庭に2株のカラタチバナ(唐橘)に赤い実が成りました。
数年前にたぶんヒヨドリの落とし物から生えました。
毎年万両の実生をたくさん抜いていますが、カラタチバナ
は珍しいので大切にしています。
数年前、年賀状の写真に使いました。
その後1株は移植し、もう1株は先端の枝を折ってしまい、
カラタチバナの赤い実はしばらく成りませんでした。
庭に数年ぶりに赤い実がよみがりました。
万両、千両と対比して100両とも呼ばれますが俗名でしょう。
真鶴の森にカラタチバナが自生していますが、観察ルート
から外れているので観察会で見たことはありません。
ところが先日の観察で高さ約50センチのカラタチバナを
偶然道端で見つけました。
リーダーの話では、万両は野鳥の腹から出た果肉でないと
芽が出ないが、カラタチバナは実から芽が出るそうです。
庭のカラタチバナは3株になり実生から増えたようで、
その話に納得しました。