法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

広瀬隆さんの言葉

2011年03月31日 23時31分30秒 | 日乗

福島第一原発事故は、先行きが真っ黒闇という感じです。

東日本大地震に襲われてすぐ、TVに出演していた原子力関係の学者の方々が言っていたのは、「ニューヨーク往復で被爆する放射線量より少ないです」とコメントでした。
そんないに楽観的なコメントで大丈夫か!と思ったものでした。

TVに出ている学者のコメントは、「本当に大丈夫かな?」というのが率直の感想です。

これまで、広瀬隆さんの著作名は何となく目にはしていました。
『東京に原発を!』
『腐食の連鎖』
etc

しかし、不勉強でした。
広瀬さんの著作を読んでいませんでした。
原発が、こんなに大問題を起こすとは思ってもいませんでした。
安心・安全報道を信用していました。無関心でした。

いま、図書館で広瀬隆さんの著作を借りようとしても予約になってしまいます。
ようやく手にした一冊が、
『地球のゆくえ』広瀬隆著
集英社文庫 1997年8月25日 第一刷

本書の中で、広瀬さんは次のように書いています。
十数年前の警告です。

何年も経たずに、第二チェルノブイリ事故が、全世界のどこかで起こることは間違いない。その可能性が一番高いのは、日本である。原子炉がひどく老朽化して、国民はそれを知らずにいる。
日本人の三大危機は、原発事故、戦争に巻き込まれること、自然が崩壊してゆくことにつきるが、戦争と自然破壊は、これからの日本人が高い意識を持って行動すれば、人間の意志でかなり食いとめることができす。最も近い将来の悲劇として必然的に起こるのは、原発事故だろう。すでにチェルノブイリ事故のあと、福島と福井で、日本人が奇蹟的に大惨事ををまぬかれ断崖絶壁の危機を体験してきた。

広瀬さんの警告の通りの現実が進行しています。

日本国は、残念ながら、少数意見が大事にされない国のようです。
学者でなくても、本当のことを発言する人を大事にできる国家に成長してもらいたいものです。

 

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不揃いですが、私たちも…

2011年03月30日 14時31分05秒 | 日乗

ご近所の八百屋さんの話題です。

とても元気な老夫婦がお店を開いている八百屋さん。
お値段が、本当にお安い。
お二人がとても元気で、ほぼ年中無休かな?

というわけで、小さなお店ですが遠路からのお馴染みさんも多いのと、
それと、国際色が豊かですなー。

今日の一枚は、「私たちもトマト」です。

本当に、個性を主張したトマトさん6個が¥450でした。

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44歳カズ お見事ゴール

2011年03月29日 21時36分26秒 | 日乗

先程まで、「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」の日本代表対Jリーグ選抜の一戦を見ていました。

試合は、2対1で日本代表の勝利でした。

Jリーグ選抜は、田中マルクス闘莉王のヘッドでの落としたボールに三浦知良選手が反応して見事なゴールでした。

日本代表に、三浦知良選手と田中マルクス闘莉王選手を招集したらどうでしょうか!

真面目に、ザック監督の英断を期待します。

 

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2011年03月29日 14時06分08秒 | 日乗

自力より他力がよろし白桃に
おくれて紅の桃の咲くころ
                  小島ゆかり

桃の花が咲く、これを桃の花が自分の力で咲いていると考えれば自力の桃。
何かの力によって咲かされていると考えるなら他力の桃。
同じく、人の命も自分で生きていると考えれば自力の人。
何かに生かされていると考えるなら他力の人。
                    長谷川櫂
2009.3.26 読売新聞 四季

貼雑録(ハリマセロク)に記されていたメモからの紹介です。
貼雑録とは、私の日記帳のようなもの…

ウィキペディアによれば、小島ゆかりは、1956年生まれの歌人。宮柊二に師事。
産経新聞歌壇選者。青山学院女子短大講師とあります。

同じくウィキペディアによれば、長谷川櫂は、1954年生まれの俳人。
特定非営利活動法人「季語と歳時記の会」代表。東海大学文学部文芸創作学科特任教授。朝日俳壇選者。


私の主宰しているカウンセリング研究会【くりのみ】親鸞とカウンセリングコースでは、4月から親鸞『教行信証』の素読を中心にした勉強会をスタートします。
昨年の4月から、一年間、『歎異抄』を読んできました。
参加の皆さんから、自力・他力の問題が時々だされました。

自力・他力を概念的に説明するよりは、参加のお一人お一人がどのように受けとめているのかを大事にしていました。

仏教・仏道を、専門家である僧侶の方々や学者のものとせず、一人一人の皆さんのものとしていきたいものです。
大乗仏教とは、そういうものですよね。

 

 

 

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忌野清志郎さんの「サマータイムブルース」

2011年03月29日 09時28分22秒 | 日乗

忌野清志郎さんが「サマータイムブルース」がYouTubeで視聴できます。

福島第一原発事故が先行き真っ暗な「今」、ぜひ大勢の方々に見てもらいたいものです。

http://www.youtube.com/watch?v=_XU0Vv7on7g&feature=fvsr


昨日のTVで原発の近くで自主避難ができない老夫婦が紹介されていた。
お婆ちゃんの言葉が忘れられない。


「どうして私達が、東京の人のためにこんなことになるの!」

真実の叫び!

 

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NYで宗教関係者が震災追悼 被災地への支援訴える

2011年03月28日 22時56分54秒 | 日乗

東京新聞に、NYで宗教関係者が震災追悼 被災地への支援を訴えたそうです。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011032801000162.html

200人ほどの市民と仏教、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教などさまざまな宗教の関係者が、犠牲者に祈りをささげたそうです。

日本国内でも、仏教をはじめとしていろいろな宗教の皆さんが復旧・支援に取り組んでいます。

残念なことですが、日本ではこのような宗教関係の皆さんの応援が、あまりニュースになりません。

「心のケアー」ということがニュースになりますが、宗教並びに宗教者の力大事だと考えます。

 

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養老孟司 現代の『参勤交代』論

2011年03月28日 21時48分30秒 | 日乗

現在日本には、13都道府県に17カ所に54基の原発が運転しています。
この原発で4884.7万kWを発電、日本の電力の約3割を賄っているそうです。

(社)日本原子力産業協会のHPでn日本の原発の基礎データーが見られます。
http://www.jaif.or.jp/ja/nuclear_world/data/f0301.html

 

さて、解剖学者の養老孟司さんが現代の『参勤交代』を提唱しています。
現代の鬱対策もさることながら、震災対策でもあります。

関心のあるお方は、下記をご覧ください。
http://www.mlit.go.jp/common/000131839.pdf

 

私も、図書館で『参勤交代』論を勉強します。

 

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原発事故 東電がフランスに支援要請

2011年03月28日 21時12分35秒 | 日乗

福島原発事故のTV報道&専門家(?)のコメントが微妙に変化してきた。

最初の頃は、原子炉建屋・原子炉を冷却するために水(海水)をかけることで回復に向かうような報道であった。

ところが、今日の報道では、建屋外の立て抗・トレンチにも放射線を含んだ水がたまっているそうだ。

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/fukushima_nuclear_plant/?1301307184

素人考えでも、あれだけ散水・放水・注水した水は、結局は地面や海に流れてしまうのだろうと考える。
専門家は、「海に流れても拡散するので人体への影響はほとんどない」というが本当に大丈夫だろうか。
原子炉を冷却するためには、これから水をかけ続ける必要があるそううだ。

 

読売新聞の報道では、東電がフランスに支援を要請したそうだ。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110328-OYT1T00966.htm?from=top

 

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事実を正確に知る!

2011年03月27日 16時50分37秒 | 日乗

友人から加藤周一のDVDをお借りして視聴。

しかしそれだけではない
加藤周一 幽霊と語る

いくつか【落穂拾い】した言葉の中から一つを選ぶと、

事実を正確に知ること。
本当のことが分かって、どうしようかと考えられる。

福島第一の原発事故がなかったら、東日本大震災の救命・救助・救援の仕方も
随分と違っただろうに…と、考えてしまう。

TVでの報道・学者の説明、本当の本当の事実を語っているのだろうか?

 

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