法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
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主宰者の《日乗》

安倍自民党の「原発再稼働」反対!

2013年02月28日 23時24分28秒 | 日乗

28日の衆参両院本会議で、
安倍首相は、「安全が確認された原発は再稼働する」と明言したそうです。

「安全が確認された」とは、いったい何を指すのでしょうか!

東京電力福島第一原発事故の見とおしも全く見えません。

各地の、原発の活断層の問題も、明確ではありません。

各地に避難している福島の皆さんも、自分の町に戻る見とおしもできていません。

中間貯蔵施設の場所も決まっていません。

核廃棄物の処理もできません。

etc

こんな安倍自民党に支持率が70㌫というのも理解ができません。

6日からは、オスプレの本土低空訓練が始まるそうです。
その訓練コースも知らされずの強行です。

本当に、この国は大丈夫なんでしょうか?


日本人は、もっと怒りましょう。

安倍自民党の、「原発再稼働」に反対します。



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【落穂拾い】No345・346・347を更新しました。

2013年02月27日 22時19分33秒 | 【落穂拾い】

カウンセリング研究会【くりのみ】HPに、【落穂拾い】を更新しました。

No345 南無阿弥陀仏

No346 入江杏著『悲しみを生きる力に』岩波ジュニアー新書

No347 北山修著『最後の授業』みすず書房

 

ぜひ、お出かけ下さい。
    ↓
http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~kurinomi/otibotop/otibotop.htm


 

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「こころ」の詩 二題

2013年02月26日 14時48分03秒 | 日乗

「心よ」  八木重吉

こころよ
では いっておいで

しかし
また もどっておいでね

やっぱり
ここが いいのだ

こころよ
では 行っておいで

 

「こころ」 金子みすゞ

お母さまは
大人で大きいけれど、
お母さまの
おこころはちひさい。

だって お母さまはいひました、
ちひさい私でいっぱいだって。

私は子供で
ちひさいけれど、
ちひさい私の
こころは大きい。

だって、大きいお母さまで、
まだいっぱいにならないで、
いろんな事をおもふから。

 



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北山修著『最後の授業 ~心をみる人たちへ~』を読んでいます。

2013年02月25日 10時13分23秒 | 日乗

北山修著
『最後の授業』
心をみる人たちへ
みすず書房 
2010年7月26日 第1刷発行
2010年9月 1日 第3刷発行
1800円+税

区立図書館から、借りてきた一冊。
先週、走り読みをして、只今、少し腰を落として読んでいるところ。

北山修さんは、九州大学の名誉教授。精神科医。精神分析家。
学生時代は、「ザ・フォーク・クルセダーズ」の元メンバー。

『戦争を知らない子供たち』『あの素晴らしい愛をもう一度』『花嫁』etcが懐かしいですね。

北山さんは、時々、「土曜ラジオTOKYO永六輔その新世界」にも出演していますので、
そこで、お声を聞かせてもらってもらっています。

本書は、北山さんの、最終の授業・最終講義をまとめたものです。

「あとがき」で、次のようなことを書いています。

 私は、ここで心を見て、診て、看て、数十年経ち、先日の退職を契機にして、
後進に伝えたい「心をみる方法」もここでまとまり一区切りついたようだ。
 今、その全体を要約するなら、音楽を母親に科学を父親にして生まれた者たちの
心の物語であり、それがゆえに私的で現代的であり、もちろん生きている限りは
これから後も続くかもしれぬ。
 最終講義の時、大学人として最後は私の好きな言葉で閉じたいと思い、
あるバレーダンサーの次の言葉を紹介した。
「どう踊ればいいのか、ようやくわかった時には体がいうことをきかず辞めねばならない。
人生ってそういうもんだ。」
 しかし、九州から離れて関東に再適応しているこのただ今、人間関係でどうやればいいのか
また分からなくなり、自分の内と外が微妙にうまく噛み合わず新たな面倒や苦労が始まった。
人生は、面白いがいつまでたってもいうまくいかない。だから自分の問題を言葉で考えることを
止めるわけにはいかないし、それが心を言葉として取り扱う臨床人として語彙力を高めるものと
信じる。
学生たちに繰り返し言ってきたように、自分の人生について語りながら生きることは、
苦しいが楽しいことも多い。


少し横道にそれます。
カウンセリング研究会【くりのみ会】では、「楽談タイム」を大事にしています。
また、勉強会の後の、食事をいただきながらの「懇談タイム」も楽しみです。

ご参加の先輩曰く、

「【くりのみ会】の“楽談タイム”“懇談タイム”は、楽しいねー。
 昔の、職業・地位・肩書きも関係なく、孫の自慢話もないでしょう…。
 楽に井戸端ができます」と。

北山さんの言葉を借りると、「自分の人生について語りながら生きる…」
特別なことを語る必要はないですねー。

素直に、日々の自分の人生を語る…。

そんな時間、場所を大事にしあえたら良いですね。

 

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錦織圭選手 優勝おめでとう

2013年02月25日 09時50分10秒 | 日乗

うれしいニュースが飛びこんできました。

男子のアメリカ国際インドアテニス選手権のシングルス決勝戦で、
錦織圭選手がスペインのF・ロペス選手を、6-2 6-3で下し、
今季初優勝、自身3度目のツアー優勝を果たしました。

今年の錦織選手は、
ブリスベン国際男子でベスト4進出を果たし、準決勝のA・マレー(英国)戦で左膝の負傷・途中棄権、
全豪オープンでは、昨年と同様のベスト16へ進出するも、4回戦でD・フェレール(スペイン)に敗れる、
との戦績です。

今年は、何かやってくれそうな予感がするのですが・・・!

この優勝を弾みとして、さらに上を狙ってもらいたいものです。

 

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映画『カッコーの巣の上で』

2013年02月24日 20時32分36秒 | 日乗

少し古い映画ですが、図書館で『カッコーの巣の上で』を借りてきました。

日本では、1976年4月に上映されてようです。

随分昔の映画ですが、なかなか手応え、イエ、見応えのある作品でした。

ストーリーは、主人公が刑務所から逃れるため精神病院にやってくるところから始まります。
病棟の婦長は、ある意味では優秀な女性。
反面、正義・平等・人権etcを全面に、管理主義的な指導をします。
この管理的な婦長に反発を覚えた主人公は、グループワークや休憩時間。
また、病院を抜け出して、バスドライブ・クルージングの出来事を通して、入院患者同士の連帯も高まります。

当時の、アメリカの精神病院の在り方、
向精神薬
グループセラピー
電気けいれん療法
etc
についても考えられます。

この頃、日本でも、何か事件・事故・災害etcがあると、「心のケアー」「専門家を派遣して…」
「精神科医・臨床心理士を派遣して…」といった報道がされます。

また、「心の病」とかで、いろいろな病名・診断名がつけられます。

体制側・行政側・健常者側中心の管理的体質とか形式主義とかが心配になるところです。

専門家の、人間性が重要になりますね。



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里村専精 浄土真宗にようこそ(008)

2013年02月23日 22時03分01秒 | 日乗

浄土真宗にようこそ(008)

曇鸞大師は、北魏の国の滅亡に出会われました。
それはすぐに東魏と西魏に分断されます。
東魏の若くして擁立された孝静帝の要請で、玄中寺に住むようになられるのです。
ところが大師は、もう一人大切な皇帝に会っています。
それは揚子江の南を支配していた梁の国の帝王です。その名は武帝です。
ご承知のように曇鸞大師は、陶弘景という仙人に会うために今の南京に行かれました。
実際には南京の東南の郊外25キロメートル、句容山までゆかれたものです。
伝承では、武帝は生涯曇鸞大師を“鸞菩薩”と敬われていたといいます。
二人の皇帝は、曇鸞大師とは不思議な縁があるのですが…。
ともに曇鸞大師を師と仰がれています。
一方、武帝とボーディーダルマとの出遇いは、芳しいものではなかったようです。
武帝はボーディーダルマに散々に扱われたという伝承があります。
ところが曇鸞大師の場合、武帝は非常に大切に扱ったもののようです。
何かをそこに感じ取っていたのでしょうが、それは定かにしがたいことです。
南の国の皇帝が、北の国の一人の僧侶を菩薩と呼んだということは凄いことです。
おそらく曇鸞の回心と、そのサンガ世界に敬慕されたからではないでしょうか。
洛陽に帰られた大師は、ボーディールチ三蔵との出遇いをもちます。
永寧寺の責任者であった三蔵は、曇鸞大師に豊かな仏道を伝えました。
浄土の教えがそれでした。
大師は、無量寿経の文面からと「浄土論」から、サンガの意味を学ばれました。
そして流支三蔵の日常生活から、もっと大切な事実を学ばれたことでしょう。
サンガというものの実態に触れて、眼を洗われるような経験があったのでした。

*里村専精師の(提言008)をお届けします。

*カウンセリング研究会【くりのみ】親鸞とカウンセリングコースでは、
 毎月一回、『教行信証』音読勉強会&楽談 を開催しています。
 ぜひ、お出かけください。

 

 

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『月愛三昧』

2013年02月22日 21時14分37秒 | カウンセリング研究会【くりのみ】

明日、午前10時~12時、くりのみ会《親鸞とカウンセリングコース》です。

テキスト、岩波文庫 金子大栄校訂『教行信証』の音読&楽談を中心にした勉強会です。

特に、講師はお呼びしていません。

一応、私・聞者(くりのみ)が世話役・進行係をさせていただいています。

明日は、206㌻~216㌻を読みます。

この箇所に、「月愛三昧」という美しい言葉が出現します。

普段、ほとんど見ない言葉ですが、(くりのみ会)で『教行信証』を読むことで出会えました。

ありがたいことです。


さて、本文の中では、「月愛三昧」について次のように記されています。

〈たとへば月の光よく一切の優鉢羅華をして開敷し鮮明ならしむるがごとし。
月愛三昧もまたまたかくのごとし。
よく衆生をして善心開敷せしむ。
このゆゑに名づけて月愛三昧とす。
たとへば月の光よく一切、路を行く人の心に歓喜を生ぜしむるがごとし。

月愛三昧もまたまたかくのごとし。よく涅槃道を修習せんものの心に歓喜を生ぜしむ。
このゆゑにまた月愛三昧と名づく。
{乃至}諸善のなかの王なり。甘露味とす。
一切衆生の愛楽するところなり。
このゆゑにまた月愛三昧と名づく〉と。

当日の参加大歓迎です。

ぜひ、お出かけください。

 

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『悲しみを生きる力に』

2013年02月21日 23時34分11秒 | 日乗

岩波書店「世界」編集部の田中さんから、封書が届きました。
(何かナー)と思って開封したところ、次の一冊が同封されていました。

『悲しみを生きる力に』
被害者家族からあなたへ
入江 杏著
岩波ジュニアー新書 2013年1月22日 第1刷発行
定価 本体840円+税

つぎのような書面が添えられていました。

拝啓
ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
この度、岩波ジュニアー新書より、

入江杏著『悲しみを生きる力に ~被害者遺族からあなたへ~』を
刊行いたしましたので送付させていただきます。


2000年12月、東京都世田谷区で一家4人が殺害されるという痛ましい事件が発生しました。
「世田谷事件」と呼ばれるこの事件では、宮澤みきおさん(当時44歳)、泰子さん(同41歳)、
それに小学2年生のにいなちゃん、6歳の礼くんが命を奪われてしまいました。
著者の入江さんは、泰子さんのお姉さんで、事件当時は隣に住んでいました。
多くの遺留品がありながらも、事件はいまだに解決されていません。
心ない報道、周囲からの偏見、大切な家族を助けられなかったという自責の念……。
深い悲しみの中で、入江さんはどのように悲しみに向き合い、悲しみをどのように生きる力に
変えていったのか。
ご自身の体験をもとに、悲しむことの意味や大切さを、優しく語りかけます。
「若い人たちに健やかな心を育てることこそが、遠回りであっても、同じような犯罪を生まない
社会をつくることにつながるのでは」と入江さんは語ります。
その思いを具体化するために、入江さんは、現在、各地での講演会や絵本の読み語り、
東日本大震災の被災地での子どもたちへのボランティア支援などを積極的に行っています。
また、その思いが、今回のジュニア新書の刊行へとつながっています。
東日本大震災からもうすぐ、2年が経ちます。今こそ、若い人たちとともに、悲しみの
意味を考えることの大切さを感じます。

機会がございましたら、書評をはじめ、本書をご紹介いただけますと幸いです。
また、本書に関するお問い合わせんどは、下記までお願いします。
最後になりましたが、皆さまのますますのご健勝をお祈り申し上げます。
                                                       敬具
                                                  2013年2月
                                        岩波書店「世界」編集部田中

入江さんの差配で、本書を送っていただいたと想います。
入江さん、ご苦労様でした。ありがとうございます。

入江さんとは、以前、港区のある小学校でご一緒させていただきました。
入江さんは、校内図書室のボランティア。
私は、スクールカウンセラー。
毎週、一日、お会いする関係でした。

入江さんの素敵な読み語りを聞かせてもらったり、子どものことや「教育」のことを語り合いました。
また、妹さんご家族のことや、突然のご病気でお亡くなりになった入江さんの素敵なご主人のことも
聞かせていtだきました。

ぜひ、皆さまにもご一読をお願いします。



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歴史に学びたい。

2013年02月20日 23時10分33秒 | 日乗

本日の東京新聞《筆洗》は、プロレタリア作家小林多喜二と志賀直哉の交流を紹介しています。
一読をしてみてください。

 昭和五年八月から翌年一月まで、東京の豊多摩刑務所に収監されていたプロレタリア作家の小林多喜二は、
私淑していた志賀直哉に手紙を送っている▼「この太陽の明るさは! それはまるで、
北海道の春か十月頃をしか思わせません」。
東京の冬の日差しに驚きを隠さず、出所したら「必ず一度お訪ねしたいと思い、
楽しみにして居ります」とつづっていた▼出獄後、多喜二は奈良に暮らす志賀を初めて訪ねている。
地下活動に入った多喜二はその一年三カ月後、築地署で特高の刑事から拷問を受け死亡した。
志賀は多喜二の母親に悔やみ状を書いている
▼<前途ある作家としても実に惜しく、又お会いした事は一度でありますが人間として親しい感じを持って居ります。
不自然なる御死去の様子を考えアンタンたる気持になりました>。
悔やみ状は雑誌『文化集団』に掲載されたが、
検閲によって<不自然なる>の部分は伏せ字にされた(梯久美子著『百年の手紙』)
▼多喜二が亡くなってからきょうで八十年。特高警察が共産主義者の作家を虐殺した事件は、
たった八十年前のこの国で起きた出来事なのだ▼若者の非正規雇用が増え、
新たな貧困問題が社会問題になった二〇〇八年には、
代表作の『蟹工船(かにこうせん)・党生活者』(新潮文庫)が五十万部を超えるベストセラーになった。
多喜二は今こそ、読む価値のある作家だ。


小林多喜二が亡くなったのはたったの80年前です。

当時の日本には、特高という組織が存在していたんですね。

このところ、尖閣問題や北朝鮮の不穏な動きもあり、また、安倍自民党の誕生もあり、右傾化が気になります。

原発問題についても、電力会社や政府のデタラメが露呈しています。

しっかりと、過去の事件・出来事に学んでもらいたいものですが、世の中、理不尽な横車が横行しています。

組織・集団の力も大事ですが、国民一人一人が世界平和を求める物差を明確にすることが大事ですね。

 

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