横浜の今日の気温は1度でここ数日冷え込んでいます。
庭にシソ科のシモバシラがありますが、枯れた茎を
刈らずに残しておきました。
冬急に冷え込むとシモバシラに氷の花ができます。
これは茎の維管束に地中の水が吸い上げられてできる
氷の結晶です。
この氷の結晶を霜柱に見立ててシモバシラの名前が
つきました。
これから寒さがきびしくなりますが、庭のシモバシラは
最初に氷点下に冷え込むときが一番大きく、その後は
水を吸い上げる力がなくなります。
2枚目は昨年の氷の花で今年より大きかったです。
関東では高尾山のシモバシラが知られています。
以前、自然観察グループでシモバシラを見に行きましたが、
暖冬で見られませんでした。
10月はじめに白い目立たない花が咲きます。
夏の暑さにやられて葉が傷んでいます。
それでもこの野草には夏の暑さに耐える生命力が
備わっています。