法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
ZOOM法音道場のご案内
主宰者の《日乗》

親鸞『顕浄土真実教行証文類』音読

2021年11月30日 21時16分13秒 | 日乗

少し前になります。
声明学園の友人が、親鸞さまの『顕浄土真実教行証文類』全文拝読のCDのことを紹介してくれました。

愚禿釈親鸞集
『顕浄土真実教行証文類』全文拝読 (電子版CD-ROM)
拝読者 河村一広師(真宗大谷派僧侶)
編集・発行 仮立舎 大竹 功

文字通り、親鸞さまの『顕浄土真実教行証文類』を拝読した力作です。
総録音時間は、10時間28分程。

以前から、カウンセリング研究会【くりのみ】で、
岩波文庫『教行信証』の音読を積習してきましたので、
大変に嬉しい資料です。

先ずは、このCDーROMから、「御自釈」の部分を編集して、
zoom法音道場のお仲間と一回目の音読が終わりました。

また、先週から、このCD-ROMを、
東本願寺派出版『真宗聖典』による科文にそってPC編集を進めている次第。

新年から、zoom法音道場で、『顕浄土真実教行証文類』の音読を再開する準備です。

計画が決まりましたらご案内させてもらいます。
ぜひご参加ください。

聖教を学ぶには、理屈をこねるより音読が一番です。
音読を通して、親鸞さまのお声の響きをいただくのが大事な学びだと確信しています。 


日本シリーズ ラジオ

2021年11月27日 18時47分50秒 | 日乗

今年の日本シリーズ。
昨年最下位のヤクルトvsオリックス戦が面白そうですね。
マア、後期高齢者のボクの子どもの頃は、スポーツは野球ぐらいでした。
昨今は、ゴルフ・テニス・サッカー、バスケット、バレー、ラグビー・・・等々、
子どもから大人まで、自身のプレーも観戦も盛んです。
ボク自身は、週一回のテニス・スクールで汗を流すのと、
女子ゴルフのTV観戦がスポーツとの接点であります。
プロ野球は全く見なくなりました。

さて、日曜日~木曜日。
東伊豆稲取の生家で過ごしました。
独り生活。
コロナは下火にはなりましたが、田舎の蟄居生活(笑)をエンジョイ。
日中は、農作業&生家の補修&ペンキ塗り。
夜は、地元の魚をいただきながら少々のアルコールです。
生家にはTVがありませんので、雑音を拾うラジオで日本シリーズを聴いた次第。
昔生活に後戻り。

今回の日本シリーズ、投手戦・打撃戦。
なかなか熱戦で面白いです。
第六戦も四回まで、両軍零点。
山本投手と高梨投手の投げ合いです。

スポーツは、ルールがしっかりしていますので、
真の「実力」のぶつかり合い、切磋琢磨の緊張感に集中させられます。

暴言気味?ではありますが昨今の自公政治に一言。
ルール無視の国会運営。
改ざん・隠ぺい・不祥事等々のオンパレード。
自公政治、本当にイケませんなー。

誤解しないでくださいよ!
単純に、ボクは野党支持者というわけではありません。

ボクは、権力の腐敗・暴走を止めるのは、
国民の政治的関心と投票行動だと思っています。

来年の参議院議員選挙。
大事な選挙になりますね。


11月の親鸞とカウンセリング学習会

2021年11月20日 22時35分30秒 | 日乗

本日(20日)午前10時~12時、
11月の【親鸞とカウンセリング】学習会でした。

ご参加は、8名(女性7名 男性1名)でした。

学習会の内容は、以下の通りです。

*『顕浄土真実教行証文類・総序』音読
*『正信偈読誦』
*『正像末和讃 5』~和讃のうたい方の説明~
*井戸端(楽談タイム)
*『顕浄土真実教行証文類 信巻』音読

井戸端で、
参加者のお一人の知り合い家族の事例検討。

研究職の40歳代の息子さんが「うつ病」との由。
大手の専門機関ですので、精神医療のサポートも充実の様子。
精神科医・カウンセラーが対応してくれているそうです。
ただ、東京在住のお母様は、
地方で独身生活をしている息子が心配です。
毎朝、電話を入れている由。
その電話の声かけをお聞きしたところ、
「ちゃんと起きられた?」
「ご飯は食べた?」
「何を食べたの?」
「歯磨きは終わったの?」
etc

お母さんが心配なさるのは分かります。
ただ、その声かけの内容は小学生の子どもに向けての声かけです。
そこで、声かけの内容を、成人した息子に合うようすることをお勧めしました。

具体的には?

皆さんなら、どうしますか?

ボクは、親子間の会話を大人同士のレベルにする。
具体的には、大人同士の時候の挨拶から始めることをお話しました。

 


大谷翔平選手 満票のMVP獲得!

2021年11月19日 22時44分05秒 | 日乗

今朝、アメリカから素晴らしいニュースが飛び込んできました。

大谷翔平選手が、満票でMVPを獲得しました。

MVPは、イチロー選手に続いて日本人二人目ですね。
本当に素晴らしい歴史的な大偉業です。
おめでとうございます。

テレビ・各メディアの報道の中からボクが着目したのは、
投・打・走の実力、人柄はもちろんですが、
アメリカのアスリートの寄付の文化もすばらしいですね。

大谷選手は、
すでに、選手間投票で選ぶ「プレーヤーズ・チョイス・アワード」、
両リーグの年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」、
ア・リーグ最優秀野手「アウトスタンディング・プレーヤー」に選出されています。
その受賞者はその賞金を慈善団体に寄付するのが慣例の由。

大谷選手も、
闘病中の子供やその家族を支援する非営利団体の
「ミラクルズ・フォー・キッズ」に賞金を寄付するそうです。

これからの大谷翔平選手の二刀流の飛躍が楽しみです。


11月のカウンセリング研究会【くりのみ】~親鸞コース~

2021年11月18日 23時27分41秒 | カウンセリング研究会【くりのみ】



11月の【くりのみ会】親鸞コースのご案内です。

◆日時:11月20日(土) 午前10時~12時
◆会場:タワーホール船堀(都営新宿線船堀駅前)
◆内容:『顕浄土真実教行証文類・総序』音読
    『正信偈』 三淘念仏・和讃六首
    井戸端(素直に自己をかたり 素直に他己をきく)
    『顕浄土真実教行証文類・信巻』音読&かたりあい
◆会費:500円

*だれでも参加できる楽しい時空です。


zoom『顕浄土真実教行証文類』学習会

2021年11月17日 22時52分10秒 | zoom法音道場

毎週水曜日の夜、
zoomで『顕浄土真実教行証文類』を読んでいます。
先導役は、井◇さん。
東京大谷声明学園のお仲間です。

今晩は、行巻の龍樹『十住毘婆沙論』四品九文を読みました。

『佛法に無量の門有り、世間の道に難の有り易有り、
陸道の歩行は則ち苦しく、水道の乘船は則ち樂しきが如し。
菩薩の道も亦是くの如し。
或は勤行精進のもの有り、
或いは信方便易行を以て疾く阿惟越致に至る者有り』

「難行道と易行道」
有名な一節です。

zoomのお仲間は、仏教(浄土門)の初心のお方。
『顕浄土真実教行証文類』は、なかなか難しそうです。

学び方のコツとして、
①音読を勧めています。
②好きな一句・一行の各自の選択を勧めています。
③龍樹『十住毘婆娑論』が、
親鸞さまによって『正信偈・龍樹章』としてまとめられている
ところを着目するように助言しています。

今晩のzoomでは、
*歓喜地
*難行の陸路
*易行の水道
の箇所を気づいてもらえたようです。


「廣長舌相(コウチョウゼッソウ)」

2021年11月16日 21時41分16秒 | zoom法音道場

『仏説阿弥陀経』には、
十方の諸仏国の諸仏が、プレゼンしている様子が表現されています。

(漢文)「恆河沙數諸佛、各於其國、出廣長舌相、徧覆三千大千世界、説誠實言」

(現代語訳)ガンジス河の砂の数ほどの数かぎりない諸仏がたがおられ、
それぞれの国でひろく舌相を示して、遍く三千大千世界を覆いて、
誠実の言葉を説いています。

本日のzoom法音道場。
『正像末和讃』をうたった後の【井戸端】。
メンバーのお一人、森◇さんが、毎日新聞(11日朝刊)の『記者の目』を紹介してくれました。

内容は、大阪学芸部の花澤茂人記者による、
「H1法話グランプリ2021」の取材記事。(↑写真)
10月30日、奈良市で、宗派を超えた法話大会が開催された由。
参加者は、8組9名の僧侶の皆さんが出場。
グランプリは、融通念仏宗・大念寺(寝屋川市)の関川和弘(ワコウ)副住職が受賞したそうです。

大会の特別講演の西山厚・帝塚山客員教授は、
「お釈迦様は話すことよりも聴くことを大事にした。
苦しみ悩む人の話を聞き、その人に合った説法をした」と話されたそうです。

森◇さんの体験談。
「昔、中学校の修学旅行で薬師寺に行きました。
その時、髙田好胤貫首の法話を聞きました。
内容は忘れてしまいましたが、
コロナ時代の今、僧侶の法話を聞いてみたいです」。

昨今のデジタル時代。
ネット、SNS、TV、政治家、政党間の発言。
相手を(デイスる)言葉が氾濫にしていますね。

十方諸仏が教える「誠実言(ジョジツノゴン)」を大事にしあいたいものです。


大きな発声は、「身心柔軟」に効果的です。

2021年11月15日 23時27分29秒 | zoom法音道場

新型コロナ禍の中、昨年5月にzoomの勉強をはじめて、
「zoom法音道場」をスタートしました。

これまで、
『歎異抄』音読
『教行信証・御自釈』音読
『浄土和讃』『高僧和讃』をうたう
をお仲間と学びあい。
「井戸端」を楽しみました。

本日、『高僧和讃』が終わり、明日から『正像末和讃』に入ります。

皆さん、門徒さんでもありません。
仏教の初心ですが、ボクが「大谷声明」を教えています。

先ずは、生活の中で「お念仏を大事にしあえる」ところを大事にしています。
また、大きな発声は「身心柔軟」にも効果的です。

オンラインの環境があれば、だれでも参加出来ます。
zoomの招待状を発送します。
ご一緒に『三帖和讃』を学びませんか!


“よびかけ” と “たしかめ”

2021年11月13日 23時04分43秒 | 日乗

法然さまの言葉です。

衆生、仏を礼(ライ)すれば、仏これを見給う。
衆生、仏を唱うれば、仏これを聞き給う。
衆生、仏を念ずれば、仏も衆生を念じ給う。
かるがゆえに阿弥陀仏の三業と行者の三業と、
かれこれひとつなりて、
仏も衆生も親子のごとくなるゆえに、
親縁となづく候(ソウラ)わめ。

*三業・・・身・口・意(カラダ・コトバ・ココロ)

『仏説無量寿経』には、「仏仏相念」の語があります。

先師・五十嵐正美先生は、ヒトとヒトを繋ぐ具体的なてだてとして、
“よびかけ” と “たしかめ” の実践を勧められました。