お粗末すぎます。

教育関係でお世話になったものの一人として、教師の不祥事は本当に心が痛みます。

今日のニュースで、
山梨県韮崎市の市立小学校で、男性教諭（４８）が道徳の授業で「脅迫文」を作らせた由。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100930-OYT8T00733.htm

また、横浜市の市立中学校で、男性教諭（５０）が理科の授業で、呼吸の大切さを教えようとして生徒の口と鼻を手でふさぎ、気を失わせたそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100930-OYT1T00598.htm?from=nwlb

全くお粗末すぎます。

そうそう、随分昔ですが、ある女性教諭が、卒業文集にご自分の高校生時代に苦しかった時、自殺をしようとしたことがあることを書いたこととがありました。
その先生の本意は、「生きていくプロセスでは自殺をしたくなるようなことがあるが、自殺をしてはいけない」とのメッセージだったのでした。

しかし、児童の卒業を祝うための文集なので、「自殺」というような言葉を控えて書いてもらうよう、校長先生と相談してお願いしたことがありました。

やはり、教師のバランス感覚・センス・人間性がとても大事なことと思います。

先日も、若い先生に、
「教科書を教えるの？」「教科書で教えるの？」と質問をしたものでした。

恩師・五十嵐正美先生は、「教育の裏打ち」の重要性を、よく教えて下さったものです。

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あとの祭り

昨日、ある小学校の生活指導研修会で、４０分程、若い先生方（私から見れば全員若い）にお話をさせてもらった。

校長先生からの注文は、「児童理解、特別支援教育、保護者との話の仕方etc」であった。

一応、準備万端。
WEBを使って、【落穂拾い】にリンクをはって臨んだのだが、時間も短く、話が脱線してしまい、お伝えしたかったことの二割程度できたであろうか！

情けない結果である。

先生方にお伝えしたかったのは、
児童・保護者に向けられる教師目線（指導）の土台になる、自己に向かう眼の吟味。
教師の「感性」の充実etcであったが…。

具体的な手立てとして、「スポーツの選手も、舞台人も、プロと呼ばれる人達は、自分の姿を見て（例えば鏡で、例えばビデオで）切磋琢磨している。ところが、教師はプロでありながらそのような実践をする先生を見たことがない。一人でも、二人でも、始めましょう！」とのメッセージ。

このメッセージが届いたかどうか？
来週から、一人ずつ声かけをしてみよう。

その帰宅途中に立ち寄った図書館で、プラトンの次の言葉を見つけた。

「優れた教育は、説教することではなく、他人に説教して聞かせることを、みずから生涯を通じて実践してみせることである」

昨日、このことを伝えられたら良かったのだ！
「あとの祭り」である。

 

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伊達公子 ３回戦へ

女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン第３日目。

昨日、ディフェンディング・チャンピオンのマリア・シャラポワ（ロシア）を破る金星を飾ったクルム伊達公子（エステティックＴＢＣ）が、ダニエラ・ハンチュコバ（スロバキア）に快勝しました。

第１セット２－６で敗れ、第２セット６－０、第３セットはハンチュコバが途中棄権し、３回戦進出を決めました。

４０歳の誕生と３回戦進出、おめでとう。

http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/ballsports/news/20100928-OHT1T00159.htm

私も、明日はテニススクール最終日。
最後の試合があります。

負けないぞ！

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【落穂拾い】２７６を更新しました。

明日、ある小学校で、先生方向けの研修会の講師を依頼され、一日その準備をしていました。

 教育現場は、以前と比べると、外部の方々が支援に入るようになりましたが、そのことが本当に建設的なことかどうか、少々不安を覚えることがあります。

 さて、【落穂拾い】No２７６を更新しました。

内容は、防衛医科大学助教授村瀬宏隆さんの『登校拒否児の両親への１１ヶ条』です。
 村瀬さんは、外来で受信されるご両親に、この11ヶ条を渡して両親の気持ちを落ち着かせることで子どもの心の安定をさせようとしているそうです。

 

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読書の秋 ～読書スタイル～

先日、図書館借りてきた新刊本はなかなか面白かった。

河谷史夫（カワタニフミオ）著
『酒と本とがあれば、人生何とかやっていける』
発行所：彩流社　　　￥2200＋税　　2010/08/25　初版第１刷　

本書のP286～「繰り返し読むこと」との題名で、米内光政海軍大将と中江丑吉の読書論が紹介されている。

◆米内光政の読書論
「書物はその時々で受ける感じがちがうから、一度読んだ本を何年かして読み返すと、また別の味わいがある。本というものは、繰り返し読むべきじゃないかね。僕は一冊の本が気にいれば、少なくとも三回読むよ」

長男を戦死させた小泉信三から私家版『海軍主計大尉小泉信吉』を贈られた礼状に添えられた米内の言葉。
「第一読は恰（アタカ）も飢えたるものの食を貪る様な早さで、第二読は相当咀嚼（ソシャク）しつつ漫々的に読了致し候　第三読ではじめてホントウの人間味を味わい得るような気がいたし申候」

海軍大学甲種学生受験の相談に来た後輩に、
「どんな本でも、自分の頭で読むようにし給え」

◆中江丑吉（ナカエウシキチ）の読書論
　→中江兆民の長男。大正・昭和期の中国学者。30年にわたり北京で生活をする。

「読むなら原書、つきあうやつは本物」
　→『資本論』『精神現象学』『純粋理性批判』『尚書』『左伝』等、すべて原典で読み、膨大な読書ノート　　 　　     が残っているそうです。

中江に親炙（シンシャ）した加藤惟孝による中江丑吉の読書スタイル。
「机に向かうと前日の分を一通り読む。次に新しい部分にとりかかって何ページか読むと、引き返してアンダーラインを引きながら再読した。このとき小さな見出しや注意点をページの横に書いた。それがすむと三回目を読みながらメモをノートに記した。翌日の復習を入れると同じところを都合四回読むわけである」

中江は、当初午前４時に起きて午前中は門を閉ざして読書に没頭したが、やがて普通の人と生活時間をとりいれて、朝9時から午後３時までの「勤務時間」に読書に向き合いました。

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9月 吟醸の会

昨晩、９月の吟醸の会に出かけました。

◆今月の吟醸酒
１．飯沼銘醸（栃木県西方町）　　 純米吟醸　　「姿」　生原酒　￥2993
２．八戸酒造（青森県八戸市）　　 純米　　「奥能登の白菊」　原酒　￥2993
３．高沢酒造（長野県小布施町）　　 特別純米　　「豊賀（とよか）」　￥2940
４．宮泉（福島県会津若松市）　　 純米吟醸　　「写楽」　秋あがり　￥3150
５．君盃酒造（静岡県静岡市）　　 純米大吟醸　　「君盃」　秋上がり　￥3800
６．永山本家酒造場（山口県宇部市）　　 純米吟醸　　「貴」　山田穂　￥3800

値段的には、￥2900～￥3800の吟醸酒でしたが、６本の中では安価な、１「姿」と２「奥能登の白菊」が残り香もよくて好評でした。

吟醸の会に参加の皆さんは、博覧強記の方々です。
吟醸酒を楽しむ以上に、参加の皆さんのお話が魅力であります。

次回は、１０月３０日（土）　夜

 

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◆◆女性合唱団ひかり First Concert◆◆

カウンセリング研究会【くりのみ】の会員で、元同僚の小林具子さんが中心になって立ち上げた《女性合唱団　ひかり》の第一回発表会が開催されます。

詳細は《女性合唱団　ひかり》のホームページでご覧ください。

http://www4.hp-ez.com/hp/hikari07/page8


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９月・親鸞とカウンセリングコース

本日、午前（am10～12）、カウンセリング研究会【くりのみ】親鸞とカウンセリングコースが開催されました。

参加者は、深◇さん　浅◇さん　佐◇さん　品◇さん　小◇さん　廣◇さん　中◇さん　聞者くりのみ　計８名（男性２　女性６名）でした。

滝◇さん　岩◇さん　河◇さんからは、ご都合で欠席のご連絡をいただきました。

勉強会の流れは次の通り。
『正信偈』の読誦
井戸端　「素直に自己を語り　素直に他己を聞く」…気楽な雑談タイム
テキスト『現代によみがえる歎異抄』（ｐ168～177）の素読&意見交流

今日の勉強会で、廣◇さんから、瞽女唄のこと・小林ハルさんのこと・萱森直子さんのことをお聞きしました。

帰宅して、早速、webで調べたところ、次のページに出会いました。
関心のあるお方は、下記アドレスからどうぞ！
http://www.echigo-gozeuta.com/

小林ハルさんの言葉
「よい人と歩けば祭り　悪い人と歩けば修行」

小林ハルさんの言葉のようにはいきませんが、心の底にしまいます。

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青年教師から聞いたイイ話

先日、元同僚の阪◇先生のから、現在阪さんが勤務している小学校の若い先生方との一杯会に誘われた。

その席で、爽やかな青年教師から聞いたセカンドスクールの話がこころに残った。

その小学校は、６年生を新潟県のある山村に引率するそうだ。
区内の小学校の多くは大きな宿泊施設を利用しているが、阪◇さんの小学校は一軒一軒の農家にホームステイをする由。

セカンドスクールの活動の最中、人の児童がケガをした。
すぐに、病院に連れて行かなければ！
しかし、その村落は奥深い場所で病院がない。町の病院まで搬送しなくては…！

そのことを、東京にも電話連絡。
東京からの指示は、「町から救急車を呼んで病院に搬送しなさい！」との指令。
ところが、現地にいる引率の先生方の素早い対応と村民の方々の協力で、村の車を出してもらい町の病院まで搬送したそうであります。
町から救急車を呼んで搬送する半分の時間で病院に連れていくことができ、適切な対応で児童も元気になったそうです。

これぞ、「現場力！」。

さて、この一件な関する青年教師の感想。
「田舎は、一軒一軒は遠く離れていまが心は一つにつながっているんですね。東京は、一軒一軒は隣接していていますが心が離れてしまっています。」
「子ども達は、村民の皆さんの心にふれて一回り大きくなって東京に戻りました。セカンドスクール特にホームステイは本当にすばらしいです。」

このホームステイ方式の土台を作ったのは、阪◇先生とのこと。

皆さん、ご苦労様です。

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イチロー選手 おめでとう！

マリナーズのイチロー選手が、ピート・ローズ選手に記録にならぶ10年連続２００安打を達成したそうです。

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/sports/ichiro/?1285260092

今朝は、早起きをして、というよりも、老化現象？のため目が覚めてっしまって…という方が性格かな…、このイチロー選手の大記録樹立のニュースを見ました。
本当に嬉しいニュースですね。

先日、日本のプロ野球に対して、ピート・ローズ選手が見下したような発言をしていましたね。「日本のプロ野球は、３Ａクラス」と。
確かに、野球はアメリカが本場であり、歴史の差は明確です。

イチロー選手には、ケガに気をつけてもらい、更なる挑戦を応援したいと思います。

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