喜朗元内閣総理大臣

NHK会長は、籾井勝人氏。

ボクは、昔から、第三者委員会とか専門委員とか諮問委員とか・・・に疑問をもっています。

形だけ作って、魂が入っていませんね。


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里村専精師 浄土真宗へようこそ(No24)

2014年01月29日 23時27分25秒 | 里村専精師の言葉

里村専精師の「浄土真宗にようこそNo24」をお届けします。


浄土真宗へようこそ No24

釈尊がみまかられて、最初の雨安居にサンガが集います。
マハーカッサパの居住していた七葉窟に、大切な比丘たちが集まったのです。
ブッダがなくなられても、ダルマとサンガは生き残りました。
むしろサンガが存在していることが仏教の成果ですし、サンガこそ仏教の現実でした。
ブッダが語られて、それによって確かなサンガが生まれたところに仏教の現実があります。
サンガの上にだけ、仏道は生きて働いていたのです。
もしもブッダが覚られただけで、サンガが生まれていなければ…、
仏教は絵に書いた餅のようなものにすぎないでしょう。
そのサンガが、本当にサンガとして仏道の責任を担うのが、この時の雨安居でした。
第一結集(けつじゅう)とそれは呼ばれています。
つまり本当にサンガが確定するのは、この第一結集からです。
ブッダがおられなくても、サンガという共同体にその仏道は生きて働くのです。
仏法僧の三寶は、サンガの活動一つに盛り込まれているのです。
親鸞に海という表現が使われますが、膨大なサンガ世界を感覚しているもののようです。
なかんずく群生海などは、なんとも素晴らしい表現ではないですか。
ブッダの直弟子も、後の部派仏教も、実は広くサンガが展開している姿です。
出家・在俗を問わない構成で、大きくサンガはインドの各地に展開していたのです。
真実の輝きを知る無数のサンガ、それらがインドでは10世紀頃までは存在していました。
7世紀に玄奘が訪ねますが、大小入り交じってサンガが存在したことを記しています。
中で、大乗のサンガは、自らの経典を産出するまでにその運動を極めています。
(実は、考えてみると経典は常にサンガによって産出されたものでした)
しかしながら、こういう展開運動をもった宗教はただ仏教だけです。
ブッダの遺された人類の遺産は、自ら展開して大きな構想を見せるようになるのです。
サンガは経典によって育ったのですが、今度は経典を生産するまでになっているのです。

 

◆2月15日(土) 午前10~12時 
  くりのみ会【親鸞とカウンセリングコース】を開催します。 
  *『教行信証』の音読が中心の勉強会です。
 
◆2月23日(日) 午前10~12時
  くりのみ会【声明とカウンセリングコース】を開催します。
  *『歎異抄』音読 『正信偈』 『和讃』を学んでいきます。

  *23日(日) 午前9~10時 自主学習タイムあり。
    声明の練習 書写ができます。


→ どちらのコースも、上から教える(指導)ということではなく、

   平場(ヒラバ)での学びあいを第一に考えています。
     初めての方も大丈夫です。


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2月の《教育とカウンセリングコース》のご案内

2014年01月28日 22時53分48秒 | 日乗

カウンセリング研究会《くりのみ》は、
どなたでも参加できる学習会です。

《教育とカウンセリングコース》は、
(子どもに関わる仕事をしている方々にお勧めです。

 2月の《教育とカウンセリングコース》

日 時  2月 1日(土) 午前10時~12時

会 場  タワーホール船堀  (都営地下鉄新宿線船堀駅前)
                     (部屋は、入口の掲示板をご覧ください)
■学習内容
 10時~      懐奘  『正法眼蔵随聞記』の音読      

 10時10分~  ロジャーズ著 『パースナリティと行動について一理論』
            *命題4を読みます。(1月に続いて、命題4を読みます)
   

 11時~      楽談タイム(エンカウンターグループ&ケースカンファレンス他)

■会 費   1000円 (大学生は500円)


★テキスト類は、事務局で用意しています。手ぶらでお越しください。


皆さまのご参加をお待ちしています。

 

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『終わりと始まり』を読んでいます。

2014年01月27日 22時48分00秒 | 日乗

芥川賞作家の池澤夏樹さんの著作を読んでいます。

池澤夏樹著
『終わりと始まり』
朝日新聞出版  2013年7月30日第一刷発行

本書は、2009年4月から2013年3月まで、月1回の朝日新聞に連載されたエッセーを収録したものです。

取り上げられている話題は、ニュース的には古くなっていますが、
池澤さんの眼差しには共感できるものが多い。

2012年9月4日の記事から引文。

東電と国は自分たちでどうしようもない災害を引き起こしてしまった。
福島県の衰退、多くの人たちの生活基盤の破壊、
失われた未来、この先ずっと放射能に脅えて暮らす不安。
そういうことをあなたたちはどうすることもできない。
それならば、せめて同じような事故が決して起こらないように、すべての原発を調査して、
危険率の高いものから速やかに廃炉の手続きを進め、
代替エネルギーの開発に力を尽くし、
可能なかぎり早く原子力と手を切る算段をすべきでないか。
それがあなたがたに可能な唯一の誠意ある態度ではないか。

この期におよんで、
再稼働を目論んでいる自民党・電力会社。
紛争地の近くのトルコに対して、原発輸出を企む安倍首相。

何を考えているのでしょう。


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『倶舎論』学習会

2014年01月26日 23時19分44秒 | 日乗

今晩6時~8時、新小岩・専福寺様で開催された『倶舎論』学習会に出かけました。

講師は、常福寺ご住職・塚田貫康師。

第一回目の学習会でした。
塚田師は、倶舎・唯識関連の辞書作りにも関わった先生で、
お話の内容の深さに、感動しました。

「唯識3年 倶舎8年」という言葉がありますが、
倶舎の学びの上に、唯識を重ねて学ぶ。
というのが塚田先生のお話でした。

並列的に、唯識の学びは3年かかります。倶舎は8年ですよ。といった理解もあるようです。
また、ボクなどは、何も考えないで、先ずは唯識を3年学んで、次に倶舎を8年学ぶと考えていました。(冷や汗)

次回からは、『倶舎論』巻8
「分別世品」から教えてくれる予定です。

ICレコーダーで録音をしましたので、少しずつ、文章化できたらと思います。


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1月の《声明とカウンセリングコース》が終わりました。

2014年01月26日 22時39分05秒 | 日乗

本日午前、1月の《声明とカウンセリングコース》が終了しました。

参加者は、カクムさん 福◇さん 佐◇さん 浅◇さん 河◇さん 和◇さん 広◇さん 聞者くりのみでした。
総勢8名(男性3名 5名)。

昨年暮れチラシを作った時、参加者が集まるか心配でした。
おかげさまで、くりのみ会の会員の佐◇さんと浅◇さんが参加を申し出てくれたおかげで、
会の成立の見通しがたって、安心して年越しをすることができました。

 

《学習会の流れ》

①『教行信証・総序』音読

②『歎異抄』序~第10章 音読

③楽 談(エンカウンターグループ)
 
 ・広◇さん…今回の学習会に参加にあたって、三國連太郎さんの音読をWEBで見つけました。
         序章だけでしたが、聞いて見ました。闇に落ちていく感じをもちました。
         そして、その闇に光が差し込む感じが続きました。
         三國さんの1章以降の朗読を探したのですが、見つかりませんでした。
 ・浅◇さん…くりのみ会に参加の目的は、『歎異抄』を読むことでした。
                今回から、音読ができるようになり楽しみです。
 ・佐◇さん…くりのみ会に参加の目的は、いろいろな方々にお会いできることです。
 ・福◇さん…落語をやっています。
         落語に『おふみ
』さんという噺がありますが、(おふみ)や(和讃)にふれてみたいと思います。
 

         etc

       (気楽な井戸端を楽しんでいます)

④声明練習  浄土和讃(弥陀成仏は…) 次第六首を練習しました。


大きな声は、身体と心に効きます。
《くりのみ会》は、いろいろな方々と出会える、楽しい学習会です。


→次回の《声明とカウンセリングコース》は、2月23日(日
)です。


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予想が外れました。

2014年01月26日 22時23分14秒 | 日乗

全豪オープンテニスの男子シングルス

スペインのダニスラス・ワウリンカ選手がスペインのラファエロ・ナダル選手を
破りました。

私の願い、予想に反した結果でした。

ウムー 残念!(笑)

ナダル選手は、試合途中で腰の治療を受けていたそうですから・・・

錦織選手との試合で、エネルギーを消耗したかな・・・


錦織選手のベスト10入りを念じます。



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1月の《親鸞とカウンセリングコース》が終了しました。

2014年01月25日 22時30分19秒 | カウンセリング研究会【くりのみ】

 

本日午前、1月の「親鸞とカウンセリングコース」が終了しました。

参加者は、カクムさん 小◇さん 浅◇さん 河◇さん 岩◇さん 聞者くりのみでした。
総勢6名(男性2名 女性4名)でした。

*佐◇さん 藤◇さん から欠席のメールをいただきました。
 ご連絡ありがとうございます。
  

学習会の流れ

①『教行信証・総序』音読

②『正信偈』 読誦(草四句目下げ)
 調声は、富◇◇さん。
 皆さん、ずいぶん声がでるようになりました。

③和 讃…『高僧和讃』を聞いていただきました。

④楽 談(エンカウンターグループ)

  本日の話題は、「介護」でした。
  お父さんの介護をされている岩◇さん。
  古里にいるお母さんの介護・お見舞いに出かけたカクムさん。
  連れ合い・ご主人介護をされている河◇さん。
  皆さん、ご苦労様です。

  次の話題は、原発問題。
  くりのみ会のメンバーは、全員、原発ゼロ支持者でした。

  小◇さんが、図書館で、小林惇夫の『親鸞聖人讃頌』を見つけて紹介してくれました。 
  ありがとうございます。


⑤テキスト、岩波文庫 金子大栄校訂『教行信証』を読みました。
 『真仏土巻』3回目。
 『涅槃経』からの引文の箇所を読みました。 

 

 お経を読みますと、繰り返しが多いですね。
 そのことについて質問もでました。

 言ってみれば、現代人の我々は、一字一句の意味を調べて理解を深めます。

 先人達の学びは、「積習(シャクジュウ)」「薫習(クンジュウ)」といった言葉がヒントだと思います。
 頭で意味が分かるということより、繰り返し・繰り返し読んだり・書写したんでしょうね。

良い質問をいただきました。
もう少し、考えてみます。


→次回の「親鸞とカウンセリングコース」は、
  2月15日(土) 午前10時~12時 タワーホール船堀

 

どなたでも参加できます。
直接、会場にお出かけ下さい。
(事前にメール等をいただけますと、舞い上がって喜びます)

  

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